英文法を勉強しているのに、自分のことを話そうとすると言葉が出てこない。そんな経験はありませんか。
原因の一つは、文法を「現在形・過去形・不定詞」という単元名で覚え、自分が何を伝えたいときに使うのかが結びついていないことです。
しゅみすけ(大山俊輔)
英文法は、試験問題を解くための分類ではなく、自分の状態・時間・気持ち・理由を相手に見せるための骨格です。
この記事では、日常英会話で自分のことを話すための英文法10個を、「何を話せるようになるか」から整理します。
自分のことを話す英文法10選
| No. | 話したいこと | 使う文法 | 自分で使う一文 |
|---|---|---|---|
| 1 | 状態を話す | be動詞+名詞・形容詞 | I’m tired today. |
| 2 | 習慣を話す | 現在形 | I usually work from home. |
| 3 | 今していることを話す | 現在進行形 | I’m waiting for a friend. |
| 4 | 昨日のことを話す | 過去形 | I went to Yokohama yesterday. |
| 5 | 予定を話す | will・be going to | I’m going to cook tonight. |
| 6 | 経験を話す | 現在完了形 | I’ve been to New York twice. |
| 7 | 希望・目的を話す | to不定詞 | I want to improve my English. |
| 8 | 好きなことを話す | 動名詞 | I enjoy watching movies. |
| 9 | 理由や条件を足す | 接続詞 because・if・when | I stayed home because it was raining. |
| 10 | 質問・否定で会話を続ける | 疑問文・否定文 | What do you do on weekends? |
1.今の自分を話す|be動詞
会話の入口は、今の状態・立場・居場所です。be動詞の後ろに名詞・形容詞・場所を置くだけで、自分について短く話せます。
- I’m a little tired.(少し疲れています)
- I’m a business owner.(会社を経営しています)
- I’m at home now.(今は家にいます)
2.普段の生活を話す|現在形
現在形は「今この瞬間」より、普段の習慣・変わりにくい事実を表します。
- I get up at seven.(7時に起きます)
- I work in Shibuya.(渋谷で働いています)
- I often cook dinner.(よく夕食を作ります)
3.今の途中を話す|現在進行形
be動詞+ingは、動作の途中に視点を置きます。
- I’m working right now.(今、仕事中です)
- I’m looking for my keys.(鍵を探しています)
- I’m learning English.(英語を学んでいます)
4.昨日・先週のことを話す|過去形
過去形は、出来事を「今から切り離された過去の場面」に置きます。
- I met a friend yesterday.(昨日、友人に会いました)
- We had lunch in Ginza.(銀座で昼食を食べました)
- I didn’t sleep well.(よく眠れませんでした)
5.これからの予定を話す|will・be going to
willはその場の意志・見通し、be going toはすでに向かっている予定・流れを表します。
- I’ll call you later.(あとで電話します)
- I’m going to visit my mother this weekend.(今週末、母を訪ねる予定です)
6.経験と今のつながりを話す|現在完了形
have+過去分詞は、過去の出来事を履歴・結果・継続として今の領域に持っています。
- I’ve been to New York twice.(ニューヨークへ2回行ったことがあります)
- I’ve known her for ten years.(彼女とは10年来の知り合いです)
- I’ve just finished work.(仕事が終わったところです)
7.希望と目的を話す|to不定詞
toは未来の行為へ向かう矢印です。want・need・planなどの後ろに置くと、これからしたいことを表せます。
- I want to travel more.(もっと旅行したいです)
- I need to get some rest.(少し休む必要があります)
- I went out to buy coffee.(コーヒーを買いに外出しました)
8.好きな行為を話す|動名詞
動詞+ingを行為のまとまりとして扱うと、趣味・好き嫌い・経験を話せます。
- I enjoy watching old movies.(古い映画を見るのが好きです)
- I like walking by the sea.(海辺を歩くのが好きです)
- I started learning English again.(英語をまた学び始めました)
9.理由・条件・時間を足す|接続詞
短い一文にbecause・if・whenを加えると、理由や条件まで説明できます。
- I stayed home because I was tired.(疲れていたので家にいました)
- If it’s sunny, I’ll go for a walk.(晴れたら散歩します)
- Call me when you get home.(家に着いたら電話してください)
10.相手に返し、会話を続ける|疑問文・否定文
自分のことを話すだけでなく、相手へ質問を返すと会話になります。
- What do you do on weekends?(週末は何をしますか)
- Did you have a good day?(よい一日でしたか)
- Are you working tomorrow?(明日は仕事ですか)
- I don’t work on Sundays.(日曜日は働きません)
しゅみすけ(大山俊輔)
文法を一単元ずつ完璧にしてから話す必要はありません。「今日は過去形で昨日を3文」のように、伝える内容と文法を結びつけてください。
10の英文法を会話に変える練習法
ステップ1.今日・昨日・明日の3行を書く
- Today: I’m working from home.
- Yesterday: I had dinner with a friend.
- Tomorrow: I’m going to the gym.
ステップ2.理由を一つ加える
I’m working from home because I have an online meeting.のように、becauseで短い説明を足します。
ステップ3.同じ内容を質問にする
Are you working from home today?、What did you do yesterday?、What are you going to do tomorrow?と相手への質問へ変えます。
単語・助動詞・前置詞と組み合わせる
文法は骨格ですが、実際の一文には部品も必要です。動作を選ぶなら日常英会話の基本動詞30選、話し手の距離・確信・圧を足すなら日常英会話の助動詞12選、場所・時間・方向を示すなら日常英会話の前置詞20選へ進んでください。
さらに、難しい日本語を知らない英単語一語へ置き換えるのではなく、短い英文へ分解する考え方は、b-cafe.netの「知っている英語でなんとかする」各記事にもつながります。
まとめ|英文法を「自分が話せること」で覚える
英文法10個を、単元名だけで覚える必要はありません。be動詞で今の状態、現在形で習慣、過去形で昨日、未来表現で予定、現在完了形で経験を話せます。
文法を学んだら、その形で自分について一文作る。この小さな接続を繰り返すと、英文法は知識から会話の骨格へ変わります。





[…] 自分のことを話す英文法10選で一文の骨格を作り、この記事で状態を選び、副詞20選の really や still で強さ・継続を足します。理由を続けるなら接続詞15選の because が使えます。 […]