英会話の途中で別の話をしたくなっても、「急に変えたら失礼かな」と迷うことがあります。
英語では、話題を変えること自体よりも、新しい話題なのか、今の話から連想した話なのか、元の話へ戻るのかを一言で示すことが大切です。そこで役立つのが By the way、Speaking of…、Anyway などの話題転換表現です。
- 英会話で話題を自然に変える15表現
- 新しい話題・関連話題・元の話へ戻る表現の違い
- 唐突・失礼に聞こえにくい会話のつなぎ方
英会話の話題転換は4種類で考える
話題を変える表現は、すべて同じではありません。まず「何をしたいのか」を次の4種類から選ぶと、表現を決めやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)
新しい話題へ切り替える表現
1. By the way, …
意味:ところで/そういえば
今の話と直接関係しない新しい話題を出す定番表現です。
例:By the way, have you seen the new café near the station?
ところで、駅の近くの新しいカフェに行ったことある?
By the wayとAnyway・Speaking ofの違いも確認しておくと、使い分けが明確になります。
2. On another note, …
意味:別の話ですが
話題をはっきり切り替える少し整った表現です。仕事の会話やメールでも使えます。
例:On another note, how is the new project going?
別の話ですが、新しいプロジェクトはどうですか?
3. Before I forget, …
意味:忘れないうちに
伝えておくべきことを思い出し、一時的に話題を変えるときに自然です。
例:Before I forget, thank you for sending the file.
忘れないうちに、ファイルを送ってくれてありがとう。
4. I know this is a bit random, but …
意味:ちょっと唐突なんだけど
脈絡のない質問や話題を、柔らかく持ち出せます。
例:I know this is a bit random, but do you like jazz?
ちょっと唐突なんだけど、ジャズは好き?
今の話から関連話題へ広げる表現
5. Speaking of …, …
意味:〜といえば
相手が出した言葉を受け、そこから連想した話へ移ります。Speaking of + 名詞の形が基本です。
例:Speaking of travel, are you going anywhere this summer?
旅行といえば、この夏どこかへ行くの?
6. That reminds me, …
意味:それで思い出した
直前の内容がきっかけで何かを思い出したときに使います。
例:That reminds me, I need to call Emma tonight.
それで思い出した。今夜エマに電話しないと。
remindの考え方は、b-cafe.netの「連想する」の英語表現でも掘り下げています。
7. That brings me to …
意味:そこから〜の話につながります
説明やプレゼンで、前の話を次の論点につなぐ表現です。
例:That brings me to my next question.
そこから次の質問につながります。
8. While we’re on the subject, …
意味:その話が出たついでに
同じテーマに関係する用件を追加したいときに使います。
例:While we’re on the subject, can we decide the date today?
その話が出たついでに、今日、日程も決められますか?
元の話へ戻す表現
9. Anyway, …
意味:ともかく/それはさておき
寄り道した話を終え、元の流れに戻したり、会話を前へ進めたりします。単なる「ところで」とは働きが違います。
例:Anyway, what were you saying about your new job?
それはさておき、新しい仕事について何を話してたんだっけ?
10. Going back to …, …
意味:〜の話に戻ると
戻る話題を明示する、分かりやすく実用的な表現です。
例:Going back to our travel plans, which hotel do you prefer?
旅行計画の話に戻ると、どのホテルがいい?
11. Back to what you were saying, …
意味:さっき話していたことに戻ると
相手の話を中断したあと、話す番を丁寧に返せます。
例:Back to what you were saying, when did that happen?
さっきの話に戻るけど、それはいつ起きたの?
12. To get back to …, …
意味:〜へ話を戻すと
日常会話でも会議でも使える、やや整理された言い方です。
例:To get back to the main point, we need more time.
本題に戻ると、もう少し時間が必要です。
話題を変えることを先に断る表現
13. Can I change the subject?
意味:話題を変えてもいい?
少し繊細な話から離れたいときや、相手に配慮して切り替えたいときに使います。
例:Can I change the subject? I’d rather talk about something else.
話題を変えてもいい? 別のことを話したいな。
答えを避ける意味との違いは、b-cafe.netのchange the subject・avoid・dodgeの違いが参考になります。
14. This may be off topic, but …
意味:話がそれるかもしれませんが
会議やグループ会話で、本筋から少し外れることを先に伝えます。
例:This may be off topic, but could I ask one quick question?
話がそれるかもしれませんが、一つだけ質問してもいいですか?
15. As for …, …
意味:〜については/〜の話なら
複数の話題のうち、一つを取り上げて焦点を移します。
例:As for the weekend, I’m free on Sunday.
週末については、日曜日なら空いています。
場面別|この組み合わせなら自然
By the way, have you tried that new restaurant?
ところで、あの新しいレストラン行った?
Speaking of movies, have you seen anything good lately?
映画といえば、最近何か面白いのを観た?
Anyway, let’s get back to the schedule.
ともかく、スケジュールの話に戻りましょう。
よくある不自然な使い方
- By the wayを、関連する話題にも元の話へ戻るときにも毎回使う
- 相手が話している途中で、橋渡し表現なしに突然質問を変える
- Speaking ofの後ろに文をそのまま置く(基本は名詞・動名詞)
- Anywayを強い口調で使い、相手の話を打ち切る印象にする
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ|話題転換は「次にどこへ行くか」を示す
英会話で話題を自然に変えるには、難しい表現を増やすより、会話の方向を短い一言で示すことが大切です。
- 新しい話題なら By the way
- 関連話題なら Speaking of …
- 元の話へ戻るなら Anyway や Going back to …
- 言い忘れを防ぐなら Before I forget
会話全体で使える表現を広く見たい方は、b-cafe.netの会話・聞き方で使う英語表現一覧、be:RIZEの英会話で使える文の始め方20選もあわせてご覧ください。
場面別の定型表現を探す場合は、英語の定型表現一覧も便利です。




