whenのコアイメージは「時間の流れに目印を置く」です。「いつ?」と時をたずねる疑問詞、「〜するとき」と場面をつなぐ接続詞、「〜した時期」と名詞を説明する関係副詞は、すべて時間上の目印を指す働きからつながっています。
When did you arrive? は到着という目印が時間軸のどこにあるかを質問し、Call me when you arrive. は到着を合図に次の場面を開きます。the day when we met はthe dayという目印を「私たちが会った」と後ろから説明します。この記事では語順、文頭・文中での使い方、whenとwhile・ifの違い、間接疑問文、関係副詞、よくある間違いまで例文で解説します。
whenのコアイメージは「時間の流れに目印を置く」
時間を一本の線として考え、その上に出来事を示す印を置くのがwhenです。印がまだ分からなければ「いつ?」とたずね、印が分かっていれば「そのとき」と別の出来事を結び、timeやdayなどの名詞があれば「どんな時か」を後ろから説明します。
- 疑問詞:時間の目印をたずねる
- 接続詞:出来事を時間の目印にして場面を開く
- 関係副詞:時間を表す名詞の目印を後ろから説明する
しゅみすけ

疑問詞when:「いつ?」と時間の目印をたずねる
疑問詞のwhenは、出来事が起きる時を質問します。一般動詞の疑問文ではWhen+do/does/did+主語+動詞の原形?、be動詞ではWhen+be動詞+主語?が基本です。
When do you get up?
あなたはいつ起きますか。
When did she leave?
彼女はいつ出発しましたか。
When is your birthday?
あなたの誕生日はいつですか。
When will the meeting start?
会議はいつ始まりますか。
答えには時を示す語句を使います。
When did you arrive?
― I arrived at six.
いつ着きましたか。― 6時に着きました。
whenは「何時」と時計の時刻だけを聞く語ではありません。日、曜日、月、季節、時期など、時間上の目印を広く質問できます。
間接疑問文のwhen:質問を文の部品にする
「いつ来るのか知っていますか」のように、質問内容を大きな文の中へ入れるときもwhenを使います。この場合、when以下は疑問文の語順ではなく、when+主語+動詞の語順です。
Do you know when he will come?
彼がいつ来るか知っていますか。
× Do you know when will he come?
Please tell me when the store opens.
その店がいつ開くか教えてください。
I don’t remember when we met.
私たちがいつ会ったか覚えていません。
文全体は疑問文でも、when以下は「いつ来るか」というひとかたまりです。詳しくは間接疑問文の語順を解説した記事で確認できます。
接続詞when:「〜するとき」と二つの場面を結ぶ
接続詞のwhenは、後ろに主語+動詞を続け、その出来事を時間の目印として主節につなぎます。
When+主語+動詞, 主語+動詞.
When I got home, I called her.
家に着いたとき、彼女に電話しました。
主語+動詞+when+主語+動詞.
I called her when I got home.
家に着いたとき、彼女に電話しました。
when節を文頭に置く場合、その終わりにコンマを置きます。文中に置く場合は通常コンマを置きません。文頭では時間の目印を先に示し、文中では主な出来事を先に伝えます。
When the bell rang, the students stood up.
ベルが鳴ったとき、生徒たちは立ちました。
I was cooking when he arrived.
彼が着いたとき、私は料理をしていました。
When I feel tired, I take a short break.
疲れたとき、私は少し休憩します。
このような節の働きは時・理由・条件を表す副詞節の解説でも詳しく扱っています。
未来のwhen節では通常willを使わない
未来の出来事を表していても、時を表すwhen節では通常、現在形を使います。未来であることは主節のwillなどが示します。
× I will call you when I will arrive.
○ I will call you when I arrive.
着いたら電話します。
× When she will come, we will start.
○ When she comes, we will start.
彼女が来たら始めます。
when節は「未来を予言する文」というより、主節が起こる時間の目印を設定する部分です。そのため現在形で目印を置きます。ただし、whenが疑問詞である場合はwillを使えます。
When will she come?
彼女はいつ来ますか。
I don’t know when she will come.
彼女がいつ来るか分かりません。
ここでは「いつ?」という質問内容なので、未来を表すwillが必要です。形だけでなく、whenが時間節なのか疑問詞なのかを見分けましょう。
whenとwhileの違い:目印の点か、続く時間の幅か
whenとwhileはどちらも「〜するとき」と訳せますが、時間の見方が異なります。
- when:時点や出来事を目印にする
- while:続いている時間の幅に別の場面を重ねる
When the phone rang, I was taking a shower.
電話が鳴ったとき、私はシャワーを浴びていました。
While I was taking a shower, the phone rang.
シャワーを浴びている間に、電話が鳴りました。
一つ目は電話が鳴った出来事を目印にし、二つ目はシャワー中という時間の幅を背景にしています。「短い動作ならwhen、長い動作ならwhile」とだけ暗記せず、点として示すか、幅として見せるかを考えます。詳しくはwhileのコアイメージ解説をご覧ください。
whenとifの違い:起こる前提か、未確定の条件か
未来の文ではwhenもifも「〜したら」と訳されます。しかし話し手の前提が違います。
- when:その出来事が起こる前提で、時を問題にする
- if:その出来事が起こるかどうか未確定
When I see Ken, I’ll give him the book.
ケンに会ったら、その本を渡します。
If I see Ken, I’ll give him the book.
もしケンに会ったら、その本を渡します。
whenでは会うことを予定された目印として扱い、ifでは会えるかどうかを条件として開いています。雨についても、when it rainsなら雨が降る時を想定し、if it rainsなら降るか分からない条件を示します。ifの仕組みはifのコアイメージ解説で確認できます。

しゅみすけ
関係副詞when:時間を表す名詞を後ろから説明する
関係副詞のwhenは、day、time、year、momentなど時間を表す名詞の後ろに置き、「どんな時なのか」を説明します。
I remember the day when we first met.
私たちが初めて会った日を覚えています。
That was the time when I needed help.
それは私が助けを必要としていた時期でした。
2010 was the year when I moved to Tokyo.
2010年は私が東京へ引っ越した年でした。
the dayという時間の目印だけでは情報が広すぎます。when we first metが、その目印に「私たちが初めて会った」と説明を足しています。
関係副詞whenは省略できる場合があります。
I remember the day we first met.
私たちが初めて会った日を覚えています。
また、whenをon whichなどに置き換えられる場合もありますが、初心者はまず自然で短いwhenを使えるようにしましょう。関係詞全体との違いは関係代名詞と関係副詞の見分け方が参考になります。
whenでよくある間違い
1.直接疑問文で語順を戻さない
× When you did arrive?
○ When did you arrive?
いつ着きましたか。
直接質問では、whenの後ろを通常の疑問文の語順にします。
2.間接疑問文でも疑問文語順にする
× Do you know when did he arrive?
○ Do you know when he arrived?
彼がいつ着いたか知っていますか。
大きな文に組み込まれたwhen以下は主語+動詞の語順です。
3.未来の時間節にwillを重ねる
× I’ll tell you when I will know.
○ I’ll tell you when I know.
分かったら伝えます。
時を表すwhen節では現在形を使うのが基本です。
4.whenとwhileを日本語訳だけで選ぶ
× While the door opened, everyone looked up.
○ When the door opened, everyone looked up.
ドアが開いたとき、全員が顔を上げました。
ドアが開く出来事を時点の目印にしているため、whenが自然です。
5.関係副詞whenの前に場所の名詞を置く
× This is the house when I was born.
○ This is the house where I was born.
これは私が生まれた家です。
houseは場所なのでwhereを使います。whenの前には時間を表す名詞が基本です。
whenのFAQ
Q1.whenは必ず「いつ」と訳しますか?
いいえ。疑問詞なら「いつ」、接続詞なら「〜するとき」、関係副詞なら「〜した時・日」などと訳します。共通するのは時間の目印です。
Q2.when節は文頭と文中のどちらに置けますか?
どちらにも置けます。文頭ならwhen節の後ろにコンマを置き、文中なら通常コンマを置きません。
Q3.whenの後ろは現在形ですか、過去形ですか?
内容に合わせます。現在の習慣なら現在形、過去の出来事なら過去形です。未来を表す時間節では現在形を使うのが基本です。
練習問題
空欄にwhen、while、ifのいずれかを入れてください。
- ( )did you start studying English?
いつ英語の勉強を始めましたか。 - I’ll call you( )I get home.
家に着いたら電話します。 - ( )I was cooking, my son was doing his homework.
私が料理をしている間、息子は宿題をしていました。 - ( )it rains tomorrow, we will stay home.
もし明日雨なら、家にいます。 - I remember the day( )we met.
私たちが会った日を覚えています。 - Do you know( )the train leaves?
電車がいつ出るか知っていますか。
解答とポイント
- When:時間を直接質問しています。
- when:帰宅を未来の時間の目印にしています。
- While:二つの動作が続く時間を重ねています。
- If:雨が降るかどうか未確定です。
- when:the dayを後ろから説明します。
- when:間接疑問文なので後ろは主語+動詞です。
まとめ:whenは時間の流れに目印を置く
whenのコアイメージは「時間の流れに目印を置く」です。その目印をたずねれば疑問詞、別の出来事と結べば接続詞、時間の名詞を説明すれば関係副詞になります。
- 直接疑問文はWhen+疑問文語順
- 間接疑問文はwhen+主語+動詞
- 接続詞はwhen+主語+動詞で時を示す
- 未来の時間節では通常、現在形を使う
- whenは時点、whileは時間の幅、ifは未確定の条件
- 関係副詞whenはday・time・yearなどを後ろから説明する
疑問詞をまとめて確認したい場合はwhat・who・where・when・why・howの疑問詞解説、接続詞全体は英語の接続詞一覧もご覧ください。
Basic Englishの対象語をまとめて確認する場合は、Basic English 850語一覧(Things・Qualities・Operations)をご覧ください。
Basic Englishの重要語をまとめて学ぶ:Basic Englishの重要語46選|コアイメージ総合ガイド





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