大学職員・大学事務の仕事では、留学生の入学手続き、履修登録、証明書、学費・奨学金、キャンパス案内、生活支援などで英語が必要になります。求められるのは流暢な雑談より、制度と手順を正確に説明し、適切な担当部署へつなぐ力です。
窓口ですぐ使える例文は、b-cafe.netの「大学職員・大学事務が使う英語フレーズ」にまとめています。
大学職員に必要なのは「制度をやさしく説明する英語」
大学の制度は日本語でも複雑です。英語では、一度にすべて説明せず、必要書類、提出先、期限、次の手続きを分けて伝える力が重要です。入管、在留資格、学費、奨学金、健康・安全などは推測で回答せず、公式情報と担当部署を確認します。

大学職員が英語を使う6つの場面
1.入学・留学生窓口
出願状況、必要書類、オリエンテーション、学生証などを案内します。氏名、学生番号、提出期限を正確に確認する英語が基本です。
2.履修・授業案内
履修登録、追加・取消、必修科目、教室変更、学年暦などを説明します。専門的な制度用語を覚えるだけでなく、学生が次に何をすべきか言い換える力が必要です。
3.証明書・各種手続き
在学証明書、成績証明書、卒業証明書、住所変更などの申請方法、手数料、発行日数を案内します。
4.学費・奨学金
納付額、期限、分納、奨学金の条件と申請書類を説明します。金額や契約条件は正式な資料と照合し、口頭だけで確定させないことが大切です。
5.キャンパス案内
図書館、保健センター、キャリアセンター、学生相談室、食堂などへの行き方と利用方法を伝えます。
6.生活支援・緊急連絡
住居、保険、災害、体調不良、紛失物などの相談を受け、必要な窓口へつなぎます。危険や健康に関する内容は大学の緊急手順を優先します。
部署別に求められる英語
- 国際交流・留学生支援:入学、在籍、生活、交流プログラム
- 教務・学生課:履修、成績、証明書、学年暦
- 入試・広報:出願、説明会、キャンパス案内
- 財務・奨学金:学費、納付期限、申請条件
- 図書館・キャリア:施設利用、就職支援、予約
大学職員向けの英語勉強法
- 自部署で多い問い合わせを10件集める
- 各回答を「必要なもの・提出先・期限・次の行動」に分ける
- 大学の英語版ウェブサイトと正式な訳語をそろえる
- 学生からの聞き返しを含めてロールプレイする
- 回答できないときの確認・引き継ぎ表現も練習する
一般英会話を広く学ぶより、自大学の申請書、学年暦、キャンパスマップ、FAQを使うほうが実務的です。固有名詞と制度は、大学が公表している英語表記に統一しましょう。
英語だけで抱え込まない
在留資格、法的手続き、学費、奨学金、医療、安全など誤解の影響が大きい内容は、担当部署、公式資料、通訳を活用します。「分からないので確認する」と伝えることも、大学職員に必要な英語力の一部です。
まとめ
大学職員に必要な英語は、留学生が大学生活を進められるよう、制度、書類、期限、窓口を短く正確に説明する力です。自部署の頻出問い合わせから定型文を作り、正式資料を使って練習しましょう。
具体的な例文は「大学職員・大学事務が使う英語」へ。小中高の外国人児童・保護者対応は「学校教員に必要な英語力」も参考になります。
図書館での利用登録、貸出・返却、資料案内に必要な英語は「図書館司書に必要な英語力と勉強法」で解説しています。



