初回面談を前に、「何を話せばいいのか分からない」「目標をうまく説明できない」と緊張する方もいます。しかし初回面談は、良い答えを発表する場ではありません。コーチと一緒に、現在地と進む方向を整理する時間です。
面談で『何が分からないか分かりません』と言っても大丈夫です。曖昧な悩みを、観察できる課題へ分けることもコーチの仕事です。
英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者(指導歴約20年)
結論:まず「できなかった自分」ではなく、計画と現実のずれを見る
英語学習では、予定どおり進まないと努力不足だと考えがちです。しかし、学習内容、難易度、生活時間、支援方法のどこにずれがあるかを確認しなければ、気合いを足しても同じところで止まります。大切なのは、起きたことを観察できる形にすることです。
英語コーチングの価値は、決められたメニューを一度も崩さず実行することだけではありません。実際の生活で試し、うまくいかなかった理由をコーチと整理し、次の一週間へ反映するところにあります。
初回面談は、評価ではなく共同作業
| 確認項目 | 見直し方 |
|---|---|
| これまでの学習歴 | 学校英語、資格試験、英会話、アプリなど、続いたものと止まったものを伝えます。 |
| 使いたい英語 | 誰と、どこで、何を話したいかを具体化します。 |
| 困っている瞬間 | 聞き取れない、文が出ない、勉強が続かないなど、実際の場面を話します。 |
| 生活上の制約 | 勤務時間、家事、介護、睡眠など、学習量に影響する条件を共有します。 |
| 支援への希望 | 細かい管理が欲しいか、自分で考える余白が欲しいかを伝えます。 |

コーチへ相談するときの伝え方
相談するときは、反省や謝罪を長く書く必要はありません。次の順序で伝えると、具体的な調整につながります。
- 当初の予定と実際にできた量
- 取り組んだときに起きたこと
- 最も負担だった箇所
- 今も変わっていない目的
- 次の一週間で試したい変更
たとえば、「平日60分の予定でしたが、実際は火曜と木曜に20分ずつでした。帰宅後は音読を始めにくかったため、朝に既習音声を10分聞く形を一週間試したいです」のように、事実と仮説を短く伝えます。
良く見せようとして学習可能時間を多めに言うと、あとで計画が苦しくなります。忙しい週の現実を伝える方が、長く続く計画になります。
英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者(指導歴約20年)
避けたい3つの対応
1.遅れを一度に取り戻そうとする
未完了分を翌日以降へ積み上げると、再開前から負担が大きくなります。残す課題と捨てる課題を分け、現在地点から始めます。
2.教材をすぐ全部変える
成果が見えないと、新しい教材へ移りたくなります。しかし原因が量や手順なら、教材を変えても同じ問題が起きます。まず一つの条件だけ変えて確かめます。
3.うまくいくまで報告しない
報告を止めると、コーチは状況を把握できません。できなかったときほど、修正に必要な情報があります。
一週間の小さな実験に変える
計画変更は大きな決断でなくても構いません。開始時刻を30分早める、教材を半分にする、通常メニューとは別に10分の最低メニューを作る、といった小さな変更を一週間試します。その結果を見て、続けるか戻すかを決めます。
- これまでの学習歴:学校英語、資格試験、英会話、アプリなど、続いたものと止まったものを伝えます。
- 使いたい英語:誰と、どこで、何を話したいかを具体化します。
- 困っている瞬間:聞き取れない、文が出ない、勉強が続かないなど、実際の場面を話します。
- 生活上の制約:勤務時間、家事、介護、睡眠など、学習量に影響する条件を共有します。
- 支援への希望:細かい管理が欲しいか、自分で考える余白が欲しいかを伝えます。
一度で正解を当てるのではなく、試して確かめられる計画へ変えると、予定が崩れても戻りやすくなります。
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英語コーチングでは何をするのか、英語コーチングが向いている人・向いていない人もあわせて確認すると、今回の悩みをより広い学習設計の中で整理できます。
まとめ:計画は守るものではなく、目的に合わせて育てるもの
英語コーチングの初回面談で話す内容を、目標・学習歴・生活時間・現在の課題・希望するサポートに分けて解説。うまく説明できない場合の準備方法も紹介します。
順調な週だけでなく、止まった週、疲れた週、迷った週の情報も次の設計に役立ちます。まずは今起きていることを一つ書き出し、次の一週間で変える条件を一つだけ決めてみてください。
目標を説明できなかったBさんの例
Bさんは初回面談で「旅行英会話をできるようにしたい」とだけ話しました。コーチが、直近の旅行で困った瞬間を聞くと、ホテルの設備トラブルを説明できず、相手の返答も速くて止まった経験が出てきました。そこから、設備の状態説明、聞き返し、対応内容の確認を最初の目標として設定できました。
抽象的な目標しか出なくても、過去に困った一場面をたどれば練習単位が見つかります。初回面談は、その場面を一緒に掘り出す時間です。
英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者(指導歴約20年)
よくある質問
メモを用意した方がいいですか?
学習歴、困った場面、使える時間を箇条書きにしておくと安心です。完成した文章にする必要はありません。
できなかったことを正直に話すべきですか?
はい。継続できなかった理由は、次の計画で同じ負担を避けるための重要な情報です。
質問が思いつかない場合は?
支援の頻度、計画変更の方法、相談できる範囲を確認すると、受講後の認識差を減らせます。
今日できる確認
この記事を読んだ後は、今の予定、実績、最も重い作業、変えずに残したい目的を一行ずつ書き出してみてください。そのうえで、次の一週間に変更する条件を一つだけ選びます。小さく試し、結果をコーチと確認することで、感覚的な不安を具体的な調整へ変えられます。
このテーマのまとめ: 英語コーチング開始前ガイド|目標・準備・初回面談をまとめて確認する
be:RIZEなら、初回に話す内容を上手にまとめなくても大丈夫
初回セッションは、受講者が正解を答える面接ではありません。これまでの学習、困っている場面、生活のリズムをコーチが聞き取り、「知っているのに使えない」原因を一緒に切り分けます。
- 言葉になっていない悩みも、対話を通して具体化
- 聴く・話すのどこで処理が止まるかを整理
- 面談後は、確認した内容を個別カリキュラムへ反映
目標や悩みがまだ曖昧なら、その状態のままお話しください。まず現在地を見つけるところから始めます。







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