guessの意味とコアイメージ|I guess・supposeとの違いまで解説

guessとsupposeの違い|直感的な推測と根拠のある想定

こんにちは、しゅみすけです。

guessは、日常英会話で非常によく使われる基本動詞です。学校では「推測する」「言い当てる」と習いますが、会話ではI guess…の形で「たぶん〜だと思う」「まあ〜かな」のようにも使われます。

I guess he’s busy.
彼は忙しいんじゃないかな。

Can you guess?
分かる?/当ててみて。

Guess what!
ねえ、聞いて!/何だと思う?

日本語訳だけを見ると、同じ「思う」であるthinkや、「〜だと仮定する」のsupposeとの違いが分かりにくいですよね。

guessのコアイメージは、「十分な情報がない中で、ひとまず答えを選ぶ」です。確かな根拠を積み上げて結論を出すというより、見えているわずかな手がかりや直感から「これかな」と答えを置きます。

この記事では、guessの意味を一つのコアイメージから整理し、I guessの会話でのニュアンス、suppose・thinkとの違い、よく使う形までまとめて解説します。

guessのコアイメージは「情報が足りない中で答えを選ぶ」

guessは少ない手がかりから推測し、supposeは根拠を仮の土台にするコアイメージ

目の前に、まだ全部そろっていないパズルがあると想像してください。完成図は見えません。それでも「たぶん、この絵なんじゃないかな」と一つの答えを選ぶ。これがguessです。

  • 情報や証拠が十分ではない
  • 答えはまだ確定していない
  • 手がかりや直感から一つを選ぶ
  • 当たっているかどうかは、その後で分かる

だからguessには、「推測する」と「当てる」の両方があります。この二つは別の意味ではありません。分からない状態から答えを選び、その答えが正しいか試すという同じ流れの違う場面です。

I guessed her age.
私は彼女の年齢を推測しました。

You guessed right.
当たりです。

最初の文では答えを選ぶところ、二つ目では選んだ答えが正しかったことに焦点があります。

guessの基本的な意味と使い方

guess+名詞|答えや数値を推測する

Can you guess my age?
私の年齢を当てられますか?

Guess the answer.
答えを推測してみてください。

年齢や答えをまだ知らない状態で、手がかりから一つを選びます。クイズで使う「当てる」もこの形です。

guess+that節|〜だろうと推測する

I guess that she’s at home.
彼女は家にいるんじゃないかと思います。

that以下の内容を、自分の仮の答えとして選んでいます。会話ではthatが省略され、I guess she’s at home.となるのが普通です。

guess+疑問詞節|誰・何・どこかを推測する

Guess who I met yesterday.
昨日、私が誰に会ったと思う?

Can you guess what happened?
何が起きたか分かる?

whoやwhatが作る「まだ答えの分からない箱」の中身を推測します。Guess who…Guess what…は、相手の注意を引いて話を始めるときにもよく使われます。

I guessの意味|「たぶん〜だと思う」だけではない

I guess…は、英会話で特によく出てくる形です。話し手が断定を避け、今ある情報から仮の答えを置くため、文脈によって日本語訳が変わります。

確信が弱い「たぶん〜だと思う」

I guess he forgot.
彼は忘れたんじゃないかな。

本人に確認したわけではありません。返事がない、姿が見えないといった限られた情報から「忘れたのかも」と答えを選んでいます。

少し渋々認める「まあ、そうなんだろうね」

“We should leave now.” “I guess so.”
「もう出たほうがいいね」「まあ、そうだね」

I guess so.は、強く賛成しているというより、「ほかに良い答えもなさそうだから、そういうことにしておこう」という温度を持つことがあります。声の調子によっては、少し気が進まない感じも出ます。

気づきや受け入れの「どうやら〜みたいだ」

I guess we’re lost.
どうやら道に迷ったみたいだね。

周囲を見たり地図を確認したりした結果、完全な断定まではしないものの、「迷った」という答えを受け入れています。

I guessをいつも機械的に「私は推測する」と訳すと不自然になります。大切なのは、話し手が断定せず、仮の答えをそっと会話に置いている感覚です。

guessとsupposeの違い|直感的な答えか、思考の仮の土台か

guessとsupposeは、どちらも確定していない内容を扱います。ただし、頭の中でしていることが少し違います。

動詞 コアイメージ 焦点
guess 情報が足りない中で答えを選ぶ 推測した答えそのもの
suppose ある内容を仮に土台として置く その前提から考えること

supposeは、語源的にも「下に置く」という発想を持つ動詞です。ある考えを事実として断定するのではなく、ひとまず下に置き、その上で話や思考を進める感覚があります。

I guess he’s about forty.
彼は40歳くらいじゃないかな。

Suppose he’s forty. Then he was born around 1986.
彼が40歳だと仮定しましょう。すると、1986年ごろの生まれです。

guessでは「40歳」という答えを推測しています。一方、supposeでは「40歳」を仮の土台に置き、そこから次の計算や話を進めています。

ただし、日常会話のI suppose…は、I guessとかなり近くなることもあります。

I suppose she’s right.
まあ、彼女が正しいんでしょうね。

この場合は、状況を考えたうえで「彼女が正しい」という前提を受け入れています。I guessより少し考慮の跡があり、文脈によっては控えめ・やや渋々な響きになります。アメリカ英語の日常会話ではI guessがよく使われ、I supposeはやや落ち着いた、あるいはイギリス英語らしい響きを持つことがあります。ただし、絶対的な区別ではありません。

guessとthinkの違い|根拠が足りないか、考えた判断か

日本語ではどちらも「〜だと思う」と訳されるため、guessとthinkも混同しやすい組み合わせです。

表現 話し手の感覚
I think… 自分の考え・判断・意見として述べる
I guess… 情報が足りない中で仮の答えを述べる

I think this is the best option.
これが最善の選択肢だと思います。

I guess this is the best option.
たぶん、これが一番いい選択肢なんじゃないかな。

thinkは、自分なりに考えた判断を前へ出します。guessは、判断材料が不足していたり、自信を弱めたりするときに使います。

thinkの感覚を詳しく確認したい方は、thinkのコアイメージは「考える」だけではないもあわせてどうぞ。

よく使うguessの会話表現

Guess what!|ねえ、聞いて

Guess what! I got the job!
ねえ、聞いて!仕事が決まったよ!

文字どおりには「何だと思う?」ですが、答えを本気で当ててもらうより、驚くような話を始める合図として使われます。

Let me guess.|当ててみようか

Let me guess. You missed the train again.
当ててみようか。また電車に乗り遅れたんでしょう。

相手の様子や過去のパターンを手がかりに、こちらから答えを出します。冗談っぽく使われることも多い表現です。

I guess so. / I guess not.|たぶんそう/たぶん違う

“Is the store closed?” “I guess so.”
「お店、閉まってるのかな」「たぶんね」

“Is he coming?” “I guess not.”
「彼は来るの?」「たぶん来ないと思う」

前に出た内容全体をsoまたはnotで受けます。短く自然に答えられるので、会話でとても便利です。

Your guess is as good as mine.|私にも分からない

“When will they arrive?” “Your guess is as good as mine.”
「彼らはいつ着くの?」「私にもさっぱり分からないよ」

「あなたの推測も私の推測も同じくらい」ということは、私にも特別な情報がないという意味です。

supposeの代表的な使い方も整理しておこう

Suppose…|もし〜だとしたら

Suppose you had a year off. What would you do?
もし1年間休みがあるとしたら、何をしますか?

ある状況を仮の土台として置き、そこから想像を広げます。数学の「〜と仮定する」や、議論の「仮に〜なら」に近い使い方です。

be supposed to|〜することになっている

We’re supposed to meet at ten.
私たちは10時に会うことになっています。

予定・規則・周囲の期待として「そういう前提が置かれている」ため、be supposed toは「〜することになっている」「〜するはずだ」になります。

ここでも、supposeの前提として置く感覚が残っています。

guess・supposeを使うときの注意点

  • guessは無責任という意味ではない:単に情報が十分でないことを示します。
  • I guessは声の調子で印象が変わる:柔らかい推測にも、渋々の同意にもなります。
  • supposeは必ず堅い表現ではない:I supposeの形なら日常会話でも使われます。
  • 日本語訳だけで選ばない:「答えを選ぶ」のか「前提を置く」のかを映像で考えます。

英単語は、一対一の日本語訳を増やすほど話すときに迷いやすくなります。英会話で重要なコア単語とは?でも解説しているように、基本動詞は中心の感覚から枝を広げるほうが、会話の中で選びやすくなります。

動画で基本動詞の感覚をまとめて確認

この記事を監修しているしゅみすけ(大山俊輔)は、英語学習YouTubeで基本動詞のコアイメージを長年解説してきました。基本動詞Top55の総集編は、チャンネル内でも特に多く再生されている代表的な動画の一つです。

https://www.youtube.com/watch?v=e-TEo9BBfKw

【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】をYouTubeで見る

まとめ|guessは「仮の答え」、supposeは「仮の土台」

guessのコアイメージは、「情報が足りない中で、ひとまず答えを選ぶ」です。

  • guess:少ない手がかりや直感から仮の答えを選ぶ
  • I guess…:断定せず「たぶん〜かな」と答えを置く
  • suppose:ある内容を仮の前提として置き、その上で考える
  • think:自分の考え・判断・意見として述べる

guessは答えを置き、supposeは思考の土台を置く。この違いを映像で持っておくと、「推測する」「思う」「仮定する」という日本語訳を経由せず、場面に合う動詞を選びやすくなります。

英単語を知識として覚えるだけでなく、会話で使える感覚へ変えたい方へ。be:RIZEでは、基本動詞・英文の骨格・リスニング・実際の発話練習をつなげ、今の課題に合った学び方をご案内しています。

 

基本動詞を一覧から学びたい方へ
この動詞を英語全体の中で位置づけたい方は、親記事「英語の基本動詞とは?少ない単語で英会話が広がる理由とコアイメージ学習法」をご覧ください。

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