はじめに:「よし、単語帳と文法書を買ってこよう!」と思っているあなたへ
はじめまして。しゅみすけ(大山俊輔)です。
僕は現在、英会話初心者専門のスクール「b わたしの英会話」、そして、話せるまで伴走する英語コーチング「be:RIZE」を運営しています。
今、あなたがこの記事を読んでいるということは、きっと以下のように考えているのではないでしょうか。
「仕事で急に英語が必要になった。今度こそ本気でやり直したい」
「でも、何から手をつけていいかわからない」
「とりあえず、本屋で『中学英語のおさらい』みたいな文法書と、分厚い単語帳を買ってこようかな…」
その前向きな決意は、本当に素晴らしいものです。
ですが、英語コーチとして20年以上、何千人もの学習者を見てきた僕から、最初にはっきりと警告させてください。
もしあなたが「使える英語」を手に入れたいなら、絶対に「単語帳の暗記」と「文法書の勉強」から始めてはいけません。
学生時代と同じように知識を詰め込む「お勉強(Doing)」からスタートすると、大人の脳はあっという間に処理落ちし、高い確率で挫折することになります。
この記事では、なぜ大人が昔のやり方でやり直すと失敗するのかという「脳のメカニズム」を解き明かし、社会人が最短で英語を使えるようになるための「本当に最初にやるべきステップ」をお伝えします。
原因:なぜ「単語と文法」から始めると挫折するのか?
多くの社会人は、英語をやり直そうと決めた時、何の疑いもなく「単語を暗記して、正しい文法を身につけよう」とします。
しかし、このアプローチには致命的な欠陥が2つあります。
① 「重たいアプリ(文語)」を詰め込もうとしているから
あなたが本屋で買おうとしている単語帳。
そこに載っているのは、purchase(購入する)や investigate(調査する)といった小難しい単語ばかりではないでしょうか?
パソコンやスマホに例えると、これらの単語は非常にデータ容量の大きい**「重たいアプリ(文語)」**です。
一方、ネイティブが日常会話で使っているのは、buy や look into のような、中学1年生で習う「基本動詞(コア単語)+簡単な前置詞」の組み合わせです。彼らはこの「軽いアプリ(口語)」を使って、サクサクと会話を回しています。
脳のOSが日本語のまま、日常会話のスピードでは立ち上がらない重たい「文語アプリ」を何千語ダウンロード(暗記)しても、いざ会話となると頭の辞書から検索できず、フリーズしてしまうのは当然の結果なのです。
② 日本語の「てにをは」の感覚でパズル(英作文)をしてしまうから
さらに深刻なのが文法です。
日本語は、名詞の後ろに「は」や「が」といった「てにをは(格助詞)」のシールを貼り付ける言語です。
このシールさえ貼ってあれば、語順をバラバラにしても意味が通じます。
そして、結論(動詞)を文の最後まで「保留」しながら組み立てていきます。
しかし、英語は「置かれた順番(配置)」だけで意味が決まる言語です。
「単語と文法を覚えれば話せる」と信じている人は、日本語の「てにをは」の感覚(日本語OS)のまま、頭の中で「えっと、過去形の疑問文だからDidを前に出して…」と複雑なパズル(英作文)を組み立てようとします。
リアルタイムの実況中継である会話の中で、こんな翻訳作業をやっていれば、脳の処理能力(CPU)はたちまちパンクします。
大人が英語を話せないのは、知識が足りないからではなく、「日本語OS」という土台の上で、無理やり英語を処理しようとしてシステムをクラッシュさせているからなのです。
解決策:暗記ゲームを捨て、「脳のOS」を書き換えよ
では、本気で英語をやり直したい社会人は、何から始めればいいのでしょうか?
気合を入れて1日3時間の詰め込み学習(Doing)をする必要はありません。
あなたがまずやるべきことは、**「脳の処理順序を書き換えること(OSのアップデート)」**です。
日本語の「てにをは」を使い、最後まで結論を待つ「構築型」の回路を捨て、英語の「前からポンポンと置いていく」という「配置型」の回路(口語OS)を脳にインストールするのです。
そのために必要な、たった2つの武器をご紹介します。
① 「コア単語」の映像を掴む
難しい単語の暗記をやめ、ネイティブが日常会話の9割で使い回している get、have、take、go、put といった「コア単語(基本動詞)」を手に入れます。
これらを「get=手に入れる」と日本語訳で暗記するのではなく、**「get=ポンッと動いて、ある状態へ変化する」といった『動きの映像(イメージ)』**として直感的に理解し直します。
このコア単語の感覚さえインストールできれば、少ない単語であらゆる状況を実況中継できるようになります。
② 「4つのコード(骨格)」に並べる感覚を入れる
頭の中で日本語から複雑な英作文(パズル)をするクセを捨てます。
その代わりに、以下の「3つの空箱(基本骨格)」を用意します。
SVC(誰が = なんだ): 天秤のイコールの状態
SV(誰が + どうする): 自己完結する動き
SVO(誰が + どうする + 何を): パワーが対象にドンッとぶつかる動き
目の前に浮かんだ情景を、日本語を介さずに、左から右へ「ポン、ポン、ポン」とこの箱に放り込んでいく感覚(配置ルール)を体に叩き込みます。
この「コア単語」と「基本骨格」が、頭で考えなくても0.5秒の反射で口から出るようになること。
これこそが、大人のやり直し英語における「絶対に間違えてはいけない第一歩」なのです。
結論:正しい順番(構造)で学べば、大人は必ず話せる
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「社会人の英語のやり直しは何から始めればいいか?」 その答えは、単語帳でも文法書でもなく、**「脳の処理順序を日本語から英語へと切り替えること(OSの書き換え)」**です。
多くの大人が英語学習に挫折するのは、能力が低いからでも、努力が足りないからでもありません。OSが日本語のままなのに、無理やり重たい文語のデータを詰め込もうとした「学習の順番(構造)のミス」が原因だったのです。
才能や根性ではなく「構造」を変えれば、大人の脳でも必ず英語は直感的に話せるようになります 。
僕が運営する英語コーチング「be:RIZE」では、初月に分厚い単語帳を渡して暗記を強要するような指導は一切行いません。 第二言語習得論や脳科学に基づき、あなたの脳の処理プロトコルを「日本語OS」から「英語OS」へと確実に繋ぎ直す(神経再配線)ための伴走を行っています。
もし、この文章を読んで「今度こそ、無駄な暗記ゲームを終わらせて、正しい順番で英語をやり直したい」と少しでも心が動いたなら。 ぜひ一度、be:RIZEの無料オリエンテーションで、あなたの英語学習への想いを僕たちに聞かせてください。
無理な勧誘は一切しません。まずは、あなたの現在地を整理し、どうすれば「英語OS」を手に入れられるのか、その具体的な道筋をお伝えします。
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