英会話で「言いたいことはあるのに、最初の一言が出てこない」と感じることはありませんか?
そんなときは、文を一から組み立てるのではなく、I think… / Actually… / To be honest… のような「文の始め方」をかたまりで持っておくのが効果的です。今回は、日常英会話で使いやすい20表現を、役割別に整理します。
- 英語の文を自然に始める20表現
- 意見・推測・訂正・本音・話題転換の使い分け
- 「強く言い切りすぎない」ための便利な型
文の始め方は「5つの役割」で覚えよう
20個をばらばらに暗記する必要はありません。まずは、今から言うことが意見・推測・訂正・本音・話題転換のどれなのかを考えると、表現を選びやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)
1. 自分の意見を伝える始め方4選
まずは、自分の考えを示す基本表現です。断定ではなく「これは私の考えです」と枠をつけるため、相手にも柔らかく聞こえます。
| 表現 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| I think … | 〜と思います。最も幅広く使える | I think this plan will work. この案はうまくいくと思います。 |
| I believe … | 〜だと考えています。I thinkより確信が強め | I believe we can solve it. 私たちは解決できると思います。 |
| In my opinion, … | 私の意見では。意見であることを明示 | In my opinion, the first option is better. 私の意見では、最初の案がよいです。 |
| Personally, … | 個人的には。好みや個人的見解を示す | Personally, I prefer the blue one. 個人的には青い方が好きです。 |
I think は万能ですが、毎回使うと単調になります。意見なら In my opinion、好みなら Personally と役割で分けると自然です。
2. 推測・不確かさを示す始め方4選
確信がないときに言い切ってしまうのを避ける表現です。英会話では、正確さだけでなく「どのくらい確かか」を示すことも大切です。
| 表現 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| I guess … | たぶん〜かな。会話的な推測 | I guess he’s busy today. 彼は今日忙しいのかな。 |
| I suppose … | 〜だと思います。控えめな判断 | I suppose that makes sense. それなら筋が通ると思います。 |
| Maybe … | もしかすると。可能性を軽く示す | Maybe we should leave early. 早めに出た方がいいかもしれません。 |
| As far as I know, … | 私の知る限りでは。情報範囲を限定 | As far as I know, the store is open. 私の知る限り、その店は開いています。 |
I guess は日常会話向き、As far as I know は「知っている範囲では」と責任範囲を明確にしたいときに便利です。
3. 訂正・補足を入れる始め方4選
相手の想像と違う情報を出したり、話の本題を補足したりするときの表現です。
| 表現 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| Actually, … | 実は/いや、〜なんです。訂正や意外な補足 | Actually, I’ve already met her. 実は、彼女にはもう会いました。 |
| In fact, … | 実際には。事実を加えて強める | In fact, sales went up last month. 実際、先月は売上が伸びました。 |
| The thing is, … | 問題は/実はね。本題や事情を切り出す | The thing is, I don’t have enough time. 問題は、時間が足りないことです。 |
| What I mean is, … | 私が言いたいのは。言い直して明確化 | What I mean is, we need a simpler plan. 言いたいのは、もっと単純な案が必要だということです。 |
Actually は単なる「実は」ではなく、相手の予想や直前の内容を少し修正する働きがあります。事実を根拠として加える In fact とは、目的が少し違います。
4. 本音・配慮を示す始め方4選
率直に話したいときや、自信のない意見を柔らかく伝えたいときに役立ちます。
| 表現 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| To be honest, … | 正直に言うと。少し言いにくい本音 | To be honest, I didn’t enjoy it. 正直に言うと、あまり楽しめませんでした。 |
| Honestly, … | 正直なところ。感情を込めた率直さ | Honestly, I was surprised. 正直、驚きました。 |
| I’m not sure, but … | 確かではないけれど。控えめに情報を出す | I’m not sure, but I think it starts at seven. 確かではないですが、7時開始だと思います。 |
| It seems to me that … | 私には〜のように思えます。観察に基づく控えめな意見 | It seems to me that he needs help. 彼には助けが必要なように思えます。 |
To be honest は本音の前置きとして便利ですが、何度も使うと「普段は正直ではないの?」と響くこともあります。少し言いにくい内容を出す場面に絞るのが自然です。
5. 話を整理・転換する始め方4選
話の順番を示したり、別の話題へ移ったり、具体例を足したりする表現です。会話の道筋が相手に伝わりやすくなります。
| 表現 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| First of all, … | まず第一に。順序の最初を示す | First of all, let’s check the schedule. まず、予定を確認しましょう。 |
| By the way, … | ところで。関連の薄い話題へ転換 | By the way, how was your trip? ところで、旅行はどうでしたか? |
| Speaking of …, … | 〜といえば。関連する話題へ移る | Speaking of travel, I’m going to Kyoto next week. 旅行といえば、来週京都へ行きます。 |
| For example, … | 例えば。具体例を提示 | For example, we could meet online. 例えば、オンラインで会うこともできます。 |
By the way は話題を切り替え、Speaking of … は今の話題から連想して次へつなぎます。会話の流れを切るか、活かすかで使い分けましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
文の始め方を会話で使えるようにする練習法
1. 一つの内容を5通りで始める
たとえば「明日は雨です」を、そのまま言うだけでなく、目的を変えて始めます。
- I think it will rain tomorrow.(意見)
- I guess it will rain tomorrow.(推測)
- Actually, it will rain tomorrow.(訂正・補足)
- To be honest, I don’t want to go out tomorrow.(本音)
- By the way, it will rain tomorrow.(話題転換)
2. 後ろは短い文でよい
一言目に集中するなら、後ろは I like it. / It’s difficult. / We need more time. のような短文で十分です。英語の骨格に迷う場合は、英語の主語と動詞を組み立てる4つの型も合わせて確認してください。
3. 完成表現へ広げる
文の始め方に慣れたら、状況別の英語の定型表現一覧や英語イディオムの場面別一覧につなげると、会話の中身まで一気に増やせます。
まとめ|最初の一言を「機能」で選ぼう
英会話で文が出てこないときは、全文を考える前に、最初の一言を役割から選びましょう。
- 意見:I think …
- 推測:I guess …
- 訂正・補足:Actually, …
- 本音・配慮:To be honest, …
- 話題転換:By the way, …
この5つを軸にすると、考え始める場所が決まり、英語の出だしがぐっと速くなります。まずは今日の出来事について、一つずつ声に出してみてください。





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