英語コーチングでコーチに質問できないとき|「何が分からないか分からない」を伝える方法

英語コーチングでコーチに質問できず悩む受講者

英語コーチングを受けているのに、コーチへ質問できない。チャット画面を開いても、何を書けばよいか分からない。初歩的すぎると思われそうで送れない。そんな状態は珍しくありません。しかし、質問が作れないこと自体が、学習のどこで処理が止まっているかを示す大切な情報です。

しゅみすけ(大山俊輔)

「こんなことを聞いていいですか?」まで書けたら、そのまま送って大丈夫です。質問の質より、止まった時点の情報の方が、学習設計には価値があります。

英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者(指導歴約20年)

質問できないのは意欲不足ではない

質問できない背景には、知識不足だけでなく、分からない範囲が広すぎる、専門用語が分からない、正確に書こうとして止まる、コーチの時間を奪いたくないという遠慮があります。質問の完成度を上げようとするほど、相談のタイミングが遅れます。必要なのは正しい質問ではなく、止まった場所を共有することです。

質問を作る前に残す3つの事実

まず「どの教材・どの練習か」「何をしたか」「何が起きたか」を残します。たとえば、音読を20分した、3文目から音がつながらない、速度を落としても同じ箇所で止まった、という事実です。原因の説明はコーチと一緒に行えばよく、自分で診断する必要はありません。

そのまま使える相談文の型

相談文は「○○に取り組みました。△△まではできましたが、□□で止まりました。××も試しました。次は何を変えるとよいでしょうか」で十分です。「何が分からないか分かりません」と一文目に書いても構いません。音声や画面のスクリーンショットを添えられる場合は、言葉より正確に状況を伝えられます。

返事を受け取った後にすること

返事を読んだら、理解したことを長くまとめるより、提案された一つを試します。その結果を短く返すと、コーチは次の判断ができます。質問と回答を一往復で終わらせず、実践結果までつなぐことで、相談が個別指導として機能します。

英語コーチング 質問できないの考え方を整理したイラスト
英語コーチング 質問できないについて、原因から次の行動までを整理します。

立て直すための5ステップ

  1. 教材名や練習名を書く
  2. できたところと止まったところを分ける
  3. すでに試したことを一つ添える
  4. 次に変える点を一つ質問する
  5. 試した結果を短く返す
しゅみすけ(大山俊輔)

相談は答えをもらうためだけではありません。自分の観察を言葉にする練習でもあります。これは卒業後に自走するときの、大切な力になります。

英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者(指導歴約20年)

具体例

Aさんは発音練習について質問できず、三日間同じ音声を繰り返していました。そこで「Lesson 3を練習。単語では言えるが、文になると二つ目の音が消える。速度を半分にしても同じ」と送りました。コーチからは発音そのものではなく息継ぎ位置を変える提案があり、練習の詰まりが解けました。

質問できない状態を放置しないための判断表

状態 取る行動 避けたい対応
質問文がまとまらない 教材名と止まった場所だけ送る 原因の自己診断
初歩的で恥ずかしい 同じ点で何回止まったか伝える 難しい言葉への言い換え
返事を理解できない 理解できた部分と不明点を分ける 分かったふり
質問が増え続ける 今週の優先質問を一つ選ぶ 全部を一度に解決

やらない方がよい対応

避けたいのは、質問を一週間ためて長文へまとめることです。時間が経つほど、どの練習で何が起きたかを思い出しにくくなります。また、検索して正解らしい説明を見つけてから相談すると、コーチが必要とする「本人の反応」が消えてしまいます。未整理の状態を早めに共有してください。

一週間の実行例

一週間は、月曜に止まった箇所をメモし、火曜に短く送信、水曜に提案を一つ試し、金曜に結果を返す流れで十分です。週末には、同じ問題が別の教材でも起きたかだけ確認します。質問数ではなく、相談後に行動が一つ変わったかを成果とします。

コーチへ相談・見直しをする基準

コーチへ相談すべき目安は、同じ練習で二回以上止まったとき、説明を読んでも次の行動が決まらないとき、練習のたびに強い不安や疲れが出るときです。正解を知りたいだけなら調べられますが、自分の場合にどれを優先するかは対話で決める価値があります。

よくある質問

質問が多いと迷惑になりませんか?

質問回数より、同じ場所で長く止まり続けないことが重要です。短く事実を伝え、回答を試した結果まで返すとやり取りが整理されます。

文章が苦手ならどうしますか?

箇条書きや短い音声でも構いません。教材名・止まった場所・試したことの三点を優先してください。

今日できること

まず、今起きている事実を一つ、負担になっていることを一つ、次に試せそうな最小の行動を一つだけ書き出してください。感情を否定せず、観察できる情報へ変えると、相談や計画変更がしやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

計画は一度決めて守り抜くものではなく、実践結果を見ながら精度を上げるものです。小さく試し、観察し、必要なら変える。この循環が自走につながります。

英会話スクール「b わたしの英会話」・英語コーチング「be:RIZE」創業者(指導歴約20年)

関連して確認したい記事

質問を送る前に、進捗を報告しづらい週の伝え方も整理しておくと、事実を短く共有しやすくなります。

be:RIZEなら、「質問にならない違和感」から一緒に整理します

be:RIZEでは、完成した質問を待つのではなく、学習中に起きた事実から、聴く・話すのどこで処理が止まっているかを確認します。

  • 受講中の疑問を日々のチャットで共有
  • 個別セッションで、繰り返す詰まりの原因を診断
  • 確認した課題を個別カリキュラムへ反映

何を質問すればよいか分からない段階でも大丈夫です。無料相談でも、今の違和感を学習課題へ変えるところから始めます。

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