wholeの意味・使い方|all・entireとの違いとthe whole・語順を例文解説

wholeの意味と使い方を完全なケーキと一日で示すアイキャッチ

wholeのコアイメージは「一つのものを部分に分けず、一まとまりの全部として見る」です。 the whole book(その本を丸ごと)、my whole life(私の人生すべて)、a whole week(丸一週間)のように使います。allも「全部」を表しますが、wholeは一つの完全なまとまりに焦点を当てます。

しゅみすけ(大山俊輔)

wholeは、一つのものを切り分けずに「端から端まで全部」と見る言葉です。丸ごとのケーキや、一日を朝から夜まで一まとまりにした様子を思い浮かべると理解しやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

wholeの意味とコアイメージ

wholeは形容詞で「全体の」「丸ごとの」「完全な」という意味です。もともと一つと考えられる人・物・期間を、欠けた部分のない完全な単位として見せます。

  • I read the whole book.
    私はその本を最初から最後まで読みました。
  • She ate the whole cake.
    彼女はケーキを丸ごと食べました。
  • We spent the whole evening talking.
    私たちは夜の間ずっと話して過ごしました。

wholeの語順|the whole・my whole・a whole

wholeは通常、冠詞・所有格・指示詞の後ろ、名詞のに置きます。

意味
the whole+名詞the whole storyその話のすべて
所有格+whole+名詞my whole life私の人生すべて
this/that+whole+名詞this whole areaこの地域全体
a whole+単数名詞a whole week丸一週間
  • The whole team agreed.
    チーム全体が同意しました。
  • My whole family lives nearby.
    家族全員が近くに住んでいます。
  • This whole process takes time.
    この工程全体には時間がかかります。
  • I waited for a whole hour.
    私は丸一時間待ちました。

× whole the dayではなく、○ the whole dayです。allはall the studentsのように冠詞より前に置けるため、語順の違いに注意しましょう。

wholeとallの違い

wholeは一まとまり全部、allは範囲の全部を表す違いの図解
wholeは一つのまとまりを丸ごと、allは対象となる範囲を余さず全部見ます。
表現焦点よく使う名詞
whole一つのまとまりを丸ごと単数可算名詞・期間
all決めた範囲のすべて複数名詞・不可算名詞

The whole class was quiet.
クラス全体が静かでした。

All the students were quiet.
生徒は全員静かでした。

whole classはクラスを一つの集団として見ています。all the studentsは、その範囲にいる生徒を余すところなく見ています。allの使い方はallのコアイメージで詳しく確認できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

all dayとthe whole dayは、どちらも「一日中」と言えます。all dayは時間の範囲を埋める感覚、the whole dayは一日というまとまりを丸ごと使った感覚です。会話では重なる場面も多くあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

all dayとthe whole dayの違い

どちらも「一日中」ですが、見せ方が少し異なります。

  • It rained all day.
    一日中、雨が降りました。
  • It rained the whole day.
    その一日を通してずっと雨でした。
  • I’ve known her all my life.
    私は生まれてからずっと彼女を知っています。
  • I spent my whole life here.
    私は人生のすべてをここで過ごしました。

all dayは冠詞なしで使い、the whole dayはtheが必要です。会話ではall dayのほうが簡潔でよく使われます。wholeには「丸々それだけかかった」という長さの強調もあります。

wholeとentireの違い

wholeとentireは多くの場面で言い換えられます。entireも「全体の・完全な」ですが、wholeより少し硬く、完全性や範囲の徹底を強調しやすい言葉です。

  • I read the whole report.
    報告書を全部読みました。(自然で一般的)
  • I reviewed the entire report.
    報告書全体を確認しました。(やや硬く徹底した響き)
  • The entire building was evacuated.
    建物全体から避難しました。

wholeは日常会話でも非常によく使われます。entireは仕事の報告、説明、公式な文章でも使いやすい表現です。ただし意味の重なりは大きく、常に明確な差が出るわけではありません。

wholeを名詞として使う|as a whole・on the whole

wholeは「全体」という名詞にもなります。

  • We need to look at the problem as a whole.
    その問題を全体として見る必要があります。
  • The team performed well as a whole.
    チームは全体として良い働きをしました。
  • On the whole, the event was successful.
    全体として、そのイベントは成功でした。

as a wholeは「個々ではなく全体として」、on the wholeは「全体的に見れば・概して」です。on the wholeは一部に例外や問題があっても、総合評価を述べるときに使います。

wholeでよくある間違い

  • × whole the book
    the whole book
  • × a whole books
    a whole book
  • × whole students
    all the students
  • × the whole information
    all the information

wholeは基本的に、一まとまりとして見られる単数可算名詞と相性がよい言葉です。複数の人・物をすべてと言う場合や、information・moneyのような不可算名詞ではallが自然です。名詞の数え方は可算名詞と不可算名詞の違いも参考にしてください。

まとめ|wholeは一まとまりを丸ごと見る

wholeは、一つのものを部分に分けず、完全なまとまりとして全部見る言葉です。the whole book、my whole life、a whole weekのように、冠詞や所有格の後ろに置きます。範囲のすべてを見るallに対し、一つのまとまりを丸ごと見るwholeと考えると、意味と語順を一緒に整理できます。

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