be going toの意味・使い方|「未来」ではないコアイメージを例文で解説

be going toのコアイメージ|もうその流れに乗っている

「be going toは未来を表す表現」と覚えているものの、会話になるとwillとどちらを使えばよいのか迷う。そんな方は多いのではないでしょうか。

学校では、I will visit Kyoto.I’m going to visit Kyoto. をほぼ同じ「京都を訪れるつもりです」と習うことがあります。しかし、英語を使う人の頭の中では、見えている風景が少し違います。

be going toのコアイメージは、「すでにある流れが、そのまま未来へ進んでいる」こと。予定なら、話す前から計画が存在しています。予測なら、今すでに見えている根拠が未来の結果へ向かっています。

この記事では、be going toを日本語訳の暗記ではなく、ひとつの流れとして整理します。

この記事の結論

be going toは「単なる未来」ではありません。すでに計画・兆候・原因があり、その流れの先に未来が見えているときに使う表現です。

be going toのコアイメージは「もう、その流れに乗ってる」

be going toを構成する語を、そのまま眺めてみましょう。

  • be:ある状態にいる
  • going:進んでいる
  • to:到達点へ向かう

つまり、be going toは「ある未来の到達点へ向かって、すでに進んでいる状態」です。まだ結果には到着していませんが、ゼロ地点で考え始めたわけでもありません。すでに道があり、本人や状況がその道に乗っています。

たとえば、旅行の日程を決め、ホテルを予約し、スーツケースまで用意している人がいるとします。その人が言う I’m going to travel to Hokkaido. は、「今この瞬間に旅行を思いついた」ではありません。旅行へ向かう流れが、現在の中にすでに存在しているのです。

be going toの予定と根拠のある予測を示す図解
be going toは、今ある計画や根拠から未来へ続く流れを表します。

be going toの2つの使い方は、同じイメージでつながる

文法書では、be going toの使い方を大きく「予定」と「予測」に分けます。一見すると別の用法に見えますが、コアイメージは同じです。

1.前から決めていた予定・意図

I’m going to study English tonight.
今夜、英語を勉強する予定です。

この文には、話す前から「今夜は英語を勉強しよう」という計画があります。教材を机に置いた、学習時間を確保した、カレンダーに予定を入れたなど、程度の差はあっても、すでにその方向へ進む流れがあるわけです。

She’s going to start a new job next month.
彼女は来月、新しい仕事を始める予定です。

就職先が決まり、開始日も見えている。未来の出来事ですが、その起点は現在にあります。

We’re going to have dinner with our clients on Friday.
金曜日に取引先と夕食をとる予定です。

約束や日程がすでに組まれているため、be going toが自然です。

2.今ある根拠にもとづく予測

Look at those clouds. It’s going to rain.
あの雲を見て。雨が降りそうです。

空には黒い雲が広がっています。話し手は、今ある兆候から「この流れなら雨になる」と未来を見ています。単なる勘ではなく、未来につながる原因がすでに現在にあるのがポイントです。

Be careful! You’re going to drop it.
気をつけて!それ、落としそうだよ。

持ち方が不安定で、今にも手から滑りそうになっている。その現在の状態が、落とすという結果へ続いています。

The company is going to lose money this year.
その会社は今年、損失を出しそうです。

売上の減少やコストの増加など、現在の数字から見えている流れを述べるなら、be going toが合います。

つまり「予定」と「予測」を別々に暗記する必要はありません。すでに未来へ向かう線が現在に引かれている。これが共通点です。

be going toとwillは何が違う?

ここは多くの学習者が迷うところです。まずは大きな感覚の違いを整理しましょう。

表現 中心の感覚 典型的な場面
will 今、意志の矢を放つ/そうなると判断する その場の決定、申し出、一般的な予測
be going to すでにある流れが未来へ進む 前からの予定、現在の根拠がある予測

A: The phone is ringing.
B: I’ll get it.
電話が鳴っているね。——私が出るよ。

この場で「私が出る」と決めたので、willが自然です。

I’m going to call Ken tonight.
今夜、ケンに電話する予定です。

こちらは、話す前から電話することを考えていました。そのためbe going toが自然です。

ただし、実際の会話では文脈や話し手の捉え方によって両方が可能な場面もあります。「前からなら必ずbe going to、その場なら例外なくwill」と機械的に仕分けるより、話し手が未来を“今放つ意志”として見るか、“すでに進んでいる流れ”として見るかを感じるほうが実用的です。

willそのものの感覚は、willのコアイメージを解説した記事で詳しく扱っています。次の記事では、willとbe going toの違いを場面別にさらに掘り下げます。

be going toの基本形・否定文・疑問文

be going toは、主語に合わせてbe動詞を変え、その後ろに動詞の原形を置きます。

  • I am going to study.
  • She is going to study.
  • They are going to study.

否定するときはbe動詞の後ろにnotを置きます。

I’m not going to buy it.
それを買うつもりはありません。

He isn’t going to join us.
彼は参加しない予定です。

疑問文では、be動詞を主語の前へ出します。

Are you going to apply for the job?
その仕事に応募する予定ですか。

Is she going to come with us?
彼女も一緒に来る予定ですか。

返答は Yes, I am. / No, I’m not. のようにbe動詞で受けます。Yes, I do. ではない点に注意しましょう。

was / were going toは「するつもりだった」

be動詞を過去形にすると、過去の時点ですでに存在していた予定や意図を表せます。

I was going to call you.
あなたに電話するつもりでした。

この文だけでは、実際に電話したかどうかは確定しません。ただ、会話ではしばしば「電話するつもりだったけれど、できなかった」という未実現の含みで使われます。

We were going to go out, but it started raining.
出かけるつもりでしたが、雨が降り始めました。

過去には外出へ向かう流れがあったものの、but以下の出来事によって流れが止まった、と捉えると分かりやすいでしょう。

会話で聞こえるgonnaとは?

日常会話や映画では、going toがつながってgonnaのように聞こえることがあります。

I’m gonna tell you something.
ちょっと話したいことがあります。

gonnaはくだけた発音を文字で表した形です。会話、歌詞、カジュアルなメッセージではよく見かけますが、ビジネスメールや正式な文章ではgoing toと書くのが基本です。

また、gonnaの後ろには動詞の原形が続きます。移動を表す通常のgoまで何でもgonnaにできるわけではありません。

  • I’m going to study.I’m gonna study.(予定)
  • I’m going to Tokyo.(東京へ向かっている/行く)

後者のgoing to Tokyoではtoの後ろが場所です。これは「be going to+動詞」の準助動詞とは構造が違うため、単純に I’m gonna Tokyo. とはできません。

現在進行形による未来との違い

I’m going to meet Sarah tomorrow.I’m meeting Sarah tomorrow. は、どちらも未来の予定を表せます。

be going toは「その予定へ向かう流れがある」ことに焦点があります。一方、現在進行形は、日時や相手との約束などがより具体的に手配され、予定が現実のスケジュールとして動いている感覚になりやすい表現です。

  • I’m going to visit Osaka someday.:大阪へ行く意図・計画がある
  • I’m visiting Osaka this Friday.:今週金曜日の具体的な予定として組まれている

ここにも絶対的な境界線があるわけではありません。まずはbe going toを「現在から未来へ続く流れ」として使えるようにし、慣れてから予定の具体性による表現の違いを増やしていけば十分です。

be going toを会話で使う練習

be going toは、自分の生活にある「すでに始まっている流れ」を英語にすると定着しやすくなります。

  • 今日の予定:I’m going to cook dinner tonight.
  • 週末の予定:We’re going to visit my parents this weekend.
  • 仕事上の計画:I’m going to prepare the report tomorrow.
  • 目の前の兆候:That glass is going to fall.
  • 進行中の変化:Prices are going to rise again.

日本語を一語ずつ英訳するのではなく、「いま、どんな流れがすでにある?」と考えてみてください。予定表、準備、目に見える兆候、進行中の変化を先に思い浮かべると、be going toが出やすくなります。

動画で助動詞・準助動詞をまとめて理解する

be going toは単独で暗記するより、will、have to、be able to、be about toなどと並べると立ち位置が見えやすくなります。

この動画で詳しく解説しているしゅみすけ(大山俊輔)は、be:RIZEで英語コーチングも担当しています。知識を増やしても会話で取り出せない、何をどの順番で練習すべきか整理したいという方は、面談前に知っておきたい英語コーチングの考え方も参考にしてみてください。無理にコーチングを選ぶ必要はありませんが、自分の現在地と目的を一度整理すると、独学で進める場合にも学習の焦点が見えやすくなります。

よくある質問

be going toは未来形ですか?

未来を表す代表的な表現ですが、英語の動詞に「未来形」という独立した活用形があるわけではありません。be going toは、現在にある計画・兆候・流れから未来を表す表現と考えると理解しやすくなります。

willとbe going toは置き換えられますか?

大まかな未来の内容は近くなることがありますが、常に同じではありません。willはその場の決定や話し手の判断、be going toは前からの計画や現在の根拠を示すのが典型です。

be going to goという言い方は正しいですか?

正しい表現です。I’m going to go home.で「家に帰るつもりです」と言えます。ただし会話では、文脈によって I’m going home. のように現在進行形を使うこともよくあります。

be going toの後ろは何形ですか?

動詞の原形です。going to studyingではなく、going to studyとなります。

まとめ|be going toは現在から未来へ続く流れ

be going toの中心にあるのは、「〜するつもり」「〜しそう」という二つの日本語訳ではありません。

  • 前から決まっている予定が、未来へ進んでいる
  • 今ある兆候や原因が、未来の結果へ進んでいる
  • どちらも「もう、その流れに乗っている」

この一本のイメージを持てば、予定と予測を別々に暗記する必要がなくなります。

助動詞・準助動詞を全体から整理したい方は、英語の助動詞コアイメージ一覧もあわせてご覧ください。be going toを見たら、カレンダーや黒い雲から未来へ続く道を思い浮かべてみてください。「もう、その流れに乗ってる」——これがbe going toです。

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