日常英会話でよく使う助動詞12選|距離・確信・圧で使い分ける【しゅみすけ監修】

英語の助動詞を距離・確信・圧で理解するコアイメージ

canは「できる」、willは「〜だろう」、shouldは「〜すべき」と、一語につき一つの日本語訳で覚えていませんか。

助動詞は、出来事そのものを表す動詞ではありません。話し手が、その出来事をどれくらい現実的だと思うか、どれくらい強く望むか、相手にどれくらい圧をかけるかを調整する短い言葉です。

しゅみすけ(大山俊輔)しゅみすけ
(大山俊輔)

助動詞は、英文に気持ちを乗せる音量つまみのようなものです。動詞が同じでも、can・could・will・wouldを替えると、確信や丁寧さが変わります。

この記事では、日常英会話で使いやすい助動詞・準助動詞12個を、依頼・意志・可能性・義務・提案の場面から整理します。体系全体を先に確認したい方は、英語の助動詞とは?コアイメージ一覧をご覧ください。

日常英会話でよく使う助動詞・準助動詞12選

No.助動詞コアの感覚主な働き会話例
1can話し手が可能性を現実的に捉えるできる・あり得るCan you help me?
2couldcanから一歩距離を取る丁寧な依頼・控えめな可能性Could you say that again?
3will話し手の意志・強い見通しするよ・きっと〜だI’ll call you tonight.
4wouldwillから距離を取る丁寧さ・仮定・過去の習慣Would you like some coffee?
5may判断や許可を相手・状況に開く〜かもしれない・〜してよいIt may rain later.
6mightmayよりさらに距離があるひょっとするとI might be late.
7must話し手が強い圧・確信を感じるしなければ・〜に違いないYou must be tired.
8have to外の事情が必要性を作る〜しなければならないI have to leave now.
9should自然な道筋・期待へ向ける〜したほうがよい・〜のはずYou should get some rest.
10shall話し手と相手の意志をすり合わせる〜しましょうかShall we start?
11ought to道理・責任に沿うべきだと見る〜すべきだWe ought to tell her.
12need not必要性がないと示す〜する必要はないYou need not worry.

1.お願いする|can・could・would

依頼では、相手に近いcanから、距離を取るcould・wouldへ移るほど柔らかく聞こえます。

  • Can you open the window?(窓を開けてくれる?)
  • Could you open the window?(窓を開けていただけますか)
  • Would you open the window?(窓を開けていただけますか)

過去形だから過去の意味になるのではありません。couldとwouldは、今の相手から心理的な距離を取り、直接性を弱めています。

2.意志・申し出を伝える|will・would・shall

  • I’ll help you.(手伝います)
  • I’d like some water.(お水をいただきたいです)
  • Shall I carry that?(それを持ちましょうか)
  • Shall we meet at seven?(7時に会いましょうか)

willは単なる未来ではなく、その場で引き受ける意志にも使います。wouldは意志を一歩遠ざけ、would likeで控えめな希望になります。

3.可能性を話す|can・could・may・might

可能性は数字だけで決まりません。話し手が出来事をどれくらい身近で現実的に捉えているかが変わります。

  • It can happen.(そういうことはあり得ます)
  • It could happen.(起こる可能性はあります)
  • She may come later.(彼女はあとで来るかもしれません)
  • She might come later.(ひょっとすると彼女はあとで来るかもしれません)

4.必要・義務を伝える|must・have to・need not

mustは話し手の内側にある強い圧、have toは予定・規則・状況など外側の事情から生まれる必要性として捉えると分かりやすくなります。

  • I must call my mother.(母に電話しなくては、と強く思っています)
  • I have to work tomorrow.(事情があり、明日は働かなければなりません)
  • You need not come early.(早く来る必要はありません)

会話ではdon’t have toもよく使います。need notとの違いはneed notとdon’t have toの違いで確認できます。

5.助言・期待を伝える|should・ought to

  • You should talk to her.(彼女と話したほうがいいです)
  • The train should arrive soon.(電車はもうすぐ着くはずです)
  • We ought to apologize.(私たちは謝るべきです)

shouldの中心は、命令より「自然な道筋・期待」です。そのため助言にも予測にも使えます。ought toは道理・責任に焦点が寄りやすい表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)しゅみすけ
(大山俊輔)

「何と訳すか」より、話し手が現実との距離、確信、相手への圧をどう調整したかを見ると、助動詞が一つの仕組みとしてつながります。

助動詞を使える英語に変える3ステップ

ステップ1.動詞を一つ固定する

まずcomeのような基本動詞を一つ選びます。

ステップ2.助動詞だけを入れ替える

  • She can come.
  • She may come.
  • She might come.
  • She should come.
  • She must come.

出来事は同じでも、可能・推量・期待・義務へと話し手の見方が変化します。

ステップ3.自分の今日に置き換える

  • I can finish this today.
  • I might go out tonight.
  • I have to call the bank.
  • I should get some sleep.

教材の例文を覚えるだけでなく、その日の予定・体調・家族・仕事へ置き換えると会話で取り出しやすくなります。

b-cafe.netの定型表現へ広げる

助動詞は定型表現の中でも活躍します。たとえばIt wouldn’t hurt to …は「〜しても損はない」、need only doは「〜しさえすればよい」という表現です。be:RIZEで助動詞の部品を理解し、b-cafe.netで完成した言い回しへ広げられます。

まとめ|助動詞は話し手の気持ちを調整する

can・could・will・would・may・might・must・have to・should・shall・ought to・need notは、単なる日本語訳の違いではありません。

動詞が出来事を描き、助動詞がその出来事に対する距離・確信・意志・圧を加える。まず一つの動詞を固定し、助動詞だけを替える練習から始めてみてください。

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日常英会話でよく使う接続詞15選|短い文をつないで話を広げる【しゅみすけ監修】 - 聴ける×話せるに特化した英語コーチング|be:RIZE(ビーライズ)

[…] 一文の骨格がまだ不安定なら、先に日常英会話で自分のことを話す英文法10選で短文を作り、その後にこの記事の接続詞を一つ足してください。動詞は日常英会話でよく使う基本動詞30選、助動詞は日常英会話でよく使う助動詞12選から選べます。 […]

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