whereのコアイメージは「空間の中に地点を置く」|意味・使い方とwhichとの違い

whereのコアイメージ「空間の中に地点を置く」

whereのコアイメージは「空間の中に地点を置く」です。「どこ?」と場所をたずねる疑問詞、「〜する場所で」と場面をつなぐ用法、「〜する場所」と名詞を説明する関係副詞は、すべて空間上の地点を指す感覚からつながっています。

Where do you live? は住んでいる地点を質問し、Sit where you like. は「好きな地点」を座る場所に指定します。the town where I grew up はthe townという地点を「私が育った」と後ろから説明します。この記事では基本語順、間接疑問文、whereとwhich・whenの違い、よくある間違いまで初心者向けの例文で整理します。

whereのコアイメージは「空間の中に地点を置く」

whereは広い空間の中から一つの地点・範囲を指します。地点が分からなければ「どこ?」とたずね、地点を行動の舞台にすれば「〜する場所で」、placeやtownなどを説明すれば「〜する場所」となります。

  • 疑問詞:地点をたずねる
  • 接続詞的な用法:地点を指定して場面を開く
  • 関係副詞:場所を表す名詞を後ろから説明する

しゅみすけ

whereを見たら、空間のどこに印を置いているか考えましょう。疑問詞と関係副詞を別々に暗記せずに理解できます。
whereの疑問詞・接続詞的用法・関係副詞の三つの働きを示す図
whereは空間上の地点を、たずねる・指定する・説明する

疑問詞where:「どこ?」と地点をたずねる

疑問詞のwhereは、場所・行き先・出発点などを質問します。一般動詞ではWhere+do/does/did+主語+動詞?、be動詞ではWhere+be動詞+主語?が基本です。

Where do you live?
どこに住んでいますか。

Where does she work?
彼女はどこで働いていますか。

Where did you buy this bag?
このかばんをどこで買いましたか。

Where is the station?
駅はどこですか。

Where are you going?
どこへ行くのですか。

日本語では「どこに」「どこで」「どこへ」と助詞が変わりますが、英語では動詞との関係から自然に読み取れるため、基本的にwhere一語で質問できます。

whereの前に前置詞を置く表現

日常会話ではwhereだけで十分なことが多いですが、「どこから」「どこまで」のように方向を明確にするときは前置詞を組み合わせます。

Where are you from?
どこの出身ですか。

Where did this letter come from?
この手紙はどこから来ましたか。

Where are you going to?
どこへ行くのですか。

会話では前置詞を文末に置く形が自然です。From where did it come?のような形も文法上可能ですが、かなり改まった響きになります。

間接疑問文のwhere:場所の質問を文の部品にする

「彼がどこに住んでいるか知っていますか」のように、質問内容を大きな文へ入れる場合は、where以下をwhere+主語+動詞の語順にします。

Do you know where he lives?
彼がどこに住んでいるか知っていますか。

× Do you know where does he live?

Please tell me where the restroom is.
お手洗いがどこにあるか教えてください。

I don’t remember where I put my keys.
鍵をどこに置いたか覚えていません。

直接質問のWhere is the restroom?とは語順が違います。where以下が「お手洗いがどこにあるか」という一つの部品になるからです。詳しくは間接疑問文の語順を解説した記事をご覧ください。

whereが「〜する場所で・ところへ」を表す用法

whereは特定の先行詞を置かず、「〜する場所で」「〜するところへ」という場所のまとまりを作れます。

Sit where you like.
好きな所に座ってください。

Put the box where I can see it.
私から見える所に箱を置いてください。

Stay where you are.
その場にいてください。

Go where you want to go.
行きたい所へ行ってください。

I found my phone where I left it.
置いた場所で携帯電話を見つけました。

where以下が「場所」をひとかたまりで示し、主節の動作が行われる地点を指定しています。文頭に置くこともできます。

Where there is smoke, there is fire.
煙のある所には火があります。

文頭のwhere節の後ろにはコンマを置きます。

関係副詞where:場所を表す名詞を後ろから説明する

関係副詞のwhereは、place、town、house、school、countryなど場所を表す名詞の後ろに置き、「どんな場所なのか」を説明します。

This is the house where I grew up.
これは私が育った家です。

I visited the town where my mother was born.
母が生まれた町を訪れました。

That is the café where we first met.
あれは私たちが初めて会ったカフェです。

Do you know a place where we can talk?
私たちが話せる場所を知っていますか。

先行詞のhouseやtownが空間上の地点を置き、where以下がその地点で起きたことを説明します。whereはin which/at whichなどに置き換えられる場合があります。

This is the house in which I grew up.
これは私が育った家です。

会話ではwhereのほうが自然で簡潔です。前置詞を使う仕組みはin whichとwhereの言い換えで詳しく確認できます。

whereとwhichの違い:後ろの文に名詞の穴があるか

先行詞が場所だから必ずwhere、というわけではありません。後ろの文の形を確認することが重要です。

  • where:後ろの文は主語・動詞・目的語がそろい、場所の情報だけを足す
  • which:後ろの文に主語または目的語となる名詞の穴がある

This is the house where I live.
これは私が住んでいる家です。

I live.は「私は住んでいる」と文として成立し、whereが「その家に」という場所を足します。

This is the house which I bought.
これは私が買った家です。

I bought ___.には「何を買ったか」という目的語の穴があり、whichがhouseをその穴へ入れます。

whereとwhichを後ろの文に名詞の穴があるかで見分ける図
whereは場所を足し、whichは名詞の穴を補う

詳しい判定手順は関係代名詞whichと関係副詞whereの違いで解説しています。

しゅみすけ

先行詞が場所でも、後ろの文に目的語の穴があればwhichです。「場所だからwhere」と機械的に決めず、後ろの文を確認しましょう。

whereとwhenの違い:空間の地点か、時間の目印か

whereとwhenは、疑問詞にも関係副詞にもなります。違いは指す軸です。

  • where:空間上の地点
  • when:時間上の目印

Where did you meet her?
どこで彼女に会いましたか。

When did you meet her?
いつ彼女に会いましたか。

the place where we met
私たちが会った場所

the day when we met
私たちが会った日

どちらも目印を置く語ですが、whereは地図、whenは時間軸を思い浮かべると区別できます。詳しくはwhenのコアイメージ解説をご覧ください。

抽象的な「場所」にもwhereを使える

whereは物理的な場所だけでなく、状況・段階・話の地点にも使えます。

We are in a situation where we need to decide quickly.
私たちは早く決める必要がある状況にいます。

This is where the problem starts.
ここから問題が始まります。

I understand where you’re coming from.
あなたがそう考える背景は分かります。

状況や議論を空間のように捉え、その中の地点をwhereで示しています。ただし初心者は、まず実際の場所を表す基本用法から身につけると理解しやすいでしょう。

whereでよくある間違い

1.直接疑問文で疑問文語順にしない

× Where you live?
○ Where do you live?
どこに住んでいますか。

2.間接疑問文を疑問文語順にする

× Do you know where is he?
○ Do you know where he is?
彼がどこにいるか知っていますか。

3.場所の名詞なら何でもwhereにする

× This is the restaurant where I like.
○ This is the restaurant which I like.
これは私が好きなレストランです。

I like ___.には目的語の穴があるためwhichを使います。

4.whereの前に不要な前置詞を重ねる

× This is the house in where I live.
○ This is the house where I live.
○ This is the house in which I live.

where自体に「そこで」という場所の働きがあるため、in whereとはしません。

5.時間を表す名詞の後ろにwhereを置く

× I remember the day where we met.
○ I remember the day when we met.
私たちが会った日を覚えています。

whereのFAQ

Q1.whereは「どこに」「どこで」「どこへ」のどれですか?

すべて表せます。live、work、goなど動詞との関係で自然な日本語訳が決まります。

Q2.whereの後ろはいつも疑問文語順ですか?

いいえ。直接疑問文では疑問文語順ですが、間接疑問文や関係副詞ではwhere+主語+動詞です。

Q3.whereとhereの違いは何ですか?

whereは場所を質問・指定・説明する語です。hereは話し手が「ここ」と決めた地点を示します。hereの感覚はhereのコアイメージ解説で確認できます。

Q4.whereを省略できますか?

関係副詞whereは、前置詞を補える文脈でも通常はそのまま使います。省略が自然な場合もありますが、初心者は基本形を保つほうが構造を理解しやすいです。

練習問題

空欄にwhere、when、whichのいずれかを入れてください。

  1. (  )do you work?
    どこで働いていますか。
  2. Do you know(  )she lives?
    彼女がどこに住んでいるか知っていますか。
  3. This is the school(  )I studied English.
    これは私が英語を学んだ学校です。
  4. This is the school(  )I visited yesterday.
    これは昨日私が訪れた学校です。
  5. I remember the day(  )we moved here.
    ここへ引っ越した日を覚えています。
  6. Put your bag(  )I can see it.
    私から見える所にかばんを置いてください。

解答とポイント

  1. Where:働く地点を質問します。
  2. where:間接疑問文なので主語+動詞です。
  3. where:I studied Englishは完成した文です。
  4. which:I visitedには目的語の穴があります。
  5. when:the dayという時間を説明します。
  6. where:かばんを置く地点を指定します。

まとめ:whereは空間の中に地点を置く

whereのコアイメージは「空間の中に地点を置く」です。地点をたずねれば疑問詞、行動の舞台にすれば「〜する場所で」、場所の名詞を説明すれば関係副詞になります。

  • 直接疑問文はWhere+疑問文語順
  • 間接疑問文はwhere+主語+動詞
  • 先行詞がなくても「〜する場所」を表せる
  • 関係副詞whereは場所の名詞を後ろから説明する
  • whereの後ろは完成した文、whichの後ろには名詞の穴がある
  • whereは空間、whenは時間の目印を置く

疑問詞全体はwhat・who・where・when・why・howの疑問詞解説で確認できます。

Basic Englishの対象語をまとめて確認する場合は、Basic English 850語一覧(Things・Qualities・Operations)をご覧ください。

Basic Englishの重要語をまとめて学ぶ:Basic Englishの重要語46選|コアイメージ総合ガイド

1 COMMENT

現在コメントは受け付けておりません。

資料請求 無料オリエンテーション(当日の流れはこちら)
be:RIZEが合うか3分でチェック
be:RIZEの全てが分かる!
資料請求する(10秒)
be:RIZEの全てが分かる!
資料請求する(10秒)