倉庫・物流センターでは、外国人スタッフや海外取引先との入荷、検品、棚入れ、ピッキング、梱包、出荷・在庫確認で英語が必要になることがあります。大切なのは難しい物流用語を大量に覚えることより、品番・数量・場所・状態を短い文で正確に確認し、差異や危険をすぐ報告する力です。
現場ですぐ使える例文は、b-cafe.netの「倉庫・物流スタッフが使う英語フレーズ」にまとめています。
倉庫・物流スタッフが英語を使う6つの場面

- 入荷:便名、伝票、パレット数、到着時刻、荷卸し場所を確認する
- 検品:品番、数量、外観、期限、ロット番号を照合する
- 棚入れ:保管場所、向き、温度帯、先入れ先出しのルールを伝える
- ピッキング:商品、数量、ロケーション、優先順位を指示する
- 梱包:箱、緩衝材、ラベル、重量、封緘方法を確認する
- 出荷・在庫:出荷数、積込、在庫差異、破損・不足を報告する
必要な4つの英語力
1.4つの情報を分けて確認する力
現場の指示は、品番(what)、数量(how many)、場所(where)、状態(condition)に分けると整理できます。一文に詰め込まず、一項目ずつ復唱して端末や帳票と照合します。
2.動作を短く具体的に伝える力
put、move、scan、check、count、pick、pack、label、load、stopのような基本動詞を使い、「何を・どこへ・いくつ」を明確に伝える力が必要です。
3.差異を事実として報告する力
数量不足、品番違い、外箱破損、在庫差異では、原因を推測する前に期待値と実数を分けて報告します。We expected 20, but received 18.のような型が役立ちます。
4.危険時に作業を止める力
荷崩れ、液漏れ、破損パレット、フォークリフト動線への侵入などでは、丁寧さより明確さが優先されます。Stop、Stay back、Do not touch itのような短い安全指示を練習します。
実務から逆算する勉強法
- 自社の入荷票、検品表、ロケーション表示、出荷指示書から頻出語を抜き出す
- 品番・数量・場所・状態を聞いて復唱する練習をする
- 基本動詞10語で現場指示を作り、指差しと組み合わせる
- 予定数と実数が違うケースを英語で報告する
- 危険を発見して作業停止・責任者への引き継ぎまで練習する
略語より現場の正式名称を優先する
SKU、FIFO、WMSなどの略語は会社や現場で運用が異なることがあります。略語だけに頼らず、社内マニュアルやシステム画面の正式表記と意味を確認し、初めての相手には言い換えも添えましょう。
在庫差異や破損の原因を推測で断定しない
数量差異、誤出荷、破損、期限違いが起きたときは、誰の責任かを先に決めず、品番、ロット、予定数、実数、場所、写真、時刻を記録します。隔離・再検品・出荷停止などの正式な判断は責任者へつないでください。
まとめ
倉庫・物流スタッフに必要な英語は、品番・数量・場所・状態を分けて確認し、短い動詞で作業を伝え、差異と危険をすぐ報告する英語です。具体的な会話表現は「倉庫・物流スタッフが使う英語」も活用してください。



