引っ越し会社の営業・受付・作業スタッフは、外国人客への見積もり、荷物量の確認、梱包方法、搬出・搬入、家具の設置、破損や追加料金の確認などで英語を使います。必要なのは難しい単語を並べる力よりも、荷物・日時・料金・作業範囲を一つずつ確認し、約束できない内容を担当部署へ正確につなぐ力です。
現場ですぐ使える例文は、b-cafe.netの「引っ越しスタッフが使う英語フレーズ」にまとめています。
引っ越しスタッフが英語を使う6つの場面

- 見積もり:住所、日時、階数、エレベーター、駐車場所を聞く
- 荷物確認:箱数、家具、家電、壊れ物、大型品を確認する
- 梱包:会社が梱包する物と、客が準備する物を分ける
- 搬出・搬入:運ぶ順序、通路、養生、立ち入り範囲を伝える
- 設置:家具や箱を置く部屋と向きを確認する
- 破損・確認:状態を記録し、補償や追加料金を担当部署へつなぐ
必要な4つの英語力
1.荷物を分類して聞く力
「荷物は何個ですか」だけでは、見積もりに必要な情報が足りません。boxes、furniture、appliances、fragile items、oversized itemsのように分類し、個数・大きさ・分解の要否まで確認する力が必要です。
2.数字と固有情報を復唱する力
引っ越しでは日付、時刻、住所、階数、箱数、金額が頻繁に出ます。聞き取った内容をその場で復唱し、書面や見積書と照合する習慣が、流暢さ以上に重要です。
3.作業範囲と次の行動を説明する力
「何をするか」だけでなく、「客が先にすること」「スタッフが担当すること」「当日できないこと」「次に誰が連絡するか」を短い文で区切って伝えます。
4.判断が必要な内容を引き継ぐ力
補償、追加料金、作業可否、特殊品の運搬、日時変更は現場スタッフだけで断定できない場合があります。写真・伝票番号・発生時刻・客の要望を整理し、営業所や補償担当へつなぐ英語が必要です。
実務から逆算する勉強法
- 自社の見積書、作業確認書、注意事項から頻出項目を抜き出す
- 荷物を箱・家具・家電・壊れ物・特殊品に分類して英語名を覚える
- 住所、日時、数量、金額を聞いて復唱する練習をする
- 見積もりから設置までを6場面に分け、各場面5文ずつ作る
- 破損、追加料金、作業変更を担当者へ引き継ぐロールプレイをする
最初に覚えるべきなのは「確認の型」
単語帳を広く覚える前に、Could you confirm …?、How many …?、Where would you like …?、Let me check … のような確認の型を固めると、荷物や場所の単語を入れ替えて多くの場面に対応できます。数字は聞きっぱなしにせず、So that’s … の形で必ず復唱しましょう。
補償・料金・作業可否はその場で約束しない
破損時の補償範囲、追加料金、ピアノ・美術品・危険物などの運搬可否は、契約や会社規定によって異なります。英語例文を会社としての確約に使わず、見積書・約款・担当部署の正式な確認を優先してください。
まとめ
引っ越しスタッフに必要な英語は、荷物と作業を分類し、数字を復唱し、次の行動を明確にする英語です。自社書類を教材にして、見積もりから破損確認までを一連で練習すると現場対応につながります。具体的な会話表現は「引っ越しスタッフが使う英語」も活用してください。



