英語で一文は言えても、その先が続かない。そんなときに役立つのが接続詞です。接続詞は難しい長文を作る道具ではなく、すでに作れる短い文と短い文の関係を示す言葉です。
たとえば、I was tired. と I cooked dinner. が言えるなら、二文の間に but を置くだけで「疲れていたけれど、夕食を作った」と話を広げられます。
1-e1785721031477.jpg)
接続詞は、最初から長文を組み立てるために覚える必要はありません。まず短い一文を完成させ、「追加したい」「理由を言いたい」「条件を置きたい」と思ったところで、関係に合う一語を選びましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)

日常英会話でよく使う接続詞15選
日常会話で使いやすい15語を、「何を言い足したいか」で整理しました。単語をクリックすると、be:RIZEの個別解説・比較記事、またはb-cafe.netの完成表現の記事へ進めます。
| 関係 | 接続詞 | 会話での役割 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 追加 | and | もう一つ情報を足す | I work from home, and my husband works at an office. |
| 対比 | but | 予想と反対のことを続ける | I was tired, but I cooked dinner. |
| 選択 | or | 二つ以上の選択肢を出す | We can walk or take a taxi. |
| 結果 | so | 原因のあとに結果を置く | It was raining, so we stayed home. |
| 理由 | because | 出来事の理由を足す | I stayed home because I was tired. |
| 条件 | if | 「もし〜なら」と条件を置く | If it rains, I’ll stay home. |
| 時 | when | 出来事が起こる時を置く | Call me when you arrive. |
| 前 | before | ある出来事より前を示す | Wash your hands before you eat. |
| 後 | after | ある出来事より後を示す | I’ll call you after I get home. |
| 同時 | while | 二つの出来事が同時に進む | I listened to music while I cooked. |
| 譲歩 | though | 不利な条件を認めて本題を続ける | Though I was nervous, I enjoyed it. |
| 内容 | that | 思う・知る・聞く内容を後ろに置く | I think that she’s right. |
| 起点・理由 | since | 起点、または共有済みの理由を置く | I’ve lived here since I got married. |
| 同時・理由 | as | 二つの出来事や事情を重ねる | As I was leaving, the phone rang. |
| 否定条件 | unless | 「〜でない限り」と例外条件を置く | I won’t go unless you come with me. |
まずは7語|and・but・or・so・because・if・when
15語を一度に覚える必要はありません。最初は、追加の and、対比の but、選択の or、結果の so、理由の because、条件の if、時の when の7語で十分です。
- I like coffee, and I drink it every morning.
- I like coffee, but I don’t drink it at night.
- We can have coffee or tea.
- I was sleepy, so I ordered coffee.
- I ordered coffee because I was sleepy.
- If you want coffee, I’ll make some.
- Let me know when you’re ready.
同じ題材を接続詞だけ変えて言い直すと、単語の訳ではなく「前後の関係」が見えるようになります。25語を体系的に確認したい場合は、親記事の英語の接続詞一覧|and・but・because・ifなど基本25語の使い方を参照してください。
before・after・while|出来事を時間軸に並べる
before、after、while は、二つの出来事を時間軸の上に置きます。後ろに名詞だけが続く場合は前置詞、主語+動詞が続く場合は接続詞です。
before dinner(夕食の前に)
before I eat dinner(私が夕食を食べる前に)
この見分け方は、日常英会話でよく使う前置詞20選と、副詞節の解説を行き来すると整理しやすくなります。
though・unless|会話に例外や条件を足す
though は「〜だけれど」と不利な事情を認めたうえで本題へ進みます。unless は「〜でない限り」と、成立しない例外条件を示します。
Though it was expensive, I bought it.(高かったけれど、買いました)
I won’t buy it unless I really need it.(本当に必要でない限り、買いません)
unless の語順や if not との違いは、b-cafe.netのunlessの意味・使い方とif notとの違いで掘り下げています。
that・since・as|思考・起点・事情を文に埋め込む
that は「何を思う・知る・聞くのか」という内容を一つのまとまりにします。since は時間の起点、as は二つの出来事や事情を重ねるのが中心です。意味が複数ある語ほど、日本語訳を一つに固定せず、前後の関係を見ます。
1-e1785721031477.jpg)
会話で迷ったら、正確な接続詞を探し続けるより、まず二つの短文に戻りましょう。二文が言えれば会話は成立します。そのあとで、追加・対比・理由・条件・時間のどれかを選べば、自然に一段長くできます。
しゅみすけ(大山俊輔)
練習法|一文を作ってから一つだけ足す
- 一文目を作る:I stayed home.
- 二文目を作る:I was tired.
- 関係を選ぶ:理由なので because。
- つなぐ:I stayed home because I was tired.
一文の骨格がまだ不安定なら、先に日常英会話で自分のことを話す英文法10選で短文を作り、その後にこの記事の接続詞を一つ足してください。動詞は日常英会話でよく使う基本動詞30選、助動詞は日常英会話でよく使う助動詞12選から選べます。
まとめ|接続詞は「長文」ではなく「関係」を作る
日常英会話で最初に使いたいのは、and, but, or, so, because, if, when の7語です。慣れたら、時間の before, after, while、譲歩の though、内容の that、起点・事情の since, as、否定条件の unless を加えます。
覚える中心は日本語訳ではなく、前後を「追加・対比・選択・結果・理由・条件・時間」のどの関係でつなぐかです。短い一文を二つ作り、最後に関係を選ぶ。この順番なら、知っている単語のまま話を広げられます。




