affectとeffectの違いは、基本的に品詞です。affectは「〜に影響を与える」という動詞、effectは「影響・結果」という名詞です。「何かが別のものを変える」という動きを述べるならaffect、「その影響や生じた結果」を物として置くならeffectを選びます。
| 語 | 基本の品詞・意味 | 代表的な形 |
|---|---|---|
| affect | 動詞:〜に影響を与える | affect+人・物 |
| effect | 名詞:影響・効果・結果 | an effect on+人・物 |
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affectは「対象に働きかけて変化を与える」動詞
affectの中心は、ある出来事や条件が人・物・状況に働きかけ、何らかの変化を与えることです。良い影響にも悪い影響にも使えますが、文脈によっては病気・天候・価格変動などの好ましくない影響を述べることも多くあります。
- The weather affected our plans.(天候が私たちの計画に影響しました)
- Lack of sleep affects your concentration.(睡眠不足は集中力に影響します)
- The price increase will affect many customers.(値上げは多くの顧客に影響を与えるでしょう)
- Her words deeply affected me.(彼女の言葉は私の心を強く動かしました)
affectは他動詞なので、基本形はaffect+目的語です。「〜に影響を与える」につられてaffect onとしないように注意しましょう。目的語を直接置く仕組みは、自動詞と他動詞の違いでも詳しく整理しています。
be affected by=〜の影響を受ける
影響を受ける側を主語にすると、受動態のbe affected byがよく使われます。
- Flights were affected by the storm.(航空便は嵐の影響を受けました)
- Sales have been affected by rising costs.(売上はコスト上昇の影響を受けています)
- Everyone was affected by the news.(誰もがその知らせに心を動かされました)

effectは「生じた影響・結果」を表す名詞
effectは、働きかけによって生じた影響・効果・結果を名詞として置く語です。名詞なので、a・an・the・this・itsなどが前についたり、複数形effectsになったりします。品詞を「置き場所」で見分ける考え方は、英語の品詞の記事も参考になります。
- The new rule had a positive effect.(新しい規則には良い効果がありました)
- We are studying the effects of climate change.(私たちは気候変動の影響を研究しています)
- The medicine had no effect.(その薬は効きませんでした)
- The change produced an unexpected effect.(その変更は予想外の結果を生みました)
effect on=〜への影響
「AがBに与える影響」はthe effect of A on BまたはA’s effect on Bで表せます。affectは目的語を直接取りますが、名詞effectの後ろで影響の対象を示すときはonを使います。
- Stress can affect your health.(ストレスは健康に影響します)
- Stress can have an effect on your health.(ストレスは健康に影響を及ぼすことがあります)
- We discussed the effect of the delay on the project.(遅延がプロジェクトに与える影響を話し合いました)
affectとeffectを同じ場面で比べる
| 動きを述べるaffect | 影響を名詞で置くeffect |
|---|---|
| The noise affected my sleep. | The noise had an effect on my sleep. |
| The delay affected our schedule. | The delay had a serious effect on our schedule. |
| This decision may affect sales. | This decision may have a positive effect on sales. |
同じ内容でも、affectなら「影響を与える」という動作を中心に、effectなら「どのような影響か」という結果を中心に見せます。effectにはpositive・negative・serious・long-termなどの形容詞をつけやすいのもポイントです。
effectを使う定番表現
| 表現 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| have an effect on | 〜に影響を与える | This may have an effect on sales. |
| take effect | 効き始める・発効する | The medicine will take effect soon. |
| come into effect | 施行される | The new law comes into effect in April. |
| in effect | 事実上/実施中で | The ban is still in effect. |
| side effect | 副作用 | This drug may cause side effects. |
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例外:effectが動詞、affectが名詞になることもある
基本ルールには例外もあります。ただし、日常的な英語ではまず「affect=動詞、effect=名詞」を使えるようにするのが先です。
動詞のeffect=変化を実現する
フォーマルな英語では、effectが「変化・改革などを実現する」という動詞になることがあります。単に影響するのではなく、結果を実際に生み出すニュアンスです。
- The new CEO hopes to effect major changes.(新CEOは大きな変化を実現したいと考えています)
- The policy was designed to effect reform.(その政策は改革を実現するために設計されました)
名詞のaffect=感情の表れ
心理学・医学などの専門的な文脈では、affectが「感情やその表出」という名詞になることがあります。この用法は一般会話ではまれで、発音も通常の動詞affectとは異なり、最初の音節に強勢が置かれます。
impact・influenceとの違い
| 語 | 主な感覚 | 例 |
|---|---|---|
| affect | 対象に何らかの変化を与える | affect performance |
| effect | 生じた影響・効果・結果 | an effect on performance |
| influence | 考え・行動・発達をじわじわ方向づける | influence a decision |
| impact | 強く目立つ影響・衝撃 | have a major impact on sales |
affectは最も広く「変化を与える」と言える動詞です。influenceは人の判断や成長を方向づける場面、impactは大きく目立つ影響を強調する場面に向いています。
よくある間違い
| 誤り | 正しい形 | 理由 |
|---|---|---|
| The weather effected our trip. | The weather affected our trip. | 「影響した」という通常の動詞 |
| It had a bad affect on me. | It had a bad effect on me. | a badの後ろに置く名詞 |
| This will affect on sales. | This will affect sales. | affectは目的語を直接取る |
| The new rule will have an effect sales. | The new rule will have an effect on sales. | 名詞effectの対象はonで示す |
一瞬で見分ける3つの確認
- 空欄に動詞が必要? 通常はaffect。
- a・the・positive・negativeの後ろ? 通常は名詞effect。
- 「〜への影響」でonが続く? effect onの可能性が高い。
ミニクイズ
- The change may ___ our schedule.
- The change had a positive ___ on sales.
- Many flights were ___ by the storm.
- The medicine should take ___ soon.
- The company wants to ___ real change.
答え:1. affect 2. effect 3. affected 4. effect 5. effect(「変化を実現する」という例外的な動詞)
まとめ
- affect=主に動詞「〜に影響を与える」
- effect=主に名詞「影響・効果・結果」
- affect+目的語/an effect on+対象
- 例外として動詞effectと専門用語の名詞affectがある
最初から例外を全部覚える必要はありません。まずは「動きのaffect、結果として置くeffect」を使い、文の中で必要な品詞から選びましょう。似た綴りを文脈で判断する練習には、thenとthanの違いもあわせてご覧ください。
知識を会話で使える英語に変えるなら
単語の意味が分かっても、会話中に品詞や語順を一つずつ考えていると、言葉はすぐに出てきません。be:RIZEでは、基本の仕組みを理解したうえで、自分の仕事や生活に近い例文へ置き換え、話すところまで練習します。
動詞と形容詞の役割から似た綴りを見分ける例として、loseとlooseの違いも確認できます。






[…] 他動詞の後ろに目的語を直接置く実例は、affectとeffectの違いでも確認できます。 […]
[…] 綴りが似た語を品詞から見分ける練習には、affectとeffectの違いもおすすめです。 […]
[…] 品詞の違いで迷いやすい実例として、affectとeffectの違いもあわせて確認できます。 […]