to・too・twoの違い|「〜へ・〜も・2」の見分け方を例文で解説

to・too・twoの違いを表すアイキャッチ画像

to・too・twoは発音がほぼ同じでも、文の中での仕事はまったく違います。toは「方向・到達点」や「〜すること」を示す語、tooは「〜も」または「〜すぎる」を表す副詞、twoは数字の「2」です。つづりに迷ったら、意味だけでなく後ろに続く語を見れば判断しやすくなります。

基本の役割
to方向・到達点/to+動詞の原形go to Tokyo / want to go
too〜も/〜すぎるMe too. / too hot
two数字の2two books
しゅみすけ
音だけでは区別しにくいけど、twoは数字、tooは追加か「やりすぎ」、残ったtoは方向や動作への矢印。この順で見ると早いで。

toは「到達点へ向かう矢印」

toのコアイメージは、ある地点や相手、状態、動作へ向かう矢印です。この感覚から、前置詞のtoとto不定詞の両方を理解できます。詳しい広がりはtoのコアイメージでも解説しています。

前置詞のto:場所・相手・範囲へ向かう

前置詞のtoの後ろには、名詞や代名詞が来ます。「〜へ」「〜に」と、矢印の到達点を示します。

  • I’m going to Osaka.(大阪へ行きます)
  • Please send it to me.(それを私に送ってください)
  • It’s ten to five.(5時10分前です)
  • Monday to Friday(月曜日から金曜日まで)

to OsakaのOsaka、to meのmeはいずれも名詞相当の語です。前置詞全体を整理したい方は英語の前置詞一覧も参考にしてください。

to不定詞:これからの動作へ向かう

to+動詞の原形では、toの矢印の先に動作を置きます。「〜すること」「〜するための」「〜するために」などと訳されますが、共通するのは動作へ意識が向かうことです。

  • I want to learn English.(英語を学びたいです)
  • I need something to drink.(何か飲み物が必要です)
  • She went out to buy lunch.(昼食を買うために外出しました)

toの後ろが動詞の原形ならto不定詞、名詞なら前置詞の可能性が高いと判断できます。ただしlook forward to meeting youのように、toが前置詞なので後ろが動名詞になる表現もあります。基本から確認するならto不定詞の3用法へ進んでください。

toは方向・する、tooは〜も・〜すぎる、twoは数字の2という違い

tooには「〜も」と「〜すぎる」の2用法がある

too=〜も・同じく

肯定文で「私も」「それも」と情報を追加するときにtooを使います。文末に置くのが一般的で、話すときはtooの前にわずかな区切りを感じることがあります。

  • I like coffee too.(私もコーヒーが好きです)
  • Nice to meet you too.(こちらこそ、お会いできてうれしいです)
  • Me too.(私もです)

否定文の「〜も…ない」には通常tooではなくeitherを使います。I don’t know either.(私も知りません)のように言います。

too=〜すぎる

tooを形容詞や副詞の前に置くと、必要な範囲・望ましい範囲を超えた「〜すぎる」になります。単なるvery(とても)とは違い、多くの場合は困る結果や限界を含みます。

  • This bag is too heavy.(このバッグは重すぎます)
  • You’re speaking too fast.(話すのが速すぎます)
  • It’s too expensive for me.(私には高すぎます)
  • It’s too late to call her.(彼女に電話するには遅すぎます)

too+形容詞/副詞+to doは「〜すぎて…できない」という結果になりやすい形です。たとえばThe box is too heavy to carry.は「その箱は重すぎて運べない」です。ただしIt’s never too late to start.(始めるのに遅すぎることはない)のような肯定的表現もあります。

twoは数字の「2」

twoは数詞で、人や物が2つあることを示します。数えられる名詞の前に置くと、名詞は通常複数形になります。

  • two books(2冊の本)
  • two people(2人)
  • I have two questions.(質問が2つあります)
  • The meeting starts at two.(会議は2時に始まります)

two bookではなくtwo booksです。ただしpeopleやchildrenなど、もともと複数形が不規則な名詞もあります。詳しくは英語の複数形で確認できます。

しゅみすけ
twoのwは発音しないけど、書くときは「2つあるから文字も多い」と関連づけると覚えやすいな。

一瞬で見分けるチェック順

  1. 数字の2か? それならtwo。
  2. 「〜も」「〜すぎる」か? それならtoo。
  3. 方向・相手・動作へ向かうか? それならto。

たとえば「I want ___ buy ___ tickets ___ .」なら、1つ目は動詞buyへの矢印なのでto、2つ目は数字の2なのでtwo、3つ目は「私も」という追加なのでtooです。

I want to buy two tickets too.

私もチケットを2枚買いたいです。

よくある間違い

誤り正しい形理由
I want too go.I want to go.動詞goへのto
I have to cats.I have two cats.数字の2
This is to expensive.This is too expensive.高すぎる
I like it two.I like it too.私も・それも
two booktwo books2以上なので複数形

ミニクイズ

  1. I need ___ talk ___ you.
  2. This coffee is ___ hot.
  3. We ordered ___ sandwiches.
  4. I’m tired ___.
  5. She walked ___ the station.

答え:1. to / to 2. too 3. two 4. too 5. to

まとめ

  • to=方向・到達点への矢印。to+名詞、to+動詞の原形
  • too=「〜も」または「〜すぎる」
  • two=数字の「2」。後ろの可算名詞は通常複数形

3語は同じように聞こえても、文中の役割が異なります。まず数字ならtwo、追加・過度ならtoo、方向や動作への矢印ならtoと絞り込んでください。前回のthere・their・they’reの違いとあわせて、音が同じ語を文脈で判断する練習をすると効果的です。

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次の類似スペルとして、thenとthanの違いをご覧ください。

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