everyoneとevery oneの違いは、意味と指せる対象です。1語のeveryoneは人だけを指す「みんな・全員」、2語のevery oneは人や物を一つずつ見る「一人ひとり・一つ一つ全部」を表します。
Everyone was happy.なら「みんな幸せだった」、Every one of the answers was correct.なら「その答えは一つ残らず正しかった」です。スペースが一つ入るだけで、文法上の組み立ても変わります。
everyoneとevery oneの違いを一覧で確認
| 表現 | 意味 | 対象 | 例 |
|---|---|---|---|
| everyone | みんな・全員 | 人だけ | Everyone is ready. |
| every one | 一人ひとり/一つ一つ全部 | 人・物 | Every one of them is ready. |

everyoneは人だけを表す「みんな」
everyoneはevery+oneに分けず、1語の不定代名詞として使います。意味は「すべての人・みんな」で、物には使えません。
- Everyone enjoyed the party.
みんなパーティーを楽しみました。 - Is everyone here?
全員そろっていますか。 - Everyone needs a break sometimes.
誰でも時には休憩が必要です。
everyoneは集団全体を指しますが、文法上は単数扱いです。そのため現在形では Everyone likes…、be動詞なら Everyone is… とします。
every oneは「一つ一つ全部」
every oneは、限定詞everyと代名詞oneの組み合わせです。集団をひとまとめにせず、構成する人や物を一つずつ確認して、例外なく全部と表します。
- I checked every one carefully.
私は一つ一つ注意深く確認しました。 - Every one was damaged.
どれも一つ残らず傷ついていました。 - She spoke to every one of the guests.
彼女は招待客の一人ひとりに話しかけました。
何を指すかが文脈で分かる必要があります。「どの一つも」というoneが残っているため、everyoneより一つ一つへの強調が強くなります。everyの視点はeveryの意味と使い方でも詳しく解説しています。
every one ofの使い方
特定の集団の構成員・構成物を一つずつ指すときは、every one of+限定された複数名詞/代名詞を使います。
- Every one of the students passed.
その学生は一人残らず合格しました。 - Every one of these books is useful.
これらの本は一冊残らず役に立ちます。 - I remember every one of them.
私はその一つ一つを覚えています。
ofの後ろはthe students・these books・my friendsのように範囲を限定するか、us・you・themなどの目的格にします。every one of studentsとは通常言いません。
everyone ofは間違い?
「〜の全員・全部」と言いたいときに、everyone ofとはしません。正しくは、スペースを入れたevery one ofです。
| 不自然・誤り | 正しい形 |
|---|---|
| everyone of the students | every one of the students |
| everyone of them | every one of them |
ただし、単に「学生はみんな」と言うならeveryoneを単独で使うか、all the studentsと表せます。
動詞はどちらも単数扱い
everyoneもevery oneも、意味上は複数の人・物を含みますが、文法上は「一人」「一つ」に焦点を当てるため、基本的に単数動詞を使います。
- Everyone is welcome.
どなたでも歓迎します。 - Every one of the windows needs cleaning.
その窓は一つ残らず掃除が必要です。
Everyone are…やEvery one of them are…ではなく、標準的な文ではis / has / likesなどを選びます。主語と動詞の考え方は主語と動詞の一致で整理しています。
everyoneを受ける代名詞はtheirでよい
everyoneは文法上単数ですが、性別を限定しない現代英語では、後ろでthey・them・theirを使うのが自然です。
- Everyone should bring their ID.
全員、自分の身分証明書を持参してください。 - If everyone agrees, we’ll start.
みんなが同意したら始めます。
Everyone should bring his or her ID.も文法的ですが、現代の会話や文章ではtheirのほうが簡潔で一般的です。これは単数のtheyの使い方です。
everyoneとeverybodyの違い
everyoneとeverybodyは、どちらも人の「みんな」を表し、意味に大きな違いはありません。
- Everyone knows her.
- Everybody knows her.
どちらも「みんな彼女を知っています」です。everybodyのほうが少し会話的に感じられることはありますが、多くの場面で置き換えられます。不定代名詞全体はsomeone・anyone・everyone・no oneの違いも参考にしてください。
every oneとallの違い
allは集団・範囲をまとめて「全部」と捉え、every oneは構成要素を一つずつ拾います。
- All of the cookies were eaten.
クッキーは全部食べられました。(全体に注目) - Every one of the cookies was eaten.
クッキーは一枚残らず食べられました。(一枚ずつに注目)
結果は同じでも、every oneには「例外なく一つ残らず」という強調があります。allの範囲の捉え方はbothとallの違いでも確認できます。
よくある間違い
| 誤り | 自然な形 | ポイント |
|---|---|---|
| Everyone are ready. | Everyone is ready. | everyoneは単数扱い |
| Everyone of them | Every one of them | ofの前は2語 |
| everyone of the books | every one of the books | everyoneは物を指せない |
| Every one like it. | Every one likes it. | every oneも単数扱い |
まとめ:everyoneは人、every oneは一つずつ
- everyoneは1語で、人だけを表す「みんな」
- every oneは2語で、人や物の「一人ひとり・一つ一つ全部」
- 特定範囲ならevery one of+複数名詞/代名詞
- everyone ofとはしない
- everyoneもevery oneも、動詞は基本的に単数形
- everyoneを後ろで受ける代名詞はthey・theirが自然
見分ける鍵はスペースだけではありません。人の集団を「みんな」と呼ぶならeveryone、構成要素を一つずつ確認するならevery oneです。文の意味から、1語か2語かを選びましょう。






[…] 集団全体を見るallと一つずつを見るevery oneの違いは、everyoneとevery oneの違いでも例文で整理しています。 […]