不動産・賃貸仲介スタッフは、外国人客の希望条件の聞き取り、物件説明、内見、初期費用、入居審査、契約、設備トラブルなどで英語を使います。必要なのは物件を流暢に売り込む力だけではなく、条件と費用を整理し、日本特有の制度やルールをやさしい英語で説明し、判断が必要な内容を宅地建物取引士・貸主・管理会社へ正確につなぐ力です。
現場ですぐ使える例文は、b-cafe.netの「不動産・賃貸スタッフが使う英語フレーズ」にまとめています。
不動産・賃貸スタッフに英語が必要な6つの場面

- 希望条件:地域、予算、間取り、入居人数、入居日、通勤条件を聞く
- 物件・設備:広さ、階数、家具、エアコン、インターネット、周辺環境を説明する
- 内見:集合、鍵、各設備、採寸、質問への回答を案内する
- 初期費用:敷金、礼金、仲介手数料、保証料、前家賃を整理する
- 契約・審査:申込、本人確認、在職情報、保証人、重要事項説明へつなぐ
- 入居・トラブル:鍵、ゴミ、騒音、設備不具合、退去連絡を管理会社へつなぐ
必要な4つの英語力
- 条件を構造化する力:must-haveと希望条件を分け、優先順位を確認する
- 費用を正確に説明する力:一時金と月額費用、返金の有無、支払時期を分けて伝える
- 日本特有の制度を言い換える力:敷金・礼金・保証会社などを役割と動作で説明する
- 担当者へ引き継ぐ力:契約条件や審査結果を推測せず、宅建士・貸主・管理会社へつなぐ
実務から逆算する勉強法
- 外国人客から多い質問を「探す・見る・払う・契約・住む」に分類する
- 募集図面、初期費用明細、入居案内の正式な英語表記を確認する
- 希望条件を聞く10問と、物件説明の定型文を作る
- 初期費用を項目別に説明するロールプレイをする
- 契約・審査・不具合を専門担当へ引き継ぐ練習をする
「敷金・礼金」を一語で訳そうとしない
日本独自の費用や契約慣行は、英単語を置き換えるだけでは誤解が生まれます。「入居時に支払う」「返金される可能性がある」「返金されない」「保証会社の審査がある」のように、役割・支払時期・返金条件へ分けて説明することが大切です。
契約条件・審査結果は断定しない
入居可否、審査結果、保証人・保証会社、違約金、原状回復、更新・解約条件は物件と契約によって異なります。担当者個人の判断で約束せず、募集条件、契約書、重要事項説明、貸主・管理会社の確認を優先しましょう。
まとめ
不動産・賃貸スタッフに必要な英語は、希望条件を整理し、物件・費用・契約の次の行動を明確にする英語です。自社の募集図面と費用明細を教材にし、内見から引き継ぎまで一連で練習すると実務へつながります。
具体的な会話表現は「不動産・賃貸スタッフが使う英語」へ。住まいの基本語彙はb-cafe.netの「マンション・apartment・condoの違い」も参考になります。



