英会話で急に質問されると、答えがないわけではないのに、英語を組み立てる数秒が足りないことがあります。
そんなとき、黙り込む必要はありません。Well… / Let me think. / How should I put it? のような表現を使えば、「いま考えています」と相手に伝えながら、自然に時間を作れます。
- 英会話で考える時間を作る15表現
- 短い間・少し待ってもらう・言葉を探す場面の使い分け
- 不自然な沈黙やフィラーの連発を避けるコツ
時間稼ぎの表現は「必要な間の長さ」で選ぶ
考える時間が一瞬だけ必要なのか、相手に少し待ってほしいのか、適切な言葉そのものを探しているのか。必要な間の長さと目的によって、自然な表現は変わります。

しゅみすけ(大山俊輔)
1. 一瞬の間をつなぐ表現5選
次の文がほぼ決まっていて、ほんの一瞬だけ考えたいときの表現です。
| 表現 | 使い方・ニュアンス | 会話例 |
|---|---|---|
| Well… | ええと/そうですね。答え始める前の最も基本的な間 | Well… I think the second option is better. そうですね……2つ目の案がよいと思います。 |
| Um… / Uh… | ええと。音だけの短いフィラー | Um… I’m not sure. ええと……よく分かりません。 |
| Let’s see… | そうですね/どれどれ。記憶や選択肢を探す | Let’s see… Friday works for me. そうですね……金曜日なら大丈夫です。 |
| You know… | ほら/あの。相手との共有感を保ちながら続ける | It was, you know, a little awkward. それは、ほら、少し気まずかったです。 |
| I mean… | つまり/というか。補足や軽い言い直し | I mean… it wasn’t a bad idea. というか……悪い案ではありませんでした。 |
Um や Uh は自然な音ですが、連発すると迷いが強く聞こえます。最初は Well… と Let’s see… を一つずつ使えるようにすると安定します。
2. 相手に少し待ってもらう表現5選
数秒では答えがまとまらないときは、相手に「少し考えます」と明確に伝えます。
| 表現 | 使い方・ニュアンス | 会話例 |
|---|---|---|
| Let me think. | ちょっと考えさせてください。日常会話の基本 | Let me think. I may have another idea. ちょっと考えさせてください。別の案があるかもしれません。 |
| Give me a second. | ちょっと待って。カジュアルに短い時間を求める | Give me a second. I’m checking the date. ちょっと待ってください。日付を確認しています。 |
| Just a moment. | 少々お待ちください。丁寧で幅広い | Just a moment. Let me check. 少々お待ちください。確認します。 |
| Let me see. | ちょっと見てみます/考えてみます。確認しながら考える | Let me see. We have two choices. そうですね。選択肢は2つあります。 |
| I need a moment to think about that. | それについて少し考える時間が必要です。慎重な回答 | I need a moment to think about that question. その質問について少し考える時間が必要です。 |
仕事や会議で急に質問された場面では、まず時間を確保してから短い結論を出す方が安全です。詳しくは英語会議で急に質問されたときの答え方も参考にしてください。
3. 言葉を探す・言い直す表現5選
考えはあるものの、ぴったりの英語が見つからないときに使います。相手へ「内容ではなく、言い方を探しています」と伝えられます。
| 表現 | 使い方・ニュアンス | 会話例 |
|---|---|---|
| How should I put it? | どう言えばいいかな。言いにくい内容や表現を探す | How should I put it? The plan needs more work. どう言えばいいかな。その案はもう少し検討が必要です。 |
| What’s the word? | 何という言葉だっけ。単語が思い出せない | It was… what’s the word?… exhausting. それは……何という言葉だっけ……とても疲れるものでした。 |
| How can I say this? | これはどう言えばいいかな。説明方法を探す | How can I say this? It felt unusual. どう言えばいいかな。いつもと違う感じでした。 |
| What I’m trying to say is… | 私が言おうとしているのは。要点をまとめ直す | What I’m trying to say is, we need more time. 私が言いたいのは、もっと時間が必要だということです。 |
| Let me rephrase that. | 言い換えさせてください。誤解を避けて言い直す | Let me rephrase that. I agree with the goal, not the method. 言い換えます。目的には賛成ですが、方法には賛成していません。 |
相手の話を理解できず確認したい場合は、時間稼ぎではなく聞き返し・確認表現15選を使いましょう。自分が言い直すのか、相手に確認するのかが分かれ目です。
しゅみすけ(大山俊輔)
時間稼ぎを自然にする3つのコツ
1. 表現の後で本当に一度止まる
Let me think. と言った直後に焦って話し続ける必要はありません。一呼吸置き、主語と動詞から短い文を作ります。
2. 一つの間に一表現だけ使う
Well, um, you know, I mean… と重ねると、かえって聞きづらくなります。一回の間には一つだけ選びましょう。
3. 時間稼ぎの後は短い結論から始める
Let me think. I agree. のように、まず短い結論を置きます。その後で because や for example を使い、理由や例を足せば十分です。文の出だしを増やしたい場合は、英会話で使える文の始め方20選へ進んでください。
まず覚えたい基本の5表現
- 一瞬考える:Well…
- 記憶を探す:Let’s see…
- 少し考える:Let me think.
- 少し待ってもらう:Give me a second.
- 言い方を探す:How should I put it?
完成表現をさらに増やしたい方は、b-cafe.netの英語の定型表現一覧も合わせて活用してください。
まとめ|沈黙を消すのではなく、考えていることを伝えよう
英会話で必要なのは、間を完全になくすことではありません。黙って止まる代わりに、短い英語で「考えています」と示すことです。
まずは Well… / Let me think. / How should I put it? の3つを、必要な時間の長さに合わせて声に出してみましょう。考える数秒を確保できるだけで、英会話はずっと落ち着いて続けられます。




