meanのコアイメージは「意味する」だけではない|What do you mean?・I meanの使い方

meanのコアイメージ。本当に言いたいことを指し示すイラスト

meanを見ると、まず「意味する」という日本語が浮かぶ方が多いと思います。 もちろん、それで合っています。ただ、会話でmeanを使おうとすると、What do you mean?I mean …I didn’t mean to …など、訳がバラバラに見えてきませんか? 「どういう意味?」「つまり」「〜するつもりはなかった」……。これを一つずつ暗記するのは、正直しんどいですよね。 でも、meanのコアイメージを「本当に言いたいことを指し示す」と捉えると、全部が一本の矢印でつながります。今回は、しゅみすけのYouTubeスクリプトをもとに、会話でよく使うmeanをやさしく整理していきます。

この記事の結論 meanは、表面に出た言葉・行動・出来事から、その奥にある意図・意味・大切さへ矢印を伸ばす動詞です。

meanのコアイメージは「本当に言いたいこと」

しゅみすけの基本動詞解説では、meanのコアイメージを「本当に言いたいこと」と整理しています。 たとえば、誰かが何かを言ったとします。でも、口から出た言葉と、その人が本当に伝えたい内容は、必ずしも同じ形ではありません。 そこでmeanが登場します。 表に出た言葉 → その人が本当に言いたいこと この矢印を作るのがmeanです。「意味する」という訳だけを見るよりも、ずっと会話の感覚に近いんですね。
meanのコアイメージ。本当に言いたいことを指し示すイメージをWhat do you mean?、I mean、I didn’t mean to、mean a lotで図解
meanは、言葉や行動の表面から「本当に言いたいこと・意図」へ矢印を伸ばします。

What do you mean? は「あなたが本当に言いたいことは?」

meanの感覚が最も分かりやすいのが、こちらです。
What do you mean? どういう意味ですか?/何が言いたいの?
直訳を覚えるより、「あなたの言葉が指している、本当の内容は何?」と捉えてみてください。 相手の発言が曖昧だったとき、意図が読めなかったとき、少し驚いたときにも使えます。ただし、声のトーンによっては「何が言いたいん?」と強く聞こえることもあります。 やわらかく確認したいなら、次のように言えます。
What exactly do you mean? 具体的には、どういう意味ですか? What do you mean by “simple”? 「simple」というのは、どういう意味ですか?
by …をつけると、「その言葉で何を指しているの?」と確認する範囲を絞れます。

I mean … は「えっと」ではなく「私が言いたいのは」

海外ドラマや日常会話では、I meanが本当によく出てきます。日本語字幕では「えっと」「つまり」「というか」などと訳されますが、根っこは同じです。 「私が本当に言いたいのは、こっちです」と、発言の矢印を調整しているんですね。
I mean, he’s a good person. というか、彼はいい人なんです。 It’s, I mean, it’s nothing. I’m fine. いや、その、何でもない。大丈夫です。
話しながら補足したり、言い直したり、表現を少し正確にしたりするときに便利です。

I meanで言い直す

Let’s meet on Thursday—I mean, Friday. 木曜日に会いましょう。いや、金曜日です。
最初に出た言葉から、本当に言いたかった内容へ矢印を引き直しています。だから「いや」「というか」という日本語になるわけです。

What I mean is … で本題をはっきり示す

What I mean is that we need more time. 私が言いたいのは、もっと時間が必要だということです。
What I mean is …は、I meanよりも「本当に伝えたい内容」をはっきり取り出す表現です。誤解を解きたいときや、大事な結論を伝えたいときに役立ちます。

You mean …? は相手の意図を確認する

You mean …?は、相手が言った内容を自分の言葉でまとめて、「つまり、こういうこと?」と確認する表現です。
You mean we have to start over? つまり、最初からやり直さないといけないってこと? Do you mean this one? これのことですか?
ここでも、相手の発言から「本当に指している内容」へ矢印を伸ばしています。 ちなみに、検索でもよく見かけるWhat are you mean?は誤りです。meanはここでは一般動詞なので、正しくはWhat do you mean?です。

mean to doは「〜する意図を持っている」

meanの後ろにto doが来ると、「〜するつもりである」「〜する意図がある」という意味になります。
I mean to finish this today. 今日はこれを終わらせるつもりです。
to doが示す行動へ、話し手の本当の意図が向いている。そう考えると自然です。 実際の会話では、否定形が特によく使われます。
I didn’t mean to upset you. あなたを動揺させるつもりはなかったんです。 I didn’t mean to make you angry. 怒らせるつもりはなかったんです。
相手を傷つけたり怒らせたりした結果は起きた。でも、自分の意図の矢印はそこへ向いていなかったと伝えているわけです。 makeのコアイメージも一緒に押さえると、make you angryが「あなたを怒った状態に作り変える」と理解しやすくなります。

be meant toは「その目的へ向けられている」

be meant to doは、「〜することになっている」「〜するためのものだ」という意味で使われます。
This button is meant to stop the machine. このボタンは機械を止めるためのものです。 We’re meant to be here at nine. 私たちは9時にここへ来ることになっています。
人や物に設定された目的・予定が、to以下へ向いているイメージです。文脈によっては「本来〜するはず」と訳されますが、これもコアイメージからの派生です。

mean+名詞・that節は「その意味を指す」

単語・記号・出来事が何を表すのかを説明するときにもmeanを使います。
What does this word mean? この単語はどういう意味ですか? A red light means stop. 赤信号は止まれという意味です。 This means that we need a new plan. これは、新しい計画が必要だということを意味します。
単語なら「文字列 → 内容」、赤信号なら「赤い光 → 止まれ」、出来事なら「現在の状況 → 導かれる結論」。対象が変わっても、何かが別の内容を指し示す矢印は同じです。

mean doingは「その結果を伴う」

mean doingは、「〜することを意味する」「〜する結果を伴う」という使い方です。
Taking this job means moving to Osaka. この仕事を引き受けることは、大阪へ引っ越すことを意味します。 Missing the train means waiting another hour. その電車を逃すと、もう1時間待つことになります。
ある選択や出来事から、その先に必然的についてくる内容を指し示しています。 mean to doは「意図がto以下へ向く」、mean doingは「状況がdoingという結果を指す」。この違いを矢印で整理すると、暗記しやすくなります。

mean a lot to meは「自分にとって大きな意味を持つ」

You mean a lot to me. あなたは私にとって、とても大切な存在です。 Your support means a lot to us. あなたの支援は、私たちにとって大きな意味があります。
a lotは「たくさん」。その人や行動が、自分の心の中でたくさんの意味・価値を指し示しているため、「とても大切」という日本語になります。 反対に、It means nothing to me.なら「私には何の意味もない」「私には重要ではない」です。

形容詞のmeanは「意地悪な」

ここまで説明したmeanは動詞ですが、形容詞では「意地悪な」「ひどい」という意味があります。
That’s mean. それは意地悪だよ。 Don’t be mean to him. 彼に意地悪しないで。
It means …のmeansは動詞ですが、That’s mean.のmeanは形容詞です。似た見た目でも役割が違うので、文の形で見分けましょう。

meanとthinkの違い

meanとthinkは、どちらも頭の中に関わるため混同されることがあります。でも、注目している場所が違います。
  • think:頭を動かして、考えや判断を作る
  • mean:言葉や行動が、本当に指している内容を示す
I think we should leave. 帰ったほうがいいと思います。 I mean we should leave now. 私が言いたいのは、今帰るべきだということです。
thinkは判断を作る動き。meanは、その判断を含めて「私が伝えたい内容はこれ」と示す動きです。詳しくはthinkのコアイメージも読んでみてください。

meanの活用はmean–meant–meant

meanは不規則動詞です。
  • 原形:mean
  • 過去形:meant
  • 過去分詞:meant
meantの発音は「ミーント」ではなく、/ment/に近い音です。I meant what I said.なら「私は言ったことを本気で言いました」という意味になります。

動画で基本動詞のイメージをまとめて確認

meanは、しゅみすけのYouTube動画「【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】」でも解説しています。meanだけでなく、会話で頻出する基本動詞をコアイメージでまとめて確認できます。
https://www.youtube.com/watch?v=e-TEo9BBfKw
YouTubeで動画を見る

まとめ|meanは「本当に言いたいこと」への矢印

最後に、meanの使い方をコアイメージへ戻して整理しましょう。
  • What do you mean?:あなたが本当に言いたいことは何?
  • I mean …:私が言いたいのは……
  • You mean …?:つまり、こういうこと?
  • mean to do:その行動をする意図がある
  • mean doing:その結果を伴う
  • mean a lot:大きな意味・価値を持つ
日本語訳は違って見えても、すべて「表に出たものから、本当に指している内容へ矢印を伸ばす」という感覚でつながっています。 英語を話すときに、日本語訳を一つずつ探していると、どうしても口が止まりやすくなります。be:RIZEでは、今回のようなコアイメージも使いながら、知識を実際の会話で取り出せる形に整えていきます。
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文字や記号が「何を表すか」を尋ねるstand forとの違いは、standのコアイメージで例文付きで解説しています。

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