withoutのコアイメージは、「本来つながる人・物・状態・手段が付いていない」です。
withoutはwith+outからできた語です。withが人・物・状態・手段を主文へくっつけるのに対し、withoutはそのつながりが外れていることを表します。
しゅみすけ(大山俊輔)
「〜なしで」と訳す前に、何とのつながりが外れているのかを見ましょう。人・属性・道具・動作のどれにも同じイメージが働きます。
withとwithoutの違い|つながっているか、外れているか

- I went to the park with my friend.
友達と一緒に公園へ行きました。 - I went to the park without my friend.
友達を連れずに公園へ行きました。 - I ate the noodles with chopsticks.
箸で麺を食べました。 - I ate the noodles without chopsticks.
箸を使わずに麺を食べました。
without+名詞|人・物・手段がない
- I can’t live without coffee.
コーヒーなしでは生きられません。 - She left without her umbrella.
彼女は傘を持たずに出かけました。 - We completed the work without any help.
助けを借りずに仕事を終えました。 - Don’t go without me.
私を置いて行かないで。
withoutの後ろには名詞・代名詞を置きます。何が付いていないのかを直接示す、もっとも基本的な形です。
without+動名詞|ある動作をしないまま
動作とのつながりを外すときは、without+動詞の-ing形を使います。
- He left without saying goodbye.
彼は別れを告げずに帰りました。 - She answered without thinking.
彼女は考えずに答えました。 - I finished the meeting without asking any questions.
質問せずに会議を終えました。 - He passed the test without studying much.
彼はあまり勉強せずに試験に合格しました。
× without say、× without to sayではなく、前置詞の後ろなのでsayingになります。
withoutでよく使う定型表現
- without fail:必ず、間違いなく
Please call me tomorrow without fail. - without doubt:疑いなく
She is without doubt the best person for the job. - without permission:許可なく
Don’t use this photo without permission. - without warning:予告なく
The train stopped without warning. - without saying a word:一言も言わずに
He walked away without saying a word.
notとwithoutの違い
notは文の動作・状態を否定します。withoutは、主な出来事はそのままに、付いていない人・物・動作を追加説明します。
- I did not leave.
私は帰りませんでした。 - I left without him.
私は彼を連れずに帰りました。
withoutを会話で使う例文
- I went out without my phone.
スマホを持たずに外出しました。 - I can’t start my day without coffee.
コーヒーなしでは一日を始められません。 - She solved the problem without my help.
彼女は私の助けなしで問題を解決しました。 - I ordered without checking the price.
値段を確認せずに注文しました。 - Can we do this without changing the schedule?
予定を変えずにできますか?
まとめ|withoutは「つながりがない」
withoutは単なる「〜なしで」ではありません。主な出来事に本来つながり得る人・物・属性・手段・動作が付いていない状態を描きます。withと対にして覚えると、意味も語順も迷いにくくなります。
ほかの前置詞も一枚のイメージで整理するなら、英語の前置詞一覧へ戻って全体像を確認してください。




[…] withの反対側:人・物・状態・手段とのつながりがない感覚は、withoutのコアイメージとwithとの違いで比較しています。 […]
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