「その演奏に驚いた」と言いたくて、I was amazing. と言っていませんか?
amazedとamazingは、どちらも動詞amazeから生まれた形です。ただし、強い驚きが進む方向は反対です。
- The performance was amazing.=その演奏は人を圧倒するほどすごかった
- I was amazed.=私はそれを受けて、びっくりするほど感心した
一言でいえば、amazingは予想を大きく超えて驚きを起こす側、amazedはその強い驚きを受けた後の状態です。
30秒で分かる結論
The result was amazing.(結果が予想を超え、強い驚きを起こす)
We were amazed.(私たちは強い驚きを受け、圧倒された)
しゅみすけ(大山俊輔)
I’m amazing. は「私はすごい人です」。自分が驚いたなら I’m amazed. です。人が主語かどうかではなく、驚きを起こす側か受けた側かで選びます。
目次
- amazedとamazingの違いを一言でいうと
- amazeのコアイメージ|予想を大きく超えて圧倒する
- amazedの意味と使い方|強い驚きを受けた状態
- amazed at・by・withの違い
- amazed that節・to不定詞・at howの使い方
- amazingの意味と使い方|人を圧倒するほどすごい
- amazed・surprised・impressed・astonishedの違い
- amazingばかり使わないための言い換え
- -edと-ingの感情形容詞は同じ仕組み
- amazedとamazingでよくある間違い
- 3分でできるamazed・amazingの練習
- よくある質問
- まとめ|amazingが強い驚きを起こし、amazedが受け取る
- 分かった英語を、会話で使える英語へ
amazedとamazingの違いを一言でいうと
| 表現 | 役割 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| amazed | 強い驚きを受けた側 | 驚いた・感嘆した | I’m amazed. |
| amazing | 強い驚きを起こす側 | 驚くほどすごい | It’s amazing. |

Her progress was amazing, and everyone was amazed.
彼女の進歩は驚くほどすばらしく、みんなが感嘆しました。
amazeのコアイメージ|予想を大きく超えて圧倒する
出発点は動詞amaze=人を非常に驚かせる・びっくりするほど感心させるです。単に「予想外だった」だけでなく、その大きさ・能力・美しさなどが想像を超え、一瞬言葉を失うような強さがあります。
| 形 | 働き | 中心の見方 |
|---|---|---|
| amaze | 動詞 | 人を強く驚かせる |
| amazing | 現在分詞由来の形容詞 | 強い驚きを起こしている側 |
| amazed | 過去分詞由来の形容詞 | 強い驚きを受けた後の状態 |
| amazement | 名詞 | 驚き・驚嘆 |
-ingは「今まさに働きかけている躍動感のある映像」、過去分詞は「その働きを受けた後の状態」です。詳しくは現在分詞と過去分詞の違い・コアイメージで、動画とともに整理しています。
amazedの意味と使い方|強い驚きを受けた状態
amazedは、人が事実・能力・結果などに触れ、予想をはるかに超えていたため「こんなことがあるのか」と圧倒された状態です。肯定的な驚きでよく使いますが、必ずしも良い出来事だけとは限りません。
I was amazed by her English.
彼女の英語力には本当に驚きました。
We were amazed at the speed of the response.
対応の速さに私たちは驚きました。
He looked amazed when he heard the news.
その知らせを聞いたとき、彼はひどく驚いた様子でした。
amazed at・by・withの違い
| 形 | 焦点 | 例 |
|---|---|---|
| amazed at | 目にした事実・結果・能力への反応 | amazed at the result |
| amazed by | 驚きを起こした原因・働きかけ | amazed by her performance |
| amazed with | 体験した物や成果への感嘆 | amazed with the quality |
atは結果や事実を見て反応する感覚、byは何が自分を驚かせたかという原因を前に出します。実際には両方使える場面も多く、意味の差は小さいことがあります。
withも使われますが、一般にはatやbyのほうが自然で頻繁です。特に迷ったら、結果・事実にはat、原因となる人や働きにはbyを選ぶと安定します。
I’m amazed at how quickly you learned it.
あなたがそれを覚えた速さに驚いています。
The audience was amazed by the final scene.
観客は最後の場面に圧倒されました。
amazed that節・to不定詞・at howの使い方
| 形 | 使い方 | 例 |
|---|---|---|
| amazed that+文 | 驚いた内容を文で示す | I’m amazed that she remembered. |
| amazed to+動詞 | 発見・経験して驚く | I was amazed to see the change. |
| amazed at how+文 | 程度・やり方への感嘆 | amazed at how well he spoke |
I was amazed that no one complained.
誰も不満を言わなかったことに驚きました。
She was amazed to discover how much she understood.
自分がどれほど理解できているか分かり、彼女は驚きました。
We were amazed at how naturally he spoke.
彼があまりに自然に話したので、私たちは感嘆しました。
amazingの意味と使い方|人を圧倒するほどすごい
amazingは、出来事・景色・成果・能力などが強い驚きや感嘆を起こす性質を表します。日本語では「驚くべき」だけでなく、会話では「すごい」「最高」「素晴らしい」に近くなります。
The view from the top was amazing.
頂上からの眺めは圧巻でした。
You did an amazing job.
本当にすばらしい仕事をしましたね。
That’s amazing!
それはすごいね!
人にもamazingを使える
「-ingは物、-edは人」と覚えるのは不十分です。人が周囲に驚きや感嘆を起こすなら、You’re amazing.(あなたはすごい)と言えます。判断基準は人か物かではなく、原因側か受け手側かです。
amazed・surprised・impressed・astonishedの違い
| 語 | 感情の中心 | 典型的な場面 |
|---|---|---|
| amazed | 予想を大きく超え、圧倒される強い驚き | 能力・成果・規模への驚嘆 |
| surprised | 予想外のことへの反応 | 突然の知らせ・意外な結果 |
| impressed | 質や能力を高く評価し感心する | 仕事ぶり・技術・態度 |
| astonished | 非常に強く、信じ難いほど驚く | 衝撃的な事実・予想外の大差 |
surprisedは「想定外」が中心で、良い・悪いのどちらにも使えます。amazedは驚きの強さに加え、規模や出来栄えに圧倒される感覚が出やすい語です。impressedは驚きがなくても、質を高く評価すれば使えます。
amazingばかり使わないための言い換え
| 語 | ニュアンス |
|---|---|
| great | 広く使える「とても良い」 |
| wonderful | 喜びや温かい感動を伴う「素晴らしい」 |
| impressive | 能力・品質が高く、感心させる |
| incredible | 信じられないほどすごい |
日常会話のamazingは便利ですが、何が良かったのかを具体化すると表現が豊かになります。The presentation was clear and impressive.のように評価点まで添えると伝わりやすくなります。
-edと-ingの感情形容詞は同じ仕組み
excited / exciting、interested / interesting、bored / boring、confused / confusing、tired / tiring、disappointed / disappointing、embarrassed / embarrassing、annoyed / annoying、frustrated / frustratingも、すべて「働きかける-ing → 受けた後の-ed」という同じ仕組みです。
amazedとamazingでよくある間違い
× I’m amazing.を「私は驚いた」に使う
自分が驚いたならI’m amazed.です。I’m amazing.は「私はすごい」と自分を評価する文です。
× The result was amazed.
結果が人を驚かせる側ならThe result was amazing.です。
× I amazed at the result.
状態を表す形容詞として使うので、be動詞を入れてI was amazed at the result.とします。
3分でできるamazed・amazingの練習
- The final performance was ______.
- I was ______ at her pronunciation.
- It’s ______ how quickly children learn.
- We were ______ to hear the result.
- You’re ______. Thank you for all your help.
答え:1. amazing 2. amazed 3. amazing 4. amazed 5. amazing
しゅみすけ(大山俊輔)
The performance was amazing, so I was amazed. 「予想を大きく超えるもの→圧倒された人」を一文で言うと、-ingと-edの方向が体でつかめます。
よくある質問
amazedは良い意味だけですか?
良い驚きや感嘆でよく使いますが、悪い事実にも使えます。I was amazed at how much it cost.なら、値段の高さにあきれに近い強い驚きを感じた可能性があります。文脈が感情の向きを決めます。
very amazedは自然ですか?
使えますが、amazed自体が強い語です。absolutely amazedやtruly amazedもよく使われます。
amazed atとamazed byはどちらが正しいですか?
どちらも正しいことが多いです。結果・事実への反応を見せるat、驚きを起こした原因を見せるbyという焦点の差があります。
まとめ|amazingが強い驚きを起こし、amazedが受け取る
- amazing:予想を大きく超え、強い驚きや感嘆を起こす
- amazed:その強い驚きを受け、圧倒された状態
- I’m amazed.=私は驚いた/感嘆した
- That’s amazing.=それは驚くほどすごい
- 結果・事実にはat、原因にはbyが基本
- surprisedは「予想外」、amazedは「強さに圧倒」が中心
The result was amazing, and I was absolutely amazed.
分かった英語を、会話で使える英語へ
文法を理解していても、会話中にamazedとamazingがすぐ出てこないことがあります。be:RIZEでは、意味の方向と短い骨格を自分の場面へ置き換え、口から出す練習まで学習計画に組み込みます。




