英語のsinceとuntilは、どちらも「ある状態が続く時間」を表します。違いは、時間軸のどちら側を見るかです。
sinceは過去の「起点」から今・基準時点まで。untilは今・開始点から「終点」まで。日本語訳だけで「〜から」「〜まで」と覚えるより、一本の時間線で見ると迷いません。

sinceとuntilの違いは「継続を見る端」
| 語 | コアイメージ | 見る場所 | 例 |
|---|---|---|---|
| since | スタートして、そこから続く | 過去の起点 | since 2020 |
| until | 期日までずっと続く | 未来・基準時点の終点 | until Friday |
動画でしゅみすけが語るsinceの核は、「スタートした感じと、続いている感じ」。untilの核は、「期日までの継続=〜までずっと」です。どちらにも継続がありますが、sinceは左端、untilは右端に意識を置きます。
sinceのコアイメージ|過去の起点から続いている
sinceは「いつ始まったか」を示し、その起点から今、または話の基準時点まで状態が続いている感覚を作ります。
I have known her since last year.
私は昨年から彼女を知っています。
last yearという一点から、know herの状態が今まで続いています。そのためsinceは、現在完了・現在完了進行形とよく組み合わさります。
I’ve been living in this town since this August.
私は今年の8月からこの町に住み続けています。
sinceの後ろには「時点」または「文」が来る
- since 2020:2020年から
- since last Monday:先週の月曜日から
- since I moved to Tokyo:私が東京へ引っ越してから
どれも「始まった地点」を指します。期間の長さを言うfor six yearsとは役割が違います。詳しくはforのコアイメージもあわせて確認してください。
接続詞sinceの「〜なので」も起点から考える
Since I work from home, I don’t feel tired anymore.
在宅で働いているので、もう疲れを感じません。
ここでのsinceは理由を表す接続詞です。「在宅で働く」という原因・出発点から、「疲れを感じない」という結果につながる。時間の起点から、出来事の起点へ意味が広がったと捉えると、丸暗記せず理解できます。
untilのコアイメージ|終点まで状態が続く
until(till)は、ある行動・状態が指定した終点までずっと続く感覚です。
I’ll be here until 3 p.m.
3時までずっとここにいます。
「ここにいる」という状態が3時まで切れずに続きます。untilの前には、stay、wait、work、be openなど、継続できる行動・状態がよく来ます。
- Stay here until Friday. 金曜日までここにいてください。
- Wait until he arrives. 彼が到着するまで待ってください。
- The store is open until nine. その店は9時まで営業しています。
not … untilは「その時まで起きない」
I didn’t go to bed until midnight.
私は真夜中になるまで寝ませんでした。
「寝ない」という状態が真夜中まで続き、その境目で初めて寝た、という時間線です。「真夜中までに寝なかった」ではなく、真夜中になってようやく寝たと前から捉えます。
since・until・for・byの違い
| 語 | 何を示す? | 例 | 意味 |
|---|---|---|---|
| since | 継続の起点 | since 2020 | 2020年から今まで |
| until | 継続の終点 | until Friday | 金曜日までずっと |
| for | 期間の長さ | for six years | 6年間 |
| by | 完了の期限 | by Friday | 金曜日までに |
byとuntilの違い|までに・までずっと
I’ll be here until 3 p.m.
3時までずっとここにいます。I’ll be here by 3 p.m.
3時までにはここに来ています。
untilは線、byは締め切りの点です。byは3時より前に到着しても構いませんが、untilは3時まで「いる」状態が続きます。詳しくはbyのコアイメージとuntilとの違いで解説しています。
fromとsinceの違い|単なる起点か、今までの継続か
fromも起点を示しますが、継続先が今とは限りません。from Monday to Fridayのように範囲の始まりを置けます。一方、sinceはその起点から基準時点まで続く感覚を含みます。詳しくはfromのコアイメージも参考にしてください。
会話では「一本の線」を先に思い浮かべる
日本語へ訳してからsinceかuntilかを選ぼうとすると、会話では間に合いません。まず頭の中に時間線を一本引きましょう。
- 始まった点を伝えるならsince
- 続く状態の終点を伝えるならuntil
- 長さならfor
- 締め切りならby
英語は「日本語訳のラベル」ではなく、話し手がどこに視線を置いているかを感じ取ると、リスニングでもスピーキングでも処理が速くなります。
前置詞を4時間語った動画でコアイメージを体感する
しゅみすけが英会話でよく使われる前置詞Top50を、イラストと例文で徹底的に語った約4時間の総集編です。sinceやuntilだけでなく、前置詞同士がどうつながっているかまで体感できます。
理解した英語を「使える英語」に変えるには
コアイメージが分かっても、会話で瞬時に出るようにするには、音読・オーバーラッピング・瞬間的な言い換えを自分の課題に合わせて回す必要があります。
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まとめ|sinceは起点から、untilは終点まで
- since:過去の起点から今・基準時点まで続く
- until:今・開始点から指定した終点までずっと続く
- for:続いた期間の長さ
- by:その時点までに完了する期限
前置詞全体を整理したい方は、英語の前置詞一覧|コアイメージ・意味・使い分けを図解で完全解説へ。時間表現をさらに比べたい方は、before・after・duringの違いも続けて読むと、時間軸がさらに明確になります。



