中学英文法を学び直そうとして、参考書の最初から全部やり直すべきか迷っていませんか。中学3年間には多くの文法単元がありますが、英会話のためにすべてを同じ順番・同じ深さで学ぶ必要はありません。
大人の学び直しでは、まず短い一文の骨格を作り、否定・質問・時間を切り替え、その後に情報を足していく方が会話につながります。この記事では、中1・中2・中3の英文法を一覧にしながら、be:RIZE独自の会話で使う優先度とおすすめの学習順を示します。
このページの役割
中学英文法を全部同じ深さで覚えるためのチェックリストではなく、「何を先に使えるようにし、何を後から足すか」を決める全体地図です。
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しゅみすけ
中学英文法は単元一覧として覚えるより、まずS+Vの骨格から組み立てると全部つながるで。

中学英文法の学び直しは「学年順」より「文を作る順」
学校では学年と教科書の順に単元を学びます。しかし、会話では各単元が別々に現れるわけではありません。主語と動詞で骨格を作り、時間を置き、必要に応じて説明や気持ちを足します。
- 骨格を作る:主語+動詞、be動詞と一般動詞、5文型
- 文を切り替える:肯定・否定・疑問、疑問詞、時制
- 一文を広げる:進行形、助動詞、不定詞、動名詞、接続詞
- 視点と説明を増やす:比較、受動態、完了形、関係代名詞、分詞
「中学英語のどこまで戻るべきか」を先に判断したい方は、中学英語からやり直す社会人はどこまで戻ればいい?をご覧ください。会話に必要な最低限だけを確認したい方は、大人初心者が短い一文を作る5つのコア文法が入口になります。
【結論】大人が先に学び直したい中学英文法12項目
時間が限られているなら、まず次の12項目を順に使えるようにしましょう。ここまでで、自己紹介・日常・仕事・予定・希望・質問の短い会話をかなり作れます。
| 順番 | 単元 | できるようになること |
|---|---|---|
| 1 | 主語+動詞 | 誰が+どうする/どんな状態を言う |
| 2 | be動詞と一般動詞 | 状態と動きを分ける |
| 3 | 代名詞 | I・my・me・mineを役割で選ぶ |
| 4 | 5文型 | 文の骨格と動詞の後ろを決める |
| 5 | 肯定・否定・疑問 | 言う・否定する・尋ねるを切り替える |
| 6 | 現在・過去・未来 | 出来事を時間軸に置く |
| 7 | 疑問詞 | 知りたい情報を尋ねる |
| 8 | 現在進行形 | 今まさに途中の動きを伝える |
| 9 | 助動詞 | 可能・意志・義務・推量を加える |
| 10 | to不定詞 | 目的・希望・予定を足す |
| 11 | 動名詞 | 行為を一つの話題として置く |
| 12 | 接続詞 | 理由・条件・対比をつないで話す |
中学英文法一覧|中1・中2・中3の主要単元
学年区分は一般的な目安です。教科書や学習指導の順によって前後することがあります。ここでは全体像をつかむために、中1・中2・中3へ分けています。
中学1年生の英文法一覧|短い一文の土台を作る
中1文法は、簡単だから飛ばす場所ではありません。英会話で最も頻繁に使う「短い一文のOS」が集まっています。大人の学び直しでは最優先です。
| 単元 | 会話優先度 | 役割・解説 |
|---|---|---|
| be動詞 | 最優先 | 人・物を場所や状態へ置く |
| 一般動詞 | 最優先 | 動き・行為・認識を伝える |
| 代名詞 | 最優先 | 共有できている人・物を小さな言葉で受ける |
| 肯定文・否定文・疑問文 | 最優先 | +・−・?のスイッチを切り替える |
| 疑問詞 | 最優先 | what・who・whereなどで情報を尋ねる |
| 現在形・過去形・未来表現 | 最優先 | 出来事を時間軸へ置く |
| 現在進行形 | 最優先 | 今、途中にある動きを見せる |
| canなどの助動詞 | 最優先 | できる・してよい・可能性を添える |
| 冠詞a・the | 次に学ぶ | 名詞を一つに切り出す/共通の焦点を作る |
| 名詞の単数・複数、可算・不可算 | 次に学ぶ | 一つ・複数・量としての見せ方を選ぶ |
| 命令文 | 次に学ぶ | 主語youを表に出さず、行動を直接渡す |
| There is・There are | 次に学ぶ | 新しい存在を場面へ登場させる |
特にI am workやDo you busyのような混乱がある場合は、学年を先へ進めるより、be動詞と一般動詞の違いへ戻る方が早道です。中1文法は「知っているか」ではなく、2〜5秒で短い文にできるかを確認しましょう。
中学2年生の英文法一覧|短い文へ情報を足す
中2では、動作の途中、気持ちや判断、二つの行為、理由や条件などを一文へ足せるようになります。会話の表現力が大きく広がる段階です。
| 単元 | 会話優先度 | 役割・解説 |
|---|---|---|
| 過去進行形 | 最優先 | 過去の途中の場面を開く |
| must・should・mayなど | 最優先 | 義務・助言・推量・許可を加える |
| to不定詞 | 最優先 | 目的・希望・名詞の説明を未来方向へ足す |
| 動名詞 | 最優先 | 行為をまとまりとして話題にする |
| 接続詞 | 最優先 | and・but・because・ifで文をつなぐ |
| 比較級・最上級 | 次に学ぶ | 基準との距離を比べる |
| 受動態 | 次に学ぶ | する側から、される側へ視点を移す |
| 第4文型SVOO | 次に学ぶ | 人に、物・情報を渡す |
| 第5文型SVOC | 次に学ぶ | 対象をある状態として捉える/その状態にする |
進行形・助動詞・to不定詞・接続詞をまとめて学ぶ場合は、英会話で次に学ぶ英文法|短い一文を広げるが中間ハブになります。
中学3年生の英文法一覧|時間と名詞の説明を深くする
中3文法では、過去から今へのつながりや、名詞を後ろから詳しく説明する力を身につけます。理解には中1・中2の骨格が必要ですが、会話でも現在完了形や関係代名詞はよく使われます。
| 単元 | 会話優先度 | 役割・解説 |
|---|---|---|
| 現在完了形 | 最優先 | 過去の出来事を今へつなげる |
| 関係代名詞 | 次に学ぶ | 名詞の後ろから説明を足す |
| 現在分詞・過去分詞 | 次に学ぶ | 動いている姿/動作を受けた後の姿で名詞を説明する |
| 間接疑問文 | 必要になったら | 質問を文の部品として置く |
| 仮定法 | 必要になったら | 現実から距離を取り、想像・願望を表す |
分詞構文や過去完了、仮定法過去完了などは、中学英語の骨格が自動化してからでも遅くありません。難しい英文法が必要になったときは、英会話のラスボス英文法一覧を案内役にできます。
一覧にあっても、最初から深く学ばなくてよい単元
学校文法では、一つの単元の中に細かな分類や例外があります。しかし、英会話の入口で分類名と例外を全部覚えると、文を作る処理が重くなります。
- 冠詞・可算名詞の例外を単語ごとに完全暗記する
- 不規則動詞を一度に大量暗記する
- 不定詞の3用法を毎回ラベル判定する
- 関係代名詞の目的格・所有格・制限用法を最初から全部分類する
- 仮定法や分詞構文を、短い一文より先に学ぶ
分類を知らなくてよいのではありません。まず意味と語順を使えるようにし、その後で必要な分類名を付ける順番が大切です。
中学英文法を学び直す4段階
第1段階:3つの基本骨格を口から出す
最初はSV・SVC・SVOを使い、I work. / I am busy. / I like coffee.のような短い文を作ります。第4・第5文型は、その3つを使えるようにしてから広げれば大丈夫です。
第2段階:同じ一文を+・−・?と時間で動かす
I work here.を、I don’t work here. / Do you work here? / I worked here.へ動かします。一文を作り直すのではなく、骨格にスイッチと時間軸を付けます。
第3段階:助動詞・不定詞・接続詞で情報を足す
I can work here. / I want to work here. / I work here because … のように、一つの骨格へ気持ち・方向・理由を追加します。
第4段階:受動態・完了形・関係代名詞で視点を広げる
The plan was changed. / I have worked here for three years. / the person who helped me のように、対象側から見る、過去と今をつなぐ、名詞を後ろから説明する処理へ進みます。
英文法は、単元を横に並べて全部覚えるものではありません。短い骨格を作り、その骨格へ一つずつ機能を追加する道具箱です。
しゅみすけ(大山俊輔)
学び直しで「分かったのに話せない」を防ぐ練習法
- 一つの文法につき、自分について話す例文を3つ作る
- 同じ主語・動詞を使い、肯定・否定・疑問へ切り替える
- 現在・過去・未来の3点へ置き直す
- 翌日は日本語全文を見ず、場面だけを思い出して話す
- 一週間後に別の文法と組み合わせる
たとえば現在完了形を学んだら、用法名を4つ唱えるだけでなく、I have lived in Tokyo for ten years.のような自分の一文を作ります。その一文を質問にしたり、過去形と比べたりすることで、知識が会話の手順へ変わります。
未カバー単元は親記事を受け皿にして順次追加する
現時点でbe:RIZEには、文の骨格・時制・助動詞・不定詞・動名詞・比較・完了形・関係詞・仮定法まで、主要な解説がそろっています。一方、命令文、名詞の複数形、基本の分詞、感嘆文は、この親記事で要点を受け止めつつ、検索ニーズと会話での有用性を見ながら個別記事を追加します。
新しい子記事を作ったときはこの一覧からリンクし、子記事からもこのページへ戻します。これにより、読者は一つの単元だけを読んでも、中学英文法全体のどこにいるかを見失いません。
まとめ|中学英文法一覧は「全部やる表」ではなく現在地を知る地図
- 中学英文法は、学年順より「文を作る順」で学び直す
- 最初は主語+動詞、be動詞と一般動詞、肯定・否定・疑問、時制を優先する
- 次に進行形・助動詞・不定詞・動名詞・接続詞で一文を広げる
- 比較・受動態・現在完了形・関係代名詞は、骨格の後に足す
- すべての分類と例外を、最初から同じ深さで暗記しない
- 個別記事を読み、自分の短い一文へ変えて練習する
まずは一覧の最初から全部読むのではなく、今の自分が短い一文を作るときに止まる場所を一つ選んでください。現在地を詳しく診断したい場合は、中学英語からやり直す社会人はどこまで戻ればいい?へ進みましょう。
よくある質問
Q. 中学英文法にはどんな単元がありますか?
be動詞・一般動詞・代名詞・肯定否定疑問・時制・進行形・助動詞・不定詞・動名詞・接続詞・比較・受動態・現在完了形・関係代名詞・分詞などがあります。学年や教科書によって学ぶ順番は多少異なります。
Q. 大人は中学英文法を最初から全部やり直すべきですか?
全部を同じ深さでやり直す必要はありません。まず主語+動詞、be動詞と一般動詞、肯定・否定・疑問、現在・過去・未来を確認し、止まる単元から戻るのが効率的です。
Q. 中学英文法だけで英会話はできますか?
日常や仕事の基本的な会話に必要な骨格の多くは中学英文法で作れます。ただし、知識として理解するだけでなく、自分の場面で短い文を繰り返し作り、口から出せる状態にする必要があります。
Q. 中学英文法を学ぶおすすめの順番は?
主語+動詞と3つの基本骨格、be動詞と一般動詞、肯定・否定・疑問、時制、疑問詞、進行形、助動詞、不定詞、動名詞、接続詞の順がおすすめです。その後、比較・受動態・完了形・関係代名詞へ進みます。
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中学英文法の次に学ぶ単元と優先度は、高校英文法一覧|大人が学び直す重要単元とおすすめ順で確認できます。



