sendのコアイメージは「相手・目的地へ送り出す」|語順・意味・使い方を例文で解説

sendのコアイメージは相手や目的地へ送り出す

sendは「送る」と訳されますが、送れるものは手紙や荷物だけではありません。メール、情報、人、ボール、さらには人の気持ちや状態まで、さまざまなものをsendできます。

sendのコアイメージは、「人・物・情報を、自分のところから相手・目的地へ向けて送り出す」です。送り手が相手のところまで一緒に行く必要はありません。出発のきっかけを作り、目的地へ向かわせることに焦点があります。

sendのコアイメージは「相手・目的地へ送り出す」

sendには、送り手・送り出されるもの・向かう先という3つの要素があります。実際の文では目的地を省略することもありますが、頭の中には「こちらから、あちらへ」という矢印があります。

I sent the package yesterday.
昨日、その荷物を送りました。

She sent a message to her manager.
彼女はマネジャーへメッセージを送りました。

sendの語順と人を行かせる・物を放つ・状態へ追いやる意味を示す図
sendは、人・物・情報を相手や目的地へ送り出す動詞

sendの活用|send・sent・sent

原形 過去形 過去分詞 現在分詞
send sent sent sending

sendは不規則動詞です。過去形と過去分詞はどちらもsentになります。

I sent her an email this morning.
今朝、彼女にメールを送りました。

Have you sent the document yet?
その書類はもう送りましたか?

sendの基本語順は2つ

1.send+人+物

Send me the file.
そのファイルを私に送ってください。

He sent me a letter of thanks.
彼は私に感謝の手紙を送ってくれました。

「誰に」を先に置き、その後ろに「何を」を置く形です。日常会話では非常によく使われます。

2.send+物+to+人・場所

Send the file to me.
そのファイルを私に送ってください。

I sent the parcel to Europe by airmail.
その小包を航空便でヨーロッパへ送りました。

送る物を先に置き、toで到達先を示します。toは「到達点まで届く矢印」の感覚です。

語順 焦点
send+人+物 受け取る人を早めに示す
send+物+to+人 送る物を先に示す

この語順は第4文型SVOOの解説、toの方向感覚はtoのコアイメージでも詳しく整理しています。

1.手紙・荷物・メール・情報を送る

I’ll send you an email after the meeting.
会議後にメールを送ります。

Could you send me the details?
詳細を送っていただけますか?

Please send a reply by Friday.
金曜日までに返信を送ってください。

現代の会話では、メール・写真・リンク・ファイルなど、デジタル情報を送る場面で特によく使います。

2.人を場所へ行かせる・派遣する

The teacher sent the student home.
先生はその生徒を家へ帰らせました。

The company sent her to London.
会社は彼女をロンドンへ派遣しました。

They sent a technician to fix the machine.
彼らは機械を修理するため技術者を派遣しました。

人を目的地へ送り出すため、「行かせる」「派遣する」「帰らせる」という意味になります。

send someone homeではtoを付けない

homeは「家へ」という方向を表す副詞として使えるため、通常はsend someone homeとします。

She sent me home.
× She sent me to home.

一方、名詞を伴う場所ならtoを使います。

She sent me to the office.
彼女は私をオフィスへ行かせました。

3.ボール・矢・力などを放つ

He sent the ball flying across the field.
彼はボールをフィールドの向こうまで勢いよく飛ばしました。

The impact sent pieces of glass flying.
その衝撃でガラス片が飛び散りました。

何かに力を加え、ある方向へ勢いよく動かす場合にもsendを使います。

send+物+flyingは「物を吹き飛ばす・勢いよく飛ばす」という頻出パターンです。

4.人や物をある状態へ追いやる

The music sent me to sleep.
その音楽を聴いて私は眠りに落ちました。

The news sent stock prices down.
そのニュースで株価が下落しました。

His joke sent everyone into fits of laughter.
彼の冗談で全員が大笑いしました。

目的地が物理的な場所ではなく、睡眠・下落・笑いなどの状態になることがあります。「ある力が人や物をその状態へ送り込む」と考えれば理解できます。

send・give・takeの違い

動詞 コアイメージ
send 相手・目的地へ送り出す send her a package
give 相手の手元・所有へ渡す give her a package
take 話し手側から持っていく take the package to her

sendは郵便・配送・メール・人の派遣など、送り手が目的地まで同行しない場面に合います。giveは受け渡し、takeは自分または誰かが物を持って移動することに焦点があります。

sendを使った句動詞・定型表現

send back:「送り返す・返送する」

The letter was sent back because the address was wrong.
住所が間違っていたため、手紙が返送されました。

send in:「提出する・投稿する」

I sent in my application yesterday.
昨日、申請書を提出しました。

send for:「人を呼びにやる・取り寄せる」

Quick! Send for a doctor.
急いで医者を呼んでください。

自分のところへ来てもらうため、誰か・何かを求めて働きかける表現です。

send off:「送り出す・発送する」

We went to the station to send her off.
私たちは彼女を見送るため駅へ行きました。

I sent off the documents this morning.
今朝、その書類を発送しました。

send away:「遠ざける・追い払う」

The manager sent him away.
マネジャーは彼を立ち去らせました。

awayの「離れていく」方向が加わり、遠くへ送り出す意味になります。

よくある間違い

send to me an emailは通常使わない

基本は次のどちらかです。

  • Send me an email.
  • Send an email to me.

短い代名詞meを使うなら、Send me an email.が特に自然です。

物が代名詞ならsend it to me

送る物をitで表す場合は、send me itではなくsend it to meが自然です。

Please send it to me.
Please send me it.

sendとshipの違い

sendはメール・人・荷物などに広く使える一般語です。shipは、商品や荷物を配送・出荷することに焦点を置きます。

We’ll ship your order tomorrow.
ご注文品は明日発送します。

まとめ

sendのコアイメージは、「人・物・情報を、自分のところから相手・目的地へ向けて送り出す」です。

  • send+人+物:人に物を送る
  • send+物+to+人:物を人へ送る
  • send+人+場所:人を場所へ行かせる
  • send+物+flying:物を勢いよく飛ばす
  • send+人・物+状態:ある状態へ追いやる

「送る」という日本語だけでなく、出発点から到達点へ伸びる矢印を思い浮かべると、sendの意味と語順をまとめて理解できます。

基本動詞をコアイメージで学ぶなら、英語のコア単語まとめへ。sendで使うtoとforを整理したい方は、toとforの違いも参考になります。

実務での使い方は、姉妹サイトb-cafeの英語メールの書き方・フレーズ一覧へ。句動詞全体は句動詞一覧436選で確認できます。

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