no oneとnobodyは、どちらも「誰も〜ない」「誰一人〜ない」を表します。意味はほぼ同じで、多くの文で置き換えられます。
最も分かりやすい違いは綴りです。no oneは二語、nobodyは一語で書きます。語感としてはno oneがやや中立的、nobodyがやや会話的に感じられることがありますが、厳密な規則ではありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
意味の違いより、まず綴りを押さえましょう。no oneはスペースを入れた2語、nobodyはスペースなしの1語です。
英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者
no oneとnobodyの違いを一覧で確認
| 表現 | 綴り | 意味 | 傾向 |
|---|---|---|---|
| no one | 2語 | 誰も〜ない | やや中立的 |
| nobody | 1語 | 誰も〜ない | やや会話的 |

no oneとnobodyは置き換えられる
- No one knows the answer.
Nobody knows the answer.
誰も答えを知りません。 - I saw no one.
I saw nobody.
私は誰にも会いませんでした。 - There was no one in the room.
There was nobody in the room.
部屋には誰もいませんでした。
nobodyは会話で少しくだけた感じが出る場合があります。ただし、no oneも日常会話で自然です。文章の種類だけで機械的に使い分ける必要はありません。
no oneは2語、nooneとは書かない
標準的な綴りはno oneです。× nooneのように一語にはしません。
- ○ No one called.
- × Noone called.
ハイフンを入れたno-oneは、とくにイギリス英語で見られることがあります。ただし、国際的に最も無難なのはスペースを入れたno oneです。
どちらも単数扱い
no one・nobodyは「該当する人が一人もいない」という形なので、文法上は単数扱いです。
- No one is perfect.(完璧な人はいません)
- Nobody knows everything.(すべてを知る人はいません)
- × Nobody know everything.
性別を限定せずに後ろから受けるときは、単数のtheyを使えます。
- No one said they wanted to leave.(帰りたいとは誰も言いませんでした)
- Nobody brought their passport.(誰もパスポートを持ってきませんでした)
後ろの動詞をもう一度否定しない
no oneとnobody自体に否定の意味があります。そのため、標準英語では後ろの動詞をnotで重ねません。
- ○ No one called me.(誰も私に電話しませんでした)
- × No one didn’t call me.
- ○ Nobody understands.(誰も理解していません)
- × Nobody doesn’t understand.
notを使うなら、I didn’t see anyone.のようにanyoneと組み合わせます。詳しくはno oneとanyoneの違いで整理しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
no one・nobodyの中に、すでにnotの役割が入っています。「否定は一度」と考えると、二重否定を避けやすくなります。
英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者
nobodyは「取るに足りない人」という名詞にもなる
nobodyには、不定代名詞の「誰も〜ない」とは別に、「名もない人・重要でない人」という可算名詞の用法があります。この場合は複数形nobodiesも可能です。
- He felt like a nobody.(彼は自分が取るに足りない人間のように感じました)
- They went from nobodies to stars.(彼らは無名の存在からスターになりました)
この用法では人を低く評価する響きがあるため、他人に向けて使う際には注意が必要です。no oneには通常、この名詞用法はありません。
no one else・nobody elseは「ほかには誰も〜ない」
- No one else knew the password.(ほかには誰もパスワードを知りませんでした)
- Nobody else can do it.(ほかには誰もそれをできません)
所有格はno one else’s・nobody else’sのように、’sをelseの後ろに付けます。
not everyoneとは意味が違う
not everyoneは「全員というわけではない」という部分否定です。一方、no one・nobodyは「一人もいない」という全否定です。
| 例文 | 意味 |
|---|---|
| Not everyone agreed. | 全員が賛成したわけではない |
| No one agreed. | 誰も賛成しなかった |
| Nobody agreed. | 誰も賛成しなかった |
この差はeveryoneとno oneの違いでも詳しく解説しています。
よくある間違い
- × noone
○ no one - × Nobody know.
○ Nobody knows. - × No one didn’t come.
○ No one came. または I didn’t see anyone.
まとめ
- no oneとnobodyは、どちらも「誰も〜ない」で意味はほぼ同じ
- no oneは2語、nobodyは1語
- no oneはやや中立的、nobodyはやや会話的な傾向がある
- どちらも単数扱いで、後ろの動詞を二重に否定しない
- nobodyには「取るに足りない人」という名詞用法もある
まずは綴りと単数扱いを確実にし、会話ではどちらも自然に使えると理解しましょう。対になる肯定表現はeveryoneとeverybodyの違いで確認できます。





