英会話では、自分が長く話し続けなくても会話を続けられます。短く答えたあとに、How about you? と質問を返せば、相手へ自然にバトンを渡せるからです。
さらに Why is that? や Can you tell me more? を一つ加えると、同じ話題を無理なく深められます。今回は、質問を返して会話を広げる15表現を役割別に整理します。
- 自分への質問を相手へ返す表現
- 相手の意見・理由・経験をさらに聞く表現
- 尋問のようにならず、自然に会話を往復させるコツ
英会話は「答える→返す→深掘りする」で続く
会話を続けようとして、自分の話を長くする必要はありません。まず短く答え、質問を返し、相手の答えから気になった部分を一つだけ深掘りします。

しゅみすけ(大山俊輔)
1. 同じ質問を相手へ返す表現4選
まず覚えたいのは、自分が答えたあと、同じテーマを相手にも尋ねる表現です。
| 表現 | 使い方・ニュアンス | 会話例 |
|---|---|---|
| How about you? | あなたはどう? 最も幅広く使える質問返し | I work from home. How about you? 私は在宅勤務です。あなたは? |
| What about you? | あなたについては? 同じ点を相手に返す | I’m free on Friday. What about you? 私は金曜日なら空いています。あなたは? |
| And you? | あなたは? とても短くカジュアル | I’m from Osaka. And you? 私は大阪出身です。あなたは? |
| How was yours? | あなたの〜はどうだった? 自分の経験を答えた後に返す | My weekend was relaxing. How was yours? 週末はゆっくりできました。あなたはどうでしたか? |
How about you? は人の状態や意見まで広く尋ねられ、What about you? は今話している項目へ焦点を戻す感覚があります。ただし日常会話では重なる場面も多く、まずはどちらか一つを使えれば十分です。
2. 相手の意見を聞く表現4選
正解ではなく、相手の考えや感じ方を知りたいときに使います。
| 表現 | 使い方・ニュアンス | 会話例 |
|---|---|---|
| What do you think? | どう思いますか? 意見を広く聞く | I like the first idea. What do you think? 私は最初の案が好きです。どう思いますか? |
| How do you feel about it? | それをどう感じますか? 気持ちや印象を聞く | How do you feel about the change? その変更をどう感じますか? |
| Do you agree? | 賛成ですか? 賛否を明確に聞く | I think we need more time. Do you agree? もう少し時間が必要だと思います。賛成ですか? |
| What would you do? | あなたならどうしますか? 仮の状況で判断を聞く | What would you do in my situation? 私の立場ならどうしますか? |
Do you agree? は答えがYes / Noに寄りやすいため、話をさらに広げたい場合は続けて Why? や What makes you think so? を使います。
3. 理由・経緯を詳しく聞く表現4選
相手の答えに興味を示し、その背景をもう少し聞く表現です。
| 表現 | 使い方・ニュアンス | 会話例 |
|---|---|---|
| Why is that? | それはなぜですか? 直前の答えの理由を聞く | I prefer working at night. — Why is that? 夜働く方が好きです。— それはなぜですか? |
| What happened next? | そのあとどうなりましたか? 出来事の続きを聞く | You missed the train? What happened next? 電車に乗り遅れたんですか? そのあとどうなりました? |
| How did that happen? | どうしてそうなったの? 経緯や原因を聞く | You met her in Paris? How did that happen? パリで彼女に会ったんですか? どうしてそうなったんですか? |
| Can you tell me more? | もう少し教えてもらえますか? 相手に説明範囲を委ねる | That sounds interesting. Can you tell me more? 面白そうですね。もう少し教えてもらえますか? |
Why? だけだと場面によっては強く響きます。Why is that? や Can you tell me more? にすると、興味を示す柔らかい質問になります。
4. 経験・感想・次の行動へ広げる表現3選
旅行・食事・映画・仕事など、相手が体験を話した後に使いやすい質問です。
| 表現 | 使い方・ニュアンス | 会話例 |
|---|---|---|
| What was it like? | どんな感じでしたか? 全体的な印象を聞く | You studied abroad? What was it like? 留学したんですか? どんな感じでした? |
| What did you like most? | 何が一番よかったですか? 好きだった点へ焦点を当てる | What did you like most about the trip? 旅行では何が一番よかったですか? |
| Would you do it again? | またやりたいですか? 経験の評価と今後を聞く | Would you take that class again? その授業をもう一度受けたいですか? |
旅行中の雑談で使う具体的な質問例は、b-cafe.netの海外旅行中の雑談英語にもまとめられています。
しゅみすけ(大山俊輔)
質問返しを自然にする3つのコツ
1. 先に自分も一文答える
I like cooking. How about you? のように、自分の情報を一つ出してから返します。いきなり質問だけを続けるより、会話が対等になります。
2. 相づちを挟んでから深掘りする
Really? / That’s interesting. / I see. のような短い反応を挟みます。使える反応は日常英会話の短い返事・相づち20選で確認できます。
3. 答えに含まれた一語を拾う
相手が I went to Kyoto. と言ったら、Kyotoを拾って What did you like most? と尋ねます。あらかじめ質問を大量に暗記するより、直前の答えから一語拾う方が自然です。
初心者がまず覚えたい5表現
- 同じ質問を返す:How about you?
- 意見を聞く:What do you think?
- 理由を聞く:Why is that?
- 続きを聞く:What happened next?
- 詳しく聞く:Can you tell me more?
質問の組み立て自体に迷う場合は、日常英会話でよく使う疑問詞12選へ戻ると、知りたい情報から質問を選べます。
練習法|一つの答えに一つ質問を足す
オンライン英会話や独り言練習では、答えだけで終わらず、必ず一つ質問を足してみましょう。
- I had a busy weekend. How about you?
- I prefer the first plan. What do you think?
- That sounds interesting. Can you tell me more?
フリートーク全体の準備方法は、オンライン英会話のフリートークで何も話せないときの準備方法も参考にしてください。
まとめ|長く話すより、ボールを一度返そう
英会話を続けるために、自分一人で話題を背負う必要はありません。短く答えて How about you? と返し、相手の答えへ Why is that? を一つ足せば、会話は自然に往復します。
まずは今日、質問に答えたあとへ How about you? を付けるところから始めてみてください。




