someoneは「誰か一人いるが、誰なのかは特定しない」、everyoneは「範囲内の一人ひとり全員」を表します。どちらも人を指しますが、someoneは一点、everyoneは全体です。
Someone knows the answer. は「誰か一人は答えを知っている」、Everyone knows the answer. は「全員が答えを知っている」です。なお、どちらも文法上は単数扱いになります。
someoneとeveryoneの違いを一覧で確認
| 語 | 基本イメージ | 日本語の目安 | 例 |
|---|---|---|---|
| someone | 未特定の一人 | 誰か・ある人 | Someone called me. |
| everyone | 範囲内の全員 | みんな・誰もが | Everyone agreed. |

Someone knows.とEveryone knows.の差
Someone knows the truth.
誰かが真実を知っています。
Everyone knows the truth.
みんなが真実を知っています。
someoneでは、知っている人が少なくとも一人いますが、他の人が知っているかは分かりません。everyoneでは、考えている範囲の全員が知っています。候補を限定しないanyoneとの違いは、someoneとanyoneの違いで確認できます。
someoneは「未特定の誰か一人」
話し手が人物を特定していない、または相手に人物名を伝える必要がないときにsomeoneを使います。
- Someone is at the door.(誰かが玄関にいます)
- I need someone to help me.(誰かに手伝ってもらう必要があります)
- She is talking to someone.(彼女は誰かと話しています)
肯定文でよく使われますが、答えが「いる」と予想される質問でも使えます。Did someone call me? は「誰か私に電話しましたか」と、電話があった気配を感じて尋ねる表現です。
everyoneは「範囲内の一人ひとり全員」
everyoneは、ある集団を構成する人を一人ずつ見ながら、漏れなく含める感覚です。
- Everyone enjoyed the party.(みんながパーティーを楽しみました)
- Everyone is ready.(全員準備ができています)
- I spoke to everyone.(私は全員と話しました)
allは集団全体をまとめて捉えることもできます。詳しい違いはeveryoneとallの違いで解説しています。
someoneもeveryoneも単数扱い
someoneは一人なので単数です。everyoneは複数の人を意味しますが、「一人ひとり」をまとめた不定代名詞なので、動詞は単数形を使います。
- Someone is waiting.(誰かが待っています)
- Everyone is here.(全員ここにいます)
- Everyone has a ticket.(全員がチケットを持っています)
- Someone wants to speak to you.(誰かがあなたと話したがっています)
× Everyone are ready. ではなく、○ Everyone is ready. です。詳しくは主語と動詞の一致も参考にしてください。
代名詞で受けるときはtheyが自然
someoneやeveryoneを受ける代名詞には、性別を限定しない単数のtheyが自然に使われます。
- Someone left their umbrella.(誰かが傘を置き忘れました)
- Everyone should bring their ID.(全員、身分証を持参してください)
動詞はsomeone・everyoneに合わせて単数形ですが、後から受ける代名詞にはthey・theirを使えます。背景は単数のtheyの記事で詳しく説明しています。
someone elseとeveryone else
someone elseは「ほかの誰か一人」、everyone elseは「その人以外のみんな」です。elseは後ろに置きます。
- Ask someone else.(ほかの誰かに聞いてください)
- Everyone else agreed.(ほかのみんなは賛成しました)
所有を表す場合は someone else’s idea(ほかの誰かの考え)、everyone else’s opinion(ほかのみんなの意見)のように、elseの後ろに’sを付けます。
not everyoneは「誰も〜ない」ではない
not everyoneは「全員というわけではない」という部分否定です。誰もいないことを表すno oneとは違います。
| 例文 | 意味 |
|---|---|
| Not everyone agreed. | 全員が賛成したわけではない(一部は賛成した可能性がある) |
| No one agreed. | 誰も賛成しなかった(賛成者はゼロ) |
not allやnot everyにも共通する考え方です。詳しくは英語の部分否定、no oneの使い方はno oneとanyoneの違いで確認できます。
everyoneとevery oneは別の表現
everyoneは人だけを表す一語です。一方、スペースのあるevery oneは「一つ一つ・一人ひとり」で、ものにも使えます。
- Everyone smiled.(みんなが笑いました)
- Every one of these books is useful.(これらの本はどれも役に立ちます)
スペースの有無による違いはeveryoneとevery oneの違いで詳しく整理しています。
よくある間違い
- × Everyone are happy.
○ Everyone is happy.(みんな幸せです) - × some else one
○ someone else(ほかの誰か) - × Not everyone came.=誰も来なかった
○ 全員が来たわけではない
まとめ
- someone=未特定の誰か一人
- everyone=範囲内の一人ひとり全員
- どちらも動詞は単数形
- 後から受ける代名詞には単数のthey・theirが自然
- someone else=ほかの誰か、everyone else=ほかのみんな
- not everyoneは「全員ではない」であり、no oneとは違う
まずは、集団の中の一点を指すsomeoneと、一人ずつ全員を含めるeveryoneの図を思い浮かべましょう。some・any・every・noの全体像は英語の不定代名詞一覧から確認できます。
someoneの反対側にあるno oneとの違いは、someoneとno oneの違いで整理しています。
everyoneの反対側にあるno oneとの違いは、everyoneとno oneの違いで整理しています。






[…] everyoneでは対象者を一人ずつ見て、漏れなく含めます。no oneでは該当者がゼロです。その中間にある「誰か一人」はsomeoneで表します。詳しくはsomeoneとeveryoneの違いをご覧ください。 […]
[…] someoneを「全員」のeveryoneと比べると、範囲の違いが明確です。詳しくはsomeoneとeveryoneの違いをご覧ください。 […]