英語コーチングの失敗は努力不足じゃない!挫折する3つの構造的理由

英語コーチングの失敗は努力不足じゃない!挫折する3つの構造的理由

しゅみすけ(大山俊輔)

コーチングで挫折したとき、学習者の覚悟や努力だけを原因にするのは簡単です。でも、目標と期間、負荷と生活、教材と現在地、支援と課題が噛み合っていたかも確認すべきです。失敗を個人の責任にせず、構造として見直すことが次につながります。

英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者

はじめに:「英語コーチングで失敗した…」と自分を責めているあなたへ

はじめまして。しゅみすけ(大山俊輔)です。
僕は現在、英会話初心者専門のスクール「b わたしの英会話」、そして、話せるまで伴走する英語コーチング「be:RIZE」を運営しています。

今、あなたがこの記事を読んでいるということは、きっと以下のような辛い経験をされたのではないでしょうか。

「本気で英語を話せるようになりたくて、数十万円という高いお金を払って大手の英語コーチングに申し込んだ」
「でも、仕事が忙しくて『1日3時間』の学習ノルマについていけず、ドロップアウトしてしまった…」
「言われた通りに単語暗記やシャドーイングを必死にやったのに、いざ外国人を前にすると頭が真っ白になって何も話せなかった」

そして、

「高いお金を払ったのに続けられなかった自分は、なんて意志が弱くてダメな人間なんだろう」
「自分には英語の才能がないから、もう諦めるしかないのかな…」

と、深く自分を責めてしまっていませんか?

英語コーチング業界に20年身を置く僕から、最初にはっきりと断言させてください。

あなたが英語コーチングで失敗したのは、あなたの努力が足りないからでも、意志が弱いからでもありません。
あなたが挫折したのは、「日本語OSのまま、文語の重たいデータを気合と根性で無理やり詰め込ませる」という、日本の英語コーチング業界が抱える『構造的な欠陥』の犠牲になったからなのです。

この記事では、なぜあなたが大手コーチングで失敗してしまったのかという「脳のメカニズム」を解き明かし、自分を責めるループから抜け出して、本当に英語が使えるようになるための「正しいアプローチ」についてお話しします。

理由①:「1日3時間」の気合と根性が脳を破壊する

英語コーチングで失敗する最大の原因、それは多くのスクールが強要する**「1日3時間の学習ノルマ」**にあります。

彼らは「日本人が英語を習得するには2200時間必要だから、1日3時間の学習を1年間続けろ」と言います。
しかし、仕事や家事、育児でクタクタになっている大人が、毎日3時間の勉強を気合と根性で捻出するのは、現実的に考えてほぼ不可能です。

では、なぜ彼らはそんな無茶な時間を要求するのでしょうか?

それは、**「英語が話せなかった時の、スクール側にとっての最強の免罪符(言い訳)」**になるからです。

1日3時間の詰め込み学習に疲弊して、結局英語が話せないままプログラムが終わってしまった時、スクール側は「あなたが1日3時間やらなかったからダメだったんです」と堂々と言い逃れができます。

そしてあなた自身も、「自分が1日3時間できなかったから話せなくても仕方ないんだ」と、「学習時間が足りなかった自分のせいだ」と思い込まされてしまうのです。

重要なのは「時間(量)」ではなく「何をするか(質と構造)」です。
間違った方法を1日3時間、何百時間と気合と根性で詰め込んでも、英語が話せるようには絶対になりません。

理由②:OSが日本語のままの「マルチタスク」は必ずフリーズする

「でも、自分は毎日3時間頑張って、単語も覚えてシャドーイングもやったのに、結局外国人の前でフリーズしてしまった…」という方もいるでしょう。

その理由は、あなたが**「脳のOS(処理プロトコル)」が日本語仕様のまま、ネイティブ向けの高度なトレーニングを強要されていたから**です。

例えば「シャドーイング」。これは本来、「すでに英語の語順や音のルール(英語OS)が脳にインストールされている同時通訳者」が、処理速度を上げるために行うアウトプットの筋トレです。

英語の構造(OS)が頭に入っていない初心者が、いきなり「音を聞いて」「意味を考えて」「口に出す」という高度なマルチタスク(シャドーイング)をやらされればどうなるでしょうか?

脳の処理能力(CPU)はたちまち限界を迎え、パンクしてフリーズするのは、脳科学的に当たり前のことなのです。

「補助輪なしでいきなりF1カーに乗れ」と言われているようなものです。
それでクラッシュしたからといって、「あなたの運転センスがない」と責められるのは間違っていますよね。

理由③:日常会話で使わない「重たいデータ(文語)」の詰め込み

さらに、大手のコーチングで必死に暗記させられる単語帳の多くは、TOEICなどのテストで使われる「文語(書き言葉)」ばかりです。

「調査する(investigate)」「購入する(purchase)」「延期する(postpone)」といった小難しい単語は、パソコンで言えば非常にデータ容量の大きい「重たいアプリ」です。

一方、ネイティブが日常会話で使っているのは、「look into」「buy」「put off」といった、中学1年生で習うような「基本動詞(コア単語)の組み合わせ」です。彼らはこの「軽いアプリ」を使って、サクサクと会話を回しています。

OSが日本語のまま、日常会話のスピードでは立ち上がらない重たい「文語アプリ」を何千語ダウンロード(暗記)させられていたのですから、いざ実践の会話で言葉が出てこないのは当然の結果なのです。

解決策:「Doing(量)」ではなく「Being(構造)」を書き換える

もう、これ以上自分を責めるのはやめにしましょう。

あなたがこれまで英語学習で失敗してきたのは、気合や根性が足りなかったからではありません。
「日本語OSのまま、文語の重たいデータを無理やり詰め込もうとした『業界のアプローチ(Doing)』」が間違っていたからです。

大人の日本人が本当に英語を話せるようになるために必要なのは、1日3時間の血を吐くような努力(Doing)ではありません。

**1日1時間で、「脳の処理プロトコル(OS)」を、日本語仕様から英語仕様へと書き換えること(Beingの変化)。**これに尽きます。

難しい文語の単語を何千個も暗記するのではなく、日常会話の9割を占める「コア単語」と「3つの基本骨格」という『口語OSの土台』を脳にインストールする。
そして、シャドーイングで無理なマルチタスクをする前に、「意図的清聴」を通じて、英語の実際の音や構造に対する「気づき(Noticed Input)」を得て、神経回路をゆっくりと再配線していくのです。

be:RIZEは「1日3時間のスパルタ管理」をしません

英語コーチングでの失敗を、次の学習へ生かしたい方へ

続かなかった経験を努力不足で片づけず、時間・教材・サポート・目標設定のどこにズレがあったかを整理すると、次の選択が具体的になります。

面談前に確認しておきたいことを見る、または面談の日程を確認する


成果が出ないときの全体整理: 原因特定、負荷調整、相談、継続・乗り換え・退会、終了後の自走は、英語コーチングの立て直しガイドで順番に確認できます。

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英語コーチングで成果が出ない・続かないときの立て直し方|退会・乗り換え・自走ガイド - 聴ける×話せるに特化した英語コーチング|be:RIZE(ビーライズ)

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