be supposed toの意味と使い方|shouldとの違い・was supposed toまで解説

be supposed toの意味と使い方|shouldとの違い・was supposed to

You’re supposed to be here at nine. と言われたら、単なる「9時に来たほうがいい」という助言ではありません。「9時に来る予定・決まりになっています」という、すでに共有されている基準を示します。映画やドラマ、職場の日常会話でも非常によく出る表現です。

be supposed to は教科書では「〜することになっている」と訳されますが、実際には予定、規則、役割、期待、世間の認識まで広がります。意味が多く見える原因は、supposedを日本語ごとに暗記するからです。中心にあるのは本人の気持ちではなく、外側から置かれた想定です。

最初に結論

be supposed to=外から見て「そうなる想定になっている」です。予定なら「〜する予定」、規則なら「〜することになっている」、期待なら「〜するはず」、一般認識なら「〜だと言われている」と訳せます。shouldは主に話し手が「そうするのがよい」と判断する表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

しゅみすけ

「誰がそう言っているのか」を考えてみてください。会社、学校、予定表、社会の常識など、話し手の外側に根拠が見えればbe supposed toの感覚です。

be supposed toの意味と基本形

基本形は主語+be動詞+supposed to+動詞の原形です。主語と時制に合わせてbe動詞をam・is・are・was・wereへ変えます。supposedの語尾はつづり上-edですが、be supposed toは一まとまりとして使われます。

  • I am supposed to call her.(彼女に電話することになっています)
  • He is supposed to arrive at six.(彼は6時に着く予定です)
  • We are supposed to wear name tags.(私たちは名札を着ける決まりです)
  • She was supposed to join us.(彼女は参加する予定でした)
  • They were supposed to finish yesterday.(彼らは昨日終える予定でした)

toの後ろは動詞の原形です。三人称単数でもto goesとはせず、is supposed to goです。時制や主語の情報はbe動詞が担当します。

be supposed toは外からの予定・ルール・期待、shouldは話し手の判断・助言
be supposed toは共有された想定、shouldは話し手の判断を中心にします。

supposeのコアイメージから理解する

動詞supposeには「手元の情報をもとに、ひとまずそうだと考える」という意味があります。I suppose he’s busy.なら「彼は忙しいのだろうと思います」です。be supposed toは受け身の形なので、直訳的には「〜すると想定されている」となります。

その想定を作ったのが予定表なら「予定」、会社や学校なら「規則」、周囲の人なら「期待」、一般社会なら「〜だと言われている」へ意味が広がります。別々の熟語があるのではなく、外部の想定に主語が乗せられているという一本の仕組みです。supposeとguessの違いはguessのコアイメージとsupposeとの違いでも解説しています。

意味1|予定・約束「〜する予定になっている」

スケジュール、約束、担当などによって行動が決まっているときに使います。自分が今その行動をしたいかどうかではなく、すでに組まれた予定を説明します。

  • I’m supposed to meet Ken at noon.(正午にケンと会う予定です)
  • The train is supposed to leave at 7:10.(電車は7時10分に出る予定です)
  • Who is supposed to lead the meeting?(誰が会議を進行することになっていますか)
  • We’re supposed to move next month.(私たちは来月引っ越す予定です)

確定した個人の計画を強く述べるbe going toと比べ、be supposed toには「予定表や取り決めではそうなっている」という距離があります。そのため、実際に予定どおりになるか分からない含みを持つこともあります。

意味2|規則・義務「〜することになっている」

校則、職場のルール、社会的なマナーなどを示す用法です。mustほど強い命令を直接ぶつけず、「ここではそういう決まりです」と外部の基準を示せます。

  • You’re supposed to wear a helmet.(ヘルメットを着用する決まりです)
  • Employees are supposed to report the problem.(従業員は問題を報告することになっています)
  • We’re supposed to keep this door closed.(このドアは閉めておく決まりです)
  • Am I supposed to sign here?(ここに署名することになっていますか)

You must wear a helmet.は話し手や規則が強く義務を課す響きです。You’re supposed to wear a helmet.は「ルール上は着用することになっています」と、既存の決まりを確認する響きになります。ただし注意や非難の場面では十分に強く聞こえます。

意味3|期待・役割「〜するはずである」

人や物に期待されている働きを表します。予定というより「本来ならその役割を果たす」という基準との比較です。

  • This button is supposed to open the door.(このボタンでドアが開くはずです)
  • You’re supposed to help me.(あなたは私を手伝う役目でしょう)
  • The medicine is supposed to reduce pain.(その薬は痛みを和らげるはずです)
  • This app is supposed to make booking easier.(このアプリは予約を簡単にするはずです)

期待した働きと現実がずれたときに特によく使われます。“This is supposed to work. Why doesn’t it?”なら「これ、動くはずなのに。なぜ動かないの?」です。日本語の「本来なら」に近い感覚です。

意味4|一般認識「〜だと言われている」

世間の評判や一般に信じられている情報を伝えることもできます。話し手自身が事実だと保証しているのではなく、「一般にはそういう話です」と情報源から距離を取ります。

  • The restaurant is supposed to be excellent.(そのレストランはとても良いらしいです)
  • He is supposed to be very wealthy.(彼はかなり裕福だと言われています)
  • This area is supposed to be safe.(この地域は安全だと言われています)
  • The new model is supposed to be faster.(新型はより速いらしいです)

この用法ではto beがよく続きます。I think the restaurant is excellent.なら自分の判断ですが、It’s supposed to be excellent.なら評判や聞いた情報を伝えています。「私はまだ確かめていない」という含みが自然に出ます。

be supposed toとshouldの違い

be supposed toshould
基準予定・規則・期待など外部の基準話し手の判断・助言
中心の意味そうなる想定になっているそうするのがよい
You’re supposed to call her.You should call her.
自然な解釈電話する約束・決まりです電話したほうがよいです

You should be here at nine.なら、話し手が9時に来るのが適切だと判断しています。You’re supposed to be here at nine.なら、勤務表や約束では9時に来ることになっています。この違いは「助言」対「決まり」と覚えるより、判断の出どころを見ると応用できます。

ただし両者は重なることがあります。社会の決まりを根拠にshouldで助言することもできるからです。実際の会話では、shouldは「私はこうするのがよいと思う」、be supposed toは「すでに共有された想定はこうだ」という焦点の違いとして捉えてください。

was supposed toの意味|予定どおりでなかった含み

was/were supposed to doは「〜する予定だった」「〜するはずだった」です。文法上は過去の予定を述べるだけですが、会話では実際にはそうならなかったという含みで非常によく使われます。

  • I was supposed to call you.(電話するはずでした)
  • We were supposed to leave at six.(6時に出発する予定でした)
  • She was supposed to send the file yesterday.(彼女は昨日ファイルを送る予定でした)
  • The package was supposed to arrive today.(荷物は今日届くはずでした)

I was supposed to call you, but I forgot.のようにbut以下を続ければ、未実現だったことが明確です。後半を言わなくても、声の調子や状況から「できなかった」と理解されることがあります。ただし、過去の予定を中立的に確認しているだけの文脈もあるため、形だけで未実現と断定はしません。

not supposed toの意味|禁止を柔らかく伝える

be not supposed to doは「〜しないことになっている」、自然な日本語では「〜してはいけない」です。禁止の根拠が話し手個人ではなく、規則や共有された了解にあることを示します。

  • You’re not supposed to park here.(ここに駐車してはいけません)
  • We’re not supposed to use our phones.(携帯電話は使わない決まりです)
  • You’re not supposed to tell anyone.(誰にも言わないことになっています)
  • This door is not supposed to be open.(このドアは開いているはずではありません)

You mustn’t park here.より間接的ですが、違反を指摘する場面では責める響きが出ます。“You’re not supposed to do that!”は「それ、してはいけないことだよ」という注意です。柔らかく尋ねるなら“I don’t think we’re supposed to park here.”とI don’t thinkを添えられます。

疑問文Am I supposed to…?の使い方

Am I supposed to do…?は「私は〜することになっていますか」「〜すればよいのですか」と、手順や期待される行動を確認する表現です。旅行、職場、オンライン手続きなどで特に便利です。

  • Am I supposed to wait here?(ここで待つことになっていますか)
  • What am I supposed to do?(私はどうすればよいのですか)
  • Are we supposed to bring anything?(何か持参することになっていますか)
  • Where am I supposed to enter my name?(どこに名前を入力すればよいですか)
  • How is this supposed to work?(これはどう動くことになっているのですか)

What should I do?は相手の助言を求めます。What am I supposed to do?は、自分に割り当てられた役割や正しい手順を確認します。困った調子で言うと「いったいどうしろというの?」という不満にもなります。

be supposed to・have to・must・be going toの違い

表現中心の感覚
be supposed to外から置かれた予定・規則・期待I’m supposed to work today.
should話し手の判断・助言You should rest.
have to事情上の必要I have to work today.
must強い義務・話し手の確信You must stop.
be going to本人の意図・現在から見える未来I’m going to work today.

I’m supposed to work today.なら勤務予定です。I have to work today.なら事情として働く必要があります。I’m going to work today.なら自分の予定・意図を述べています。同じ「今日働く」でも、どこからその未来が決まったのかが違います。

よくある間違いと発音の注意

× I supposed to go.

be動詞を落とさず、I’m supposed to go.とします。supposedはこの形で単独の主動詞ではありません。

× He is supposed to goes.

toの後ろは原形なので、He is supposed to go.です。三人称単数の情報はisがすでに持っています。

suppose toとつづる

会話ではsupposed toの音が弱まり「サポウストゥ」のようにつながるため、suppose toと聞こえることがあります。しかし書くときは-edを含むsupposed toです。

shouldと完全に同じだと考える

You should call him.は助言、You’re supposed to call him.は約束・担当・予定です。日本語訳がどちらも「電話すべき」になっても、判断の出どころを確認します。

しゅみすけ(大山俊輔)

しゅみすけ

会話ではsupposed toを一語ずつ読もうとせず、be supposed toをひとかたまりで練習しましょう。まずはI’m supposed to…とAm I supposed to…?を自分の予定で使うのがおすすめです。

中学英語で言い換える方法

be supposed toが出てこなくても、予定・規則・評判のどれかを具体的にすれば、基本語で伝えられます。

元の表現簡単な言い換え
I’m supposed to meet Ken at six.I will meet Ken at six. We have a plan.
You’re supposed to wear a badge.Please wear a badge. It’s a rule.
It’s supposed to be easy.People say it is easy.
I was supposed to call her.I planned to call her, but I didn’t.
What am I supposed to do?What should I do now?

しゅみすけ式では、抽象的な「〜することになっている」を、plan・rule・people sayのどれかへ分解します。It’s a rule.やWe have a plan.なら中学英語で背景まで伝わります。

3分でできる会話練習

  1. I’m supposed to call her.
  2. I’m not supposed to call her.
  3. Am I supposed to call her?
  4. I was supposed to call her.
  5. Who is supposed to call her?
  6. What am I supposed to do?

call herをwork today、bring my ID、wait here、send the fileへ交換します。次に現在・否定・疑問・過去へ動かしてください。一つの場面を変形するほうが、例文を別々に暗記するより会話の回路を作りやすくなります。

まとめ|be supposed toは外から置かれた想定

  • be supposed to=外部の想定ではそうなる
  • 予定・約束なら「〜する予定になっている」
  • 規則・役割なら「〜することになっている」
  • 期待なら「〜するはず」、評判なら「〜だと言われている」
  • shouldは主に話し手の判断・助言
  • was supposed toは「〜する予定だった」で、未実現を含むことが多い
  • not supposed toは共有された規則にもとづく禁止
  • Am I supposed to…?は手順や自分の役割を確認する定番

日本語訳を選ぶ前に、予定表、規則、周囲の期待、世間の評判など「誰がその想定を置いたのか」を見てください。外側の基準に照らして「そうなることになっている」と捉えれば、be supposed toの意味は一つにつながります。

suppose自体の判断の感覚はguessとsupposeの違い、助動詞を使った話し手の判断全体は英語の助動詞のコアイメージもあわせてご覧ください。


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