日常英会話でよく使う前置詞20選|位置・時間・方向をイメージで理解【しゅみすけ監修】

英語の前置詞一覧を場所・方向・関係・上下のコアイメージで整理した図解

英語の前置詞を、inは「〜の中に」、onは「〜の上に」、atは「〜で」と、日本語訳で覚えていませんか。

前置詞は、名詞の前に置いて、人・物・時間・出来事がどこにあり、どちらへ向かい、何とつながっているかを示す言葉です。訳語よりも位置関係を思い浮かべると、日常会話で使いやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)しゅみすけ
(大山俊輔)

前置詞は日本語の助詞と一対一で対応しません。先に英語の景色を置き、その位置・方向・関係を前置詞で示すと考えてみてください。

この記事では、日常英会話で使い回しやすい前置詞20語を、場所・移動・時間・人や物との関係に整理します。体系全体を確認する場合は、英語の前置詞一覧をご覧ください。

日常英会話でよく使う前置詞20選

No.前置詞コアの感覚よく使う場面自分で使う一文
1in境界の内側場所・月・年I’m in the kitchen.
2on面への接触曜日・日付・作動中Your keys are on the table.
3at一点を指す時刻・場所の一点I’ll meet you at the station.
4to到達点への矢印行き先・相手I’m going to work.
5for目的へ向く目的・期間・相手のためThis is for you.
6from起点から離れる出発点・出身・情報源I’m from Osaka.
7of一部として結びつく所属・中身・性質Can I have a cup of tea?
8with一緒・付帯人と一緒・道具・特徴I’m having lunch with Emi.
9byそば・経路・期限交通手段・方法・締切I usually go by train.
10about対象とその周辺話題・およその数We talked about work.
11under影響が及ぶ下の範囲位置・条件・圧力The bag is under the chair.
12over上から覆う・越える位置・移動・期間She put a blanket over me.
13between二者・複数を個別に結ぶ間位置・選択・関係Choose between tea and coffee.
14among集団の中に混ざるグループ内の位置・共有She was among friends.
15before基準より前時間・順番I exercise before breakfast.
16after基準の後を追う時間・順番Let’s talk after dinner.
17during期間の内側出来事の最中I fell asleep during the movie.
18through内部を通り抜ける場所・期間・手段We walked through the park.
19into外から中へ入り込む方向・変化She walked into the room.
20withoutつながり・同伴がない欠如・〜せずにI can’t sleep without music.

1.今いる場所を話す|in・on・at・under・over・between・among

場所を話すときは、対象をどの大きさで見ているかが重要です。inは境界の内側、onは面との接触、atは地図上の一点のように場所を捉えます。

  • I’m in the living room.(リビングにいます)
  • My phone is on the sofa.(携帯はソファの上です)
  • Emi is at work.(恵美子は職場です)
  • The cat is under the table.(猫はテーブルの下です)
  • The picture is between the windows.(絵は窓と窓の間です)

in・on・atで迷う場合は、場所を表すin・on・atの違いで、空間・面・点の見方を確認できます。

2.移動と方向を話す|to・from・through・into

toは到達点への矢印、fromは出発点、throughは内部を通り抜ける道筋、intoは外から中へ入る変化です。

  • I’m going to the gym.(ジムへ行きます)
  • I just got back from work.(仕事から戻ったところです)
  • We drove through the city.(街の中を車で通りました)
  • He ran into the house.(彼は家の中へ駆け込みました)

3.時間と一日の流れを話す|at・on・in・before・after・during・by

時刻は一点のat、曜日・日付はカレンダー面のon、月・年・時間帯は期間の内側に置くinが基本です。

  • I get up at seven.(7時に起きます)
  • I work on Mondays.(月曜日は働きます)
  • I exercise in the morning.(朝に運動します)
  • I take a shower before breakfast.(朝食前にシャワーを浴びます)
  • I read after dinner.(夕食後に本を読みます)
  • Please call me by six.(6時までに電話してください)

時刻・曜日・月の使い分けは、時間・日付を表すin・on・atの違いで詳しく解説しています。

4.人・物・目的との関係を話す|for・of・with・by・about・without

日常会話では、何をしたかだけでなく、誰と、何のために、何について、どんな方法で行ったかを伝えます。

  • I made dinner for my family.(家族のために夕食を作りました)
  • I’d like a glass of water.(水を一杯いただきたいです)
  • I went shopping with my friend.(友人と買い物へ行きました)
  • I paid by card.(カードで支払いました)
  • We talked about the trip.(旅行について話しました)
  • I went out without an umbrella.(傘を持たずに外出しました)
しゅみすけ(大山俊輔)しゅみすけ
(大山俊輔)

前置詞を選ぶときは、まず日本語の「に・で・と」を忘れ、頭の中で位置関係を一枚の絵にしてみてください。

前置詞20語を使える英語に変える練習

ステップ1.朝から夜までの出来事を5つ書く

  • 起きる時刻
  • 午前中にいる場所
  • 移動先と交通手段
  • 一緒に過ごす人
  • 夕食後にすること

ステップ2.前置詞を含む短い一文にする

  • I get up at seven.
  • I work in Shibuya.
  • I go to work by train.
  • I have lunch with my coworkers.
  • I watch TV after dinner.

ステップ3.場所・時間・人を差し替える

一文を暗記するより、at sevenをat eightへ、in Shibuyaをat homeへ、with my coworkersをwith my wifeへ差し替えるほうが、前置詞の関係を身につけやすくなります。

b-cafe.netの句動詞・英語の語順へ広げる

前置詞・副詞は基本動詞と結びつくと、get up・go out・put on・look forなどの句動詞になります。仕組みは句動詞とは?基本動詞+前置詞をコアイメージで理解する方法、完成した表現は日常会話でよく使う句動詞30選で確認できます。

また、日本語の助詞との違いから理解したい方は、b-cafe.netの英語はなぜ前置詞を名詞の前に置く?も参考になります。

まとめ|前置詞は人・物・時間の関係を描く

日常英会話で前置詞を使うとき、日本語訳を一つに固定する必要はありません。場所では境界・面・点、移動では起点と到達点、時間では一点と期間、人間関係では目的・同伴・話題を描きます。

まず自分の一日を5文で書き、それぞれの前置詞がどんな位置・方向・つながりを示しているか確認する。そこから前置詞は暗記項目ではなく、英語の景色を組み立てる道具になります。

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