acceptとexceptの違い|「受け入れる」と「〜を除いて」の見分け方

acceptとexceptの違いを解説するアイキャッチ画像

acceptとexceptの違いは、acceptが「受け入れる」という動詞、exceptが「〜を除いて」という前置詞として主に使われることです。acceptは提案・招待・支払い・現実などを自分の側へ入れる動き、exceptは全体の中から一つを外す働きをします。

基本の品詞・意味代表的な形
accept動詞:受け入れる・承諾するaccept+提案・招待・事実
except前置詞:〜を除いてeveryone except+人
しゅみすけ
中へ入れるのがaccept、全体から外へ出すのがexcept。向きが反対やと考えると覚えやすいで。

acceptは「差し出されたものを受け入れる」動詞

acceptは、相手から差し出された物・提案・招待・役割や、変えられない事実などを、自分の側に受け入れる動詞です。単に手に取るだけでなく、「拒まず認める」という判断まで含むことがあります。

提案・申し出・招待を受け入れる

  • I accepted the offer.(私はその申し出を受け入れました)
  • She accepted my invitation.(彼女は私の招待を受けてくれました)
  • We cannot accept these terms.(この条件は受け入れられません)
  • He accepted the job.(彼はその仕事を引き受けました)

事実・責任・状況を受け入れる

  • You need to accept the fact.(その事実を受け入れる必要があります)
  • I accept full responsibility.(私がすべての責任を負います)
  • We have to accept that plans may change.(計画が変わる可能性を受け入れなければなりません)

支払い・申請などを受け付ける

  • Do you accept credit cards?(クレジットカードは使えますか)
  • The school accepted her application.(学校は彼女の申請を受理しました)
  • Returns are accepted within 30 days.(返品は30日以内なら受け付けられます)

acceptは他動詞なので、通常はaccept+目的語です。accept to the offerとはせず、accept the offerと直接つなぎます。目的語の置き方は自動詞と他動詞の違いでも確認できます。

acceptは受け入れる動詞、exceptは〜を除いてを表す前置詞

exceptは「全体から一つを除く」前置詞

exceptは、全体として述べた範囲から、人・物・曜日などを例外として外します。日本語では「〜を除いて」「〜以外は」「〜以外の」と訳されます。

  • Everyone came except Ken.(ケン以外は全員来ました)
  • The store is open every day except Sunday.(その店は日曜日を除いて毎日営業しています)
  • I eat almost anything except meat.(私は肉以外ならほとんど何でも食べます)
  • Everything was perfect except the weather.(天気以外はすべて完璧でした)

exceptの前には、everyone・everything・all・every dayなど、まず全体の範囲が示されることがよくあります。その全体から例外を一つ抜くのがexceptです。

acceptとexceptは発音も違う

発音音の目安
accept/əkˈsept/アクセプト
except/ɪkˈsept/イクセプト

強く読む部分はどちらも後半の-ceptです。違いは弱く短く発音される最初の母音なので、会話では非常に似て聞こえます。音だけに頼らず、後ろに何が続くかも見ましょう。acceptの後ろには「受け入れる対象」、exceptの後ろには「全体から外す例外」が続きます。

acceptとreceiveの違い

どちらも「受け取る」と訳せますが、receiveは物・連絡などが届く出来事、acceptはそれを拒まず受け入れる判断を表します。

中心
receive届く・受け取るI received an invitation.
accept受け入れる・承諾するI accepted the invitation.

I received the offer, but I didn’t accept it.(申し出は受け取りましたが、受け入れませんでした)のように両方を使えます。

acceptとagreeの違い

acceptは提案・条件・現実などを受け入れ、agreeは相手の考えに同意する、または何かをすることに合意します。

  • I accept your decision.(あなたの決定を受け入れます)
  • I agree with your decision.(あなたの決定に賛成です)
  • We agreed to meet at six.(私たちは6時に会うことで合意しました)

相手の決定に賛成していなくても、現実として受け入れるならacceptを使えます。

except forとexcept thatの使い方

except for+名詞

except forは、述べた内容全体に対して「この点を除けば」と補足するときに使いやすい表現です。

  • The room was empty except for one chair.(椅子が一脚ある以外、部屋は空でした)
  • The trip was great except for the rain.(雨を除けば旅行は最高でした)

except that+文

除外したい内容が「主語+動詞」の文ならexcept thatを使えます。

  • The two plans are the same except that this one is cheaper.(こちらの方が安い点を除けば、二つの計画は同じです)
  • I would go, except that I have to work.(仕事をしなければならないことを除けば、行くのですが)
しゅみすけ
exceptの後ろが名詞ならexcept Ken、文ならexcept that …。まず「全体から何を外すか」を見つけよう。

except・but・besidesの違い

意味
except全体から〜を除いてeveryone except Ken
but否定語などの後で「〜以外」no one but Ken
besides〜に加えてKen besides me

exceptは引き算、besidesは足し算です。詳しくは前置詞but・except・besidesの違いと、besideとbesidesの違いをご覧ください。

よくある間違い

誤り正しい形理由
I except your offer.I accept your offer.申し出を受け入れる
Everyone was there accept Tom.Everyone was there except Tom.全員からトムを除く
We accept cash except.We accept cash only.exceptには除外する対象が必要
I accepted to join.I agreed to join.「参加することに同意」はagree to doが自然
「贈り物が届いた」をI accepted a gift.とするI received a gift.単に届いた・受け取った事実ならreceive

最後の文は、贈り物を「受け取ることを承諾した」という意味ならacceptedも可能です。何を伝えたいかで動詞が変わります。

一瞬で見分ける方法

  1. 何かを受け入れる動き? accept。
  2. 全体から例外を外す? except。
  3. 物・連絡が届いただけ? receiveも検討。
  4. 意見や行動に同意する? agreeも検討。

ミニクイズ

  1. We ___ your proposal.
  2. Everyone agreed ___ Lisa.
  3. The hotel ___ credit cards.
  4. The office is open every day ___ Sunday.
  5. The room was quiet ___ for the air conditioner.

答え:1. accept 2. except 3. accepts 4. except 5. except

まとめ

  • accept=主に動詞「受け入れる・承諾する」
  • except=主に前置詞「〜を除いて」
  • accept+受け入れる対象/全体+except+除外する対象
  • receiveは届くこと、agreeは同意することに焦点を置く

二語は音が似ていますが、意味の向きは反対です。acceptは中へ入れ、exceptは全体から外します。似た綴りを文の役割から見分ける練習には、loseとlooseの違いもあわせてご覧ください。

知識を会話で使える英語に変えるなら

単語の違いを理解した後は、自分が実際に受ける提案・招待・条件や、除外したい予定を短文に変えて声に出しましょう。be:RIZEでは、理解から自分の場面への置き換え、会話練習までを一つの学習設計にします。

つづりが一文字違いで品詞も変わる語では、名詞adviceと動詞adviseも要注意です。詳しくはadviceとadviseの違いをご覧ください。

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