adviceとadviseの違い|名詞「助言」と動詞「助言する」の使い分け

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adviceとadviseの違いは品詞です。adviceは「助言・アドバイス」という名詞、adviseは「助言する・勧める」という動詞です。つづりは最後の1文字しか違いませんが、文の中で置ける場所と後ろに続く形が変わります。

品詞・意味代表的な形
advice名詞:助言・アドバイスgive / ask for / take advice
advise動詞:助言する・勧めるadvise 人 to do
しゅみすけ
助言という「もの」がadvice、助言する「動き」がadvise。まず名詞か動詞かを見ると、つづりに迷いにくくなるで。

adviceは「助言」という名詞

adviceは、誰かの判断や行動を助けるために伝える意見・提案を表す名詞です。give、ask for、need、takeなどの動詞と一緒によく使います。

  • Can you give me some advice?(少しアドバイスをもらえますか)
  • I need your advice.(あなたの助言が必要です)
  • She asked me for advice.(彼女は私に助言を求めました)
  • You should take his advice.(彼の助言に従った方がいいですよ)
  • That was good advice.(それはよい助言でした)

take someone’s adviceは、助言を単に受け取るのではなく「助言に従う」という意味です。adviceを相手へ渡す感覚は、giveのコアイメージともつながります。

adviceは数えない名詞

adviceは英語では不可算名詞です。そのため、普通はan adviceadvicesとは言いません。量をぼんやり表すならsome advice、一つの助言として切り分けるならa piece of adviceを使います。

不自然・誤り自然な形
an advicesome advice / a piece of advice
two advicestwo pieces of advice
many advicesmuch advice / a lot of advice
  • Let me give you a piece of advice.(一つアドバイスをさせてください)
  • He gave me two useful pieces of advice.(彼は役立つ助言を二つくれました)

数え方の考え方は、可算名詞と不可算名詞の違いで詳しく解説しています。

adviceは助言という名詞、adviseは助言するという動詞

adviseは「助言する・勧める」という動詞

adviseは、相手がよりよい判断や行動をできるように意見を伝える動詞です。「誰に助言するか」を目的語として直接置けます。

  • I advised him to wait.(私は彼に待つよう助言しました)
  • She advised me against buying it.(彼女は私にそれを買わないよう忠告しました)
  • We advise customers to book early.(お客様には早めの予約をお勧めしています)
  • Please advise me on this matter.(この件について助言をお願いします)

advise 人 to doの語順

「人に〜するよう勧める」はadvise+人+to doです。日本語では「〜することを勧める」と考えやすいのですが、英語では助言を受ける人を先に置きます。

意味・例
advise 人 to doI advised her to call.(彼女に電話するよう勧めた)
advise 人 against doingI advised him against driving.(彼に運転しないよう忠告した)
advise 人 on/about 名詞She advised us on the plan.(計画について助言した)
advise that+文They advised that we leave early.(早く出るよう勧めた)

adviseは他動詞なので、advise to waitのように助言を受ける人を抜くより、advise him to waitとするのが基本です。目的語の考え方は自動詞と他動詞の違いでも確認できます。

adviceとadviseは発音も違う

発音最後の音
advice/ədˈvaɪs/sの音(ス)
advise/ədˈvaɪz/zの音(ズ)

つづりではadviceとadvise、音では最後が「ス」と「ズ」です。名詞adviceは無声音、動詞adviseは声を出す有声音で終わります。会話では前後の語順も手がかりになります。

recommend・suggestとの違い

中心になる意味よく使う形
advise相手のために助言・忠告するadvise 人 to do
recommendよい選択肢としてすすめるrecommend 名詞 / doing
suggest案や可能性を提示するsuggest 名詞 / doing / that節
  • The doctor advised me to rest.(医師は私に休むよう助言した)
  • I recommend this book.(この本をおすすめします)
  • She suggested taking a taxi.(彼女はタクシーに乗る案を出しました)

recommendは「誰に」よりも「何をよい選択肢として出すか」に焦点があります。語順の違いはrecommendの意味・使い方も参考にしてください。

しゅみすけ
recommendは「これ、ええ選択肢やで」、adviseは「あなたはこうした方がええで」。adviseの方が相手の行動に向けた助言という感じが出やすいねん。

よくある間違い

誤り正しい形理由
Can you give me an advice?Can you give me some advice?adviceは不可算名詞
He gave me many advices.He gave me a lot of advice.通常は複数形にしない
She adviced me.She advised me.動詞のつづりはadvise
I advised to leave early.I advised him to leave early.advise+人+to do
He gave me a good advise.He gave me good advice.giveの後ろは名詞advice

一瞬で見分ける方法

  1. 助言という内容・もの? advice。
  2. 誰かに助言する動作? advise。
  3. give・need・someの後ろ? 名詞advice。
  4. 人+to doが続く? 動詞advise。
  5. 一つと数えたい? a piece of advice。

ミニクイズ

  1. Could you give me some ___?
  2. My doctor ___ me to exercise.
  3. That is useful ___.
  4. She ___ us against going there.
  5. He gave me a piece of ___.

答え:1. advice 2. advised 3. advice 4. advised 5. advice

まとめ

  • advice=名詞「助言・アドバイス」
  • advise=動詞「助言する・勧める」
  • adviceは不可算名詞なのでan advice・advicesにしない
  • 一つの助言はa piece of advice
  • 「人に〜するよう助言する」はadvise 人 to do
  • 発音はadviceが最後に/s/、adviseが/z/

adviceとadviseは、名詞か動詞かを先に判断すれば迷いません。同じように、つづりが似ていて品詞や役割が違う語は、acceptとexceptの違いでも整理できます。

知識を会話で使える英語に変えるなら

違いを理解した後は、自分が実際に相談したい内容や、人へ伝えたい助言を短い英文に置き換えて声に出しましょう。be:RIZEでは、文法や単語の理解を、自分の場面で使える英文へ変える練習まで設計します。

同じく、音が似ていてつづりを間違えやすい語にはcomplimentとcomplementがあります。「褒める」と「補い合う」の違いも続けて整理してみてください。

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