everyoneとno oneの違い|「全員」と「誰もいない」の使い分けを例文解説

everyoneとno oneの違いを表す比較イラスト

everyoneは「考えている範囲の全員」、no oneは「その範囲に一人もいない」を表します。人数の両端にある言葉で、everyoneは100%、no oneは0%です。

Everyone came.は「全員が来た」、No one came.は「誰も来なかった」です。意味は正反対ですが、どちらも文法上は単数扱いになります。

everyoneは一人ひとりを漏れなく含め、no oneは一人も含めません。100%と0%を両端に置いて考えましょう。

everyoneとno oneの違いを一覧で確認

基本イメージ日本語
everyone一人残らず含むみんな・全員Everyone agreed.
no one含まれる人がゼロ誰も〜ないNo one agreed.
everyoneは全員、no oneはゼロ人を表す解説図

Everyone came.とNo one came.の差

Everyone came to the meeting.
全員が会議に来ました。

No one came to the meeting.
誰も会議に来ませんでした。

everyoneでは対象者を一人ずつ見て、漏れなく含めます。no oneでは該当者がゼロです。その中間にある「誰か一人」はsomeoneで表します。詳しくはsomeoneとeveryoneの違いをご覧ください。

everyoneは「範囲内の全員」

everyoneは、人の集団の全員を表します。もの・ことの全部にはeverythingを使います。

  • Everyone is ready.(全員準備ができています)
  • Everyone enjoyed the trip.(みんなが旅行を楽しみました)
  • I spoke to everyone.(私は全員と話しました)

allとの語順や使い方の違いは、everyoneとallの違いで詳しく整理しています。

no oneは「該当する人がゼロ」

no oneは、それ自体に否定の意味を含み、「誰も〜ない」を一語で表します。

  • No one knows the answer.(誰も答えを知りません)
  • No one was injured.(誰もけがをしませんでした)
  • There is no one here.(ここには誰もいません)

no oneとanyoneの否定文の関係は、no oneとanyoneの違いで確認できます。

どちらも単数扱い

everyoneは複数の人を指しますが、「一人ひとり」をまとめた不定代名詞なので単数です。no oneも「一人も該当しない」という単数扱いになります。

  • Everyone is welcome.(どなたでも歓迎します)
  • Everyone has a role.(全員に役割があります)
  • No one is perfect.(完璧な人はいません)
  • No one knows everything.(すべてを知る人はいません)

× Everyone are、× No one knowにはしません。詳しくは主語と動詞の一致も参考にしてください。

no oneの後ろで動詞を否定しない

no oneが否定を担っているため、後ろの動詞は肯定形にします。

  • No one called me.(誰も私に電話しなかった)
  • × No one didn’t call me.
  • No one understands.(誰も理解していない)
  • × No one doesn’t understand.

noが「対象の存在をゼロにする」感覚は、noのコアイメージで詳しく解説しています。

not everyoneとno oneは同じではない

not everyoneは「全員というわけではない」という部分否定です。一部の人は該当する可能性があります。一方、no oneは一人も該当しません。

例文意味
Not everyone agreed.全員が賛成したわけではない
No one agreed.誰も賛成しなかった
not everyoneでは賛成者が残っているかもしれません。no oneでは賛成者はゼロです。ここは意味を取り違えやすいポイントです。

部分否定全体についてはnot all・not everyなどの部分否定もご覧ください。

Everyone didn’t…は避けると明確

Everyone didn’t agree.は、文脈によって「全員が反対した」なのか「全員が賛成したわけではない」なのか曖昧に感じられます。伝えたい意味に合わせて、次のように言うと明確です。

  • Not everyone agreed.(全員が賛成したわけではない)
  • No one agreed.(誰も賛成しなかった)

代名詞で受けるときはthey・their

everyoneとno oneは文法上単数ですが、性別を限定しない代名詞で受けるときはthey・theirが自然です。

  • Everyone should bring their ID.(全員、身分証を持参してください)
  • No one said they were leaving.(帰ると誰も言いませんでした)

この用法は単数のtheyで詳しく説明しています。

everyone・no oneとeverything・nothing

もの・こと
everyone(全員)everything(すべて)
no one(誰もいない)nothing(何もない)

人には-one、もの・ことには-thingを使います。もの・ことの100%と0%は、everythingとnothingの違いで整理しています。

よくある間違い

  • × Everyone are ready.
    Everyone is ready.
  • × No one don’t know.
    No one knows.
  • × Not everyone came.=誰も来なかった
    ○ 全員が来たわけではない

まとめ

  • everyone=範囲内の全員・100%
  • no one=該当する人がゼロ・0%
  • どちらも文法上は単数扱い
  • no oneの後ろは肯定形の動詞
  • not everyoneは「全員ではない」であり、no oneとは違う
  • 人には-one、もの・ことには-thingを使う

まずはeveryoneとno oneを人数の両端に置きましょう。some・any・every・noの全体像は英語の不定代名詞一覧で確認できます。

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